名前:よってけ まるとみ
場所:〒094-0011 北海道紋別市港町6-5-8
地図はこちらからどうぞ
交通手段:オホーツク紋別空港 車で約15分
営業時間:11:00~14:30、17:30~20:30 毎週水曜日
また行きたい度:=☆☆☆=水産卸直送の鮮度を味わう漁港グルメ食堂
外部リンク:よってけ まるとみの食べログページへのリンク
備忘録:
(2025/12/04記載)
2025年11月下旬の休日に女満別エリアを訪れた際に利用した。
女満別エリアは定期的に訪問しており、そこから足を延ばして北見や紋別まで来ているのだが、今回は興部のソフトクリームを食べに行く途中のランチタイムに紋別でランチ。
色々調べてみたのだがなかなかピンとくる店がなく、その中でも水産加工会社直営のこちらの店が評判良さそうだったので行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は紋別漁港内に近いエリアで、今回は女満別から国道239号線で紋別まで向かったのでかなり時間がかかったが、オホーツク紋別空港からであれば車で約15分程度の距離。
また、ナビで目的地設定をすればしっかりとお店の前まで連れて行ってくれるので、ナビ任せでも安心。
なお、こちらの店舗は鮮魚店に併設されており、その横に10台程度駐車できる専用の駐車場が用意されている。

こちらは店舗外観の写真。
飲食店の建物は海産物直売所に併設されており、写真左側は海産物直売所への入り口。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は三連休初日の土曜の12時前に訪問。
三連休ということで観光客で混雑するかと思って向かったが、実際には先客が5組程度で席はまだ何か所か空いており、待たずに入店できた。
店内は昔ながらの定食店という感じで、少し年季が入った造りとなっている。
また建物自体の構造も面白く、店内入るとカウンター席が6席と4名で利用できる座卓が3卓ある小上がりのスペースがある。
そして奥に進むと階段で中二階的な高さまで上がり、そこにもカウンター席や座敷があるようで、トータルキャパは30名弱という感じになっている。
我々が到着した時間帯は昼食の時間帯ということもあり比較的入れ替えが発生しており、食事を終えて出た分だけ新たに入店してくるという感じで、我々が食事を終えて出る13時頃まで待ちは発生しなかった。
三連休とはいえ、このエリアの観光トップシーズンが過ぎているためと思われるが、以前もう少し早い時期にこのエリアを訪れた際はかなり活気があったので、時期によっては昼食時間帯をずらしての来店の方が良いかも知れない。

こちらが店舗入り口。
雪国仕様ということで、外に接している入口を入った先に待合スペースがあり、店舗はさらにその先の扉をくぐった先にとなる。

そして、その後ろ側には小上がりスペースがあり、パーティションでテーブルごとに仕切れるようなアレンジとなっている。

地元の新鮮な魚介が破格で売られており購入したいところなのだが、生ものということもあり泣く泣く断念。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は水産加工会社直営のお店ということもあり、メニューは当然海鮮系が中心となる。
また、お昼時限定のランチメニューもあるので、今回はそちらの中からセレクト。
ランチメニューは定食、丼もの、焼き物など、海鮮系のお店で食べたいと思うメニューが一通り揃っている感じ。
今回はその中から外せない定番メニューとして「海鮮丼(2650円)」をセレクト、同行者は定食メニューから「ほっけの開き定食(1530円)」をセレクトしてオーダー。
そしてメニュー表には掲載されておらず店内の黒板に書かれていた「サロマ湖産の生ガキ(320円)」もオーダーした。
定番もののメニュー以外の季節ものメニューは店内入った左側の黒板に記載されているのでこちらも要チェック。

今回は車だったので飲めなかったが、ドリンク系のメニューも用意されている。

こちらは店内入って左側にある黒板のメニュー。
日替わりの焼魚や海鮮丼のネタなどが書かれている。

お米は北海道産の「おぼろづき」という品種を使用しているとのこと。
オーダーしてから待つこと15分程度で料理が提供された。

こちらが「海鮮丼」。
この日はボタンエビ、タコ、サーモン、ホタテ、鯛、しめ鯖、ツブ貝、とびっこ、いくらの9種類が贅沢に盛られていた。
いずれのネタも上質で美味しいのだが、その中でも印象に残ったのはボタンエビやホタテ、しめ鯖など。
ボタンエビは海老味噌含めとにかく甘く濃厚、ホタテは冷凍ものでは味わえない貝柱のシャキシャキっとした食感、そしてしめ鯖は酢で締めたとは思えない脂感が特徴的。
そしていくらは濃いめの醤油漬けとなっていることもあって、ご飯がどんどんすすんでしまう。

こちらは「ほっけの開き定食」。
割りばしのサイズと比較して分かる通り、立派な大きさのホッケが丸々一匹乗せられている。

そのホッケは驚くほど脂がのっており、身もジューシーで柔らかい。
そして身だけでなく骨もカリッと焼き上げられており、残す部分なく丸々一匹をきれいに平らげられる。

こちらは「サロマ湖産生ガキ」。
北海道の厚岸や仙鳳趾などの牡蠣と比較すると牡蠣特有の香りは控えめではあるが、逆に臭みのない柔らかい味わいとなっている。
とは言え牡蠣の濃厚風味と少し強めの塩分が美味しく、育つ地域で味わいが変わることが良くわかる味わいであった。
<まとめ>
今回は2名で5000円弱と、昼食にしてはそれなりの金額ではあるが、提供された料理のボリュームとクオリティーから考えれば決して高くはない。
「海鮮丼」はボタンエビ、タコ、サーモン、ホタテ、鯛、しめ鯖、ツブ貝、とびっこ、いくらの9種類が贅沢に盛られており、いずれのネタも上質で美味しい。
ただ、その中でも印象に残ったのは海老味噌含めとにかく甘く濃厚なボタンエビや、冷凍ものでは味わえない貝柱のシャキシャキっとした食感が美味しいホタテなど。
そしていくらは濃いめの醤油漬けとなっていることもあって、ご飯がどんどんすすんでしまう。
もう一品の「ほっけの開き定食」のホッケは1人だとちょっと多いかなと思うくらいのボリューム感のもの。
驚くほど脂がのっており、身もジューシーで柔らかく、身だけでなく骨もカリッと焼き上げられており、残す部分なく丸々一匹を切れに平らげられる。
水産加工会社直営ということで魚介の鮮度や質は間違いないので、紋別に行った際には文字通り「よってけ」という感じのお店であった。
なお、併設されている直売所では鮮魚だけでなく一夜干しなども売られており、網走エリアで購入するよりも安く買えるので、食事を済ませた帰りがけには是非とも立ち寄っておきたい。
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