横浜ロイヤルパークホテル宿泊記 (2025/03) =エグゼクティブラウンジ編=


名前:横浜ロイヤルパークホテル

場所:〒220-8173 横浜市西区みなとみらい2-2-1-3
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR根岸線 桜木町駅 直結徒歩5分

また行きたい度:=☆☆☆☆=横浜エリア唯一無二の地上200メートル以上からの絶景を楽しめる老舗ホテル

外部リンク横浜ロイヤルパークホテルの公式ページへのリンク

備忘録

(2025/03/18記載)
こちらのホテルは1993年に開業したこともあり既に開業から30年を経過。
それもあり、2025年3月31日をもって一旦閉館しリニューアル工事を行うという話を2023年から聞いていたのだが、いよいよその日が近づいてきたこともあり改めて2025年3月上旬に宿泊することにした。

こちらのホテルは客室最上階の67階のみに設定されている「ザ・トップ」、その下の65階と66階に設定されている「ザ・クラブ」、60階から64階の「アトリエ」、そして「レギュラー」の4つのクラスに分けられている。
なんとなく「ザ・トップ」が一番高いカテゴリーかと思うが、実は「ザ・クラブ」の方がカテゴリー的には上になっており、こちらのフロアはいわゆるラウンジを利用できるフロア。
今回は最後ということもありエグゼクティブラウンジを利用できる「ザ・クラブ」のフロアを選択した。

また、部屋のタイプもダブル・ツインのカテゴリーとコンフォート・デラックス・コーナーの組み合わせに加えてスイートルームと、8種類以上のタイプがある。
さすがに客室が600を超えるホテルだけにとにかく部屋選びに困るが、今回はダブルの部屋、かつ少し広めの部屋が良かったので以前別のフロアで宿泊した事がある「コーナーダブル」の部屋を予約。

客室編のインプレはこちらで掲載。

エグゼクティブラウンジは「ザ・クラブ」の客室がある65Fに位置している。
ただ、ラウンジへの入口は66Fとなっており、このフロアはカードキーなくともアクセスが可能となっており、チェックインの際には66Fからアクセスする。
こちらのラウンジは7:00~10:00までが朝食、11:00~15:00までがティータイム、15:00~18:00までがアフタヌーン、そして18:00~21:00までがイブニングタイムとして利用可能。
なお、特徴的なのは、朝食を含むどの時間帯でもビールが楽しめること。
色々なホテルのエグゼクティブラウンジを利用してきたが、朝食時間帯からビールを楽しめるところはあまり聞いたことがなく、なかなか面白いサービスとなっている。


66Fは「ザ・クラブ」の客室とエグゼクティブラウンジのメインの入口となっている。


エレベーターホールの先にはエグゼクティブラウンジへの入口があり、チェックインとチェックアウトはこちらで出来るようになっている。


なお、ラウンジエリア自体は65Fにあり、吹き抜けとなっており開放的。


チェックインを済ませラウンジスペースのある65Fへと階段を下っていく。

こちらのラウンジエリアは2フロアを使った吹抜けになっており特徴的。
但し、ラウンジスペースそのものはそこまで広くなく、窓に面したカウンター席が10席程度、窓に面した2名掛けのテーブルが3卓、その他の席はラウンジエリア中央付近に2名卓で10卓程度、その他には4名で使えるソファー席が1卓と、トータルキャパは60席あるかないかと言ったところ。
それもあり、ラウンジの造りは両サイドの壁に鏡が張られ広く見せるような工夫がされている。


こちらがラウンジエリア。
吹抜けということで天井高で開放的ではあるが、他のホテルのラウンジエリアと比較するとそもそものスペースは狭い印象。


ラウンジエリアはホテル全体のイメージと同様にとてもクラシカルな雰囲気となっている。


窓側にはカウンター席が用意されているが、こちらのホテルのラウンジで過ごすならば外の景色を楽しめるカウンター席がオススメ。


ラウンジはシティービュー側にあるため、カウンター席に座れば夜になると夕焼けと共に横浜の市街地の景色を楽しむことが出来る。


写真の奥側に見えるのがビュッフェコーナー。
カクテルタイムや朝食時にはこちらに食事が用意される。


ラウンジエリアの端にはバーカウンターがあり、カクテルタイムはこちらでセルフサービスのカクテルを作れる。
そして朝食の時間帯にはライブクッキングコーナーとなる。

まずは15:00からのアフタヌーンタイムに利用すべく15時過ぎにラウンジに向かったがなんと満席。
ラウンジそのものがあまり広くないことと、休業を前にクラブフロアの宿泊者数含めて利用客がかなり増えているという話は聞いていたので、先にスパを利用して空き次第案内してもらうことに。
16時過ぎにスパから戻りがてら空き状況を聞いてみると引き続き満席との事だったが、部屋に戻って間もなく席が準備出来たとの連絡を受けた。


こちらがビュッフェエリアの写真。
アフタヌーンティーの時間帯にはクッキーやサンドイッチなどの軽食が用意されている。


こちらにはポテトチップスや柿の種、かりんとうなどのお菓子が用意されている。


その他にはマカロンやクッキーなど、紅茶にマッチするお菓子も用意されている。


そして軽食としてサンドイッチやプチケーキなどもあり、小腹を少し満たすには十分。


冷蔵庫にはソフトドリンクの他に缶ビールながらアサヒとキリンが用意されており、こちらはラウンジ営業中であればいつでも楽しむ事が出来る。


サンドイッチとポテトチップスとビールの組み合わせはもはや軽食というよりも普通にランチに近い。

その後18時から始まるカクテルタイムも利用したが、アフタヌーンティーの時間帯の混雑を考慮して17時45分頃にラウンジへ。
席は空いていたものの窓際の席は埋まっており、その後、空いた窓際のカウンター席に移動させて頂いた。
18時半前になるとラウンジ内は満席、こちらのラウンジは時間制限(入れ替え制)は設けていないものの、混雑時には適宜声掛けをして席を空けるようお願いをする運用になっている。


カクテルタイムも同じビュッフェコーナーに料理が用意される。


こちらはホテルに入っているレストランが提供している小鉢料理。
中華料理の「皇苑」からは麻婆豆腐、和食の「四季亭」からは押し寿司、そしてフレンチレストランの「ル シエール」からはパテドカンパーニュとなかなかのこだわり。
こちらは1人それぞれ1つずつと制限が設けられている。


小鉢料理以外にはアペタイザー的な料理が10種類弱準備されている。


こちらはシーフードマリネやチーズ盛り合わせ。


乾きもの系としては野菜チップスやナッツが用意されている。


その他には生ハムやクラッカー、バゲット等も用意されている。


こちらがセルフサービスで作れるカクテルコーナーに置いてあるレシピ。
こちらを参考に自分自身で好きなカクテルを作れるのはなかなか新鮮なサービス。


ワイン類はスパークリング、白、赤それぞれ1種類ずつの提供。
種類は多くないものの、泡はフランスの「ヴーヴ トリュフォー ブリュット」、白もフランスの「メゾン ジョゼフ ドルーアン ブルゴーニュ シャルドネ」、そして赤もフランスの「コート ドゥ ヴァントー ルージュ」となかなかの品揃え。


夕暮れ時に横浜の景色を眺めながら頂くスパークリングとオードブルは格別。


オードブルの種類もなかなか充実しており、メイン系のものはそこまでではないものの、お酒が進むつまみ類が数多く取り揃えられている。


生ハムや野菜チップスなどもあり、お酒を飲まなくても十分に楽しめる。


こちらはホテル内の各レストランから提供されている小鉢料理。
ボリューム感こそ一口サイズではあるが、ラウンジ用のつまみではなく各ホテルで調理されたオードブルということでクオリティーはなかなかのもの。


時間帯によって提供される料理が少しずつ変わるのも面白いポイント。

ラウンジとしては決して広いとは言えないスペース感もあり、いつ利用しても混雑しているという印象のラウンジであった。
また、混雑時も入れ替え制ではなく、あくまで空き次第案内というオペレーションなのでタイミングによってはなかなか入れないというような事があったり、ラウンジの席も窓側のカウンター席と中央エリアのテーブル席だと雰囲気が雲泥の差になってしまったりとなかなか癖のあるラウンジではあるが、サービスはかなり充実している。
特に窓側カウンター席から横浜の街並みを眺めながら頂くスパークリングワインはこのホテルだから味わえるひととき。
そして横浜ながら外国人利用客がほとんどいないというのもなかなか新鮮。
クラブフロアに宿泊したならば夕方のカクテルタイムは窓側のカウンター席を確保して是非ともゆったりと過ごしたい。

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