名前:麺狂浪人 卍
場所:〒900-0031 沖縄県那覇市若狭2-3-15 3F
地図はこちらからどうぞ
交通手段:ゆいレール 県庁前駅 徒歩8分
営業時間:11:00~17:00 毎週月・祝
また行きたい度:=☆☆☆=手造り感ある日替わりのこだわりラーメンをバーで楽しむ不思議な雰囲気のラーメン店
外部リンク:麺狂浪人 卍の食べログページへのリンク
備忘録:
(2025/01/05記載)
2024年11月下旬の平日のランチとして利用。
以前、美栄橋エリアにある高級焼鳥店が昼だけラーメン店として営業しているお店に行った際、そちらのお店のパートナーショップとしてこちらのお店が関わっている事がメニューに記載されていた。
お店の名前もなかなかユニークなこともあり、行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
店舗は公共交通機関だとゆいレールの県庁前駅が最寄りとなる。
駅の改札を出て左側にある階段を降りる。
左手に見える川を渡ってそのまま進むと信号のある大きな交差点(久茂地)があるので、そのまま進んでいく。
途中、右手に那覇商業高校を、左手に福州園を見ながら700メートルほど進むと、大きな信号のある交差点があるので、反対側に渡ってから右側に進む。
そのまま150メートルほど進むと、信号のある交差点の手前左側に店舗の入ったビルがある。
こちらのお店は夜はバーとして営業しているスペースを曲がりしての営業なので外からではわかりにくいので要注意。
こちらが店舗の入ったビル。
外から見ただけでは全くラーメン店が入っている気配はない。
ビルの中に入るとエレベーター横に大きく店舗名が書かれており、ここでようやく正しい場所に来た事がわかる。
エレベーターで3Fまで上がるとあるのはこの扉だけ。
全くラーメン店の香りはせずに戸惑っていると、よくよく見るとガラスに「麺狂浪人卍」の表示があることに気付く。
<混雑状況・店内の様子は?>
利用したのは平日の13時過ぎ。
色々な情報によると10名以上待つこともあるようだったが、今回は先客は2名でその後も2名が入ってきたのみ。
それにしてもこちらのお店は独特で、間借りをしての営業ということもあり、ラーメン店感はゼロ。
夜はエアガンを撃てるバーとして営業しているようで、店舗内はかなり広い。
お店の造りもバーカウンターがあったりとまさにバーそのもので、通常のテーブル席もあるのだが、そちらはバーとしての営業の時のみに使っているよう。
非常に広々とした店内はバーカウンターの8席のみ、余った場所に待客の用の椅子が置かれているという、とにかく不思議な雰囲気。
ここでラーメンを提供しているということにかなり違和感があるが、それはそれで面白い。
カウンター席の後ろ側にはテーブル席があるが、こちらはバー営業の時のみに使うよう。
<オススメのメニューは?>
こちらの店は日替わりでラーメンを提供しているようで、基本的にはツイッターでその日のメニューをお知らせている。
この日は「純煮干海老油醤油」というなんとも不思議な名前のラーメンのみで、海老が苦手な人向けには鶏油に変更してもらえる。
その他にはトッピングがチャーシューなど3種類、レモンサワーなども提供している。
ということでオーダーは問答無用で「純煮干海老油醤油 並(1000円)」をオーダー、その他にトッピングとして「レアチャーシュー(200円)」も追加オーダーした。
なお、オーダーはセルフサービスで、テーブルにある伝票で自分自身で記入、食べた後のごみなどについても説明書きが置いてある。
オーダーは飲食店で使う伝票そのものをセルフサービスで記入する。
なお、箸やレンゲなどはカウンター席の後ろのテーブルからセルフで準備する。
紙エプロンも用意されているので、汁の跳ねが気になる人にはありがたい。
オーダーをしてから待つこと5分程度で着丼。
こちらが「純煮干海老油醤油」。
見た目はほんのり赤味がかった醤油ラーメンという雰囲気。
脂の層はそこまでではなく、シンプルにメンマ・海苔・麩・ネギと追加でトッピングしたチャーシューが盛られている。
まずはスープから頂くが、見た目通りの醤油ベースに程よいエビ感が加わったもの。
いわゆるガツンと来るような濃厚系のエビ味ではなく、むしろカツオだしの風味もしっかりと感じられる。
名前から受ける印象程とんがった感じの味わいではないのだが、逆にエビとカツオの味わいが醤油スープにバランスよくアクセントを加えており、それもあってついつい飲み進めてしまう。
いわゆる大きな店舗で大量に仕込んで作ったスープではなく、時間をかけて小ロットで仕込んだ手作りの味という印象のスープであった。
トッピングで追加したチャーシューは文字通り程よくレアなもの。
ジューシーで脂身もしっかりとあり、味わいはとてもシンプル。
スープには肉系の味わいが無いのでトッピングがいいアクセントになる。
合わせる麺は細目ストレートタイプ。
しっかりとした食感があり、断面が四角に近いこともあってか蕎麦のように啜って喉ごしを楽しめる。
<まとめ>
お店の名前もユニークだが、お店の営業形態も非常にユニークな、何か突き抜けた感があるラーメン店であった。
提供されるラーメンは日替わり基本1種類で、今回は「純煮干海老油醤油」が提供されていた。
見た目はほんのり赤味がかった醤油ラーメンという雰囲気で、スープは見た目通りの醤油ベースに程よいエビ感が加わったもの。
いわゆるガツンと来るような濃厚系のエビ味ではなく、むしろカツオだしの風味もしっかりと感じられる。
名前から受ける印象程とんがった感じの味わいではないのだが、逆にエビとカツオの味わいが醤油スープにバランスよくアクセントを加えており、それもあってついつい飲み進めてしまう。
合わせる麺は細目ストレートタイプ。
しっかりとした食感があり、断面が四角に近いこともあってか蕎麦のように啜って喉ごしを楽しめる。
いわゆる大きな店舗で大量に仕込んで作って提供するというようなタイプではなく、時間をかけて小ロットで仕込んだ手作りの味という印象のラーメンであった。
タイミングと提供メニュー次第ではまた改めて行ってみたいと思わせるラーメン店であった。
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