コンラッド 東京宿泊記 (2024/08) =朝食編=


名前コンラッド 東京

場所:〒105-7337 東京都港区東新橋1-9-1
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 新橋駅 徒歩10分

また行きたい度:=☆☆☆☆☆=期待を裏切らない上質でホスピタリティー満点の空間でゆったりと非日常を楽しめるヒルトン上位ブランドのラグジュアリーホテル

外部リンクコンラッド 東京の公式ページへのリンク

備忘録

(2024/10/17記載)
2024年8月、世間は夏休み期間にもかかわらず、こちらのラグジュアリーホテルがある一日だけ非常に安く販売されていたので利用してみた。
こちらのホテルはタイミングを見て利用したいと思っていたのだが、常に安定の高価格でなかなかチャンスが無く、たまたまこの日だけ普段よりも2万円程度安い金額で出ていたので即予約。
また、ヒルトン系ホテルは年会費がかかるものの「ヒルトンプレミアムクラブジャパン(HPCJ)」を経由して予約をするとこちらのコンラッドも含め国内の主要ヒルトン系ホテルについて宿泊費が25%安くなる特典もあるのでヒルトンステータスとは別に入会しておきたいところ。

施設編のインプレはこちらで掲載。

客室編のインプレはこちらで掲載。

ラウンジ編のインプレはこちらで掲載。

今回は素泊まりでの予約ではあったが、ダイヤモンドメンバー特典として朝食が無料となるため、朝食はエグゼクティブラウンジか28Fにある「セリーズ」のいずれかを選択可能。
ラウンジよりもメイン朝食会場の方が当然広さもメニューも豊富なので、迷いなく「セリーズ」での朝食をセレクト。


こちらがレストランへの入口。
この日は開店が6:30、到着したのが6:40ではあったが、既にそれなりの人数が入店していた。


レストラン入口すぐのエリアは落ち着いたカジュアルダイニングという雰囲気。


一方、ビュッフェコーナーを抜けて窓側に向かうと、全面ガラス張りで吹抜けになったとても開放感のあるエリアとなっている。
席が選べるのであれば間違いなく窓側の席の方が雰囲気も眺めも抜群。


こちらのビュッフェはハーフビュッフェスタイルということで、席着くとメイン料理のオーダーを聞かれる。
今回は「ロブスターオムレツ」と「サマーグリーンシャクシュカ」をセレクトした。
「シャクシュカ」という料理はあまり馴染みが無いが、どうやらイスラエル版の目玉焼きのよう。
オリーブオイルとガーリック、様々なスパイスを使って炒めた野菜の上に半熟卵を落として提供するとのこと。

ビュッフェコーナーだが、建物内側のレストラン入口と窓側のダイニングエリアの中間地点に配されている。


こちらがサラダなどのエリア。
全体のプレゼンテーションがとてもゴージャス。


サラダコーナーには複数種の葉物、オリーブなどが準備されており、見た目も華やか。


ハムやチーズ類、スモークサーモン等、朝食ビュッフェでは外せないメニュー達もしっかりとラインナップ。


果物はカットタイプのものがキレイに並べられている。


そしてその横にはなぜかタコススタンドが。
ハードタイプのシェルと共にタコミートや具材などが準備されているセルフスタイル。


その後ろ側にはソフトドリングやスムージー、コーヒーやシリアルなどが準備されている。


そして横にはスイーツ類も数種類用意されている。


パンは思ったよりも種類が少ないという感じではあるが、それでもクロワッサン、バゲット、デニッシュ、フォカッチャなど様々なタイプが用意されており、珍しいところだとメロンパンも用意されていた。


こちらが温菜コーナー。


種類はそこまで多くはない印象だが、準備されているものは高級感ある食材であったり、ひと手間かかったものだったりと、流石コンラッド。

そして、和食コーナーもなかなか充実している。


ご飯のお供も数多く用意されており、和食派の人でも合わせるものに困ることはない。
また、ホテルの朝食ビュッフェにしては珍しく生卵も提供されており、トリュフ醤油が横に準備されている。


定番の納豆に加えて出汁巻き玉子や蒲鉾、明太子、そして蕎麦なども準備されている。


ご飯は羽釜炊き、焼き魚も用意されている。


こちらが定番のサラダプレート。
シンプルに葉物サラダと冷菜を盛り付けただけだが、これだけでホテルのレベル感が大体わかってしまうような気さえする。


温菜料理は品数こそ少な目ではあるが、クオリティーはなかなかのもの。


こちらがメインの玉子料理の一つ、「ロブスターオムレツ」。
少ししっかり目に仕上げられたオムレツにはロブスターの風味を感じられるソースがたっぷりとかけられている。
とても美味しいのだが、以前シンガポールのセントレジスの朝食で頂いた同様にロブスターを使ったソースで提供する「Epicurean Omelet」があまりに印象的過ぎて、そこまでは届かないという感じではある。


そしてこちらがもう一品の「サマーグリーンシャクシュカ」。
トマトソースをベースにポテトニョッキなどが添えられた卵料理。
想像よりもスパイス感は少なく、いわゆる普通の卵料理とはちょっと違った味わいを楽しめる。


折角なのでタコスにもチャレンジ。
タコミートやチーズなどの具材の量を好きに調整できるので、自分好みのものを作り上げられる。


そしてカレーも頂いてみたが、程よいスパイス感で上品な味わい。
具材にはパニールが入っていたが、ホテルの朝食カレーでこの食材を使ったカレーを提供しているのは初めて。


そして和食コーナーが充実していたので思わず色々つまんでみたのだが、普通に和朝食で完結できそうなクオリティー。
特にホテルの朝食ビュッフェではあまり見ない生卵をトリュフ醤油と共に頂けるのはとても印象的。


そして最後はフルーツで締め。
流石に食べ過ぎたこともあってあまり色々楽しめなかったが、オレンジやグレープフルーツの皮が剥かれた状態での提供にこだわりを感じる。

ハーフビュッフェスタイルの朝食ということで、提供されているメニューの品数はそこまで多くはない。
が、それぞれのメニューはしっかりと選び抜かれた品質のものが提供されており、温菜類についてもひと手間かけたものが準備されている等、コンラッドならではのこだわりを感じられる。
メインも卵料理だけでなくパンケーキやマフィン、トーストなどからも選ぶことが出来るので卵料理があまり得意でなくとも選択肢があるのはありがたい。
そして何よりも東京という雑踏にもかかわらず、開放的な空間で朝日を浴びながら朝食をゆっくりと楽しめるのが一番のポイントであった。

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