購入場所 | はせがわ酒店(こちらから購入可能) |
購入日 | 2021年01月15日 |
購入金額(税込み) | 2337円 |
テイスティング日 | 2021年01月21日 |
日本酒データ:
地域 | 三重県 |
タイプ | 純米大吟醸酒 |
使用米種 | 朝日 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★☆ |
コメント:
東京に出る用事があったので折角なのでいつもの日本酒店を巡回してみたところ、ちょこちょこと面白いお酒が置いてあった。
その中に「作」は作でもあまり見かけないデザインのボトルがあったのでこちらを試してみることにした。
色はほぼクリアで艶やか。
粘度は比較的高く、じっくりと長い脚が見られる。
香立ちはよく、周囲にはジューシーな甘味とバナナのような吟醸香がしっかりと立ち込め、思わずその香りをしっかりと楽しみたくなる。
味わいはとても柔らか。
口に含むとまろやかでジューシーな米の旨味がしっかりとした厚みとともに徐々に広がっていく。
途中、一瞬フレッシュで少し刺激のある酸味がアクセントとして感じられるが、それはあっという間に姿を消す。
余韻も柔らかで、全体的に丸みのあるまろやかな味わいではあるが、ボディーはしっかりとあるタイプ。
飲みやすさと飲み応えを両立したバランスの良い一本。
この日はカツオのたたきやブリの甘酢あんかけなど、コテコテの和食たちと合わせた。
カツオのたたきはがっつり厚めにしたこともあって、しっかりとカツオの風味を感じられるが、日本酒のボディーも程よく厚みがあるのでその味わいに負けることなくしっかりとマッチする。
ブリの甘酢あんかけは食材や醤油ベースの味付けこそ和ではあるが、料理としては和モダンという感じ。
ブリの脂を甘酢が程よく洗い流し、そこに日本酒のジューシーな甘味と旨味がバランスよく主張する。
お洒落なお皿に盛ってお箸ではなくフォークとナイフで、そして日本酒はワイングラスで楽しむような雰囲気。
王道な和食だけでなく、少しひねりが入った料理にも十分対応できる幅広さも魅力的。
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