立ち食い寿司 極 名駅4丁目店 (2024/05)


名前立ち食い寿司 極 名駅4丁目店

場所:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-22-1
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 名古屋駅 徒歩9分

営業時間:11:30~14:30、17:30~23:00 毎週水曜日

また行きたい度:=☆☆☆=オシャレな店内で1貫ずつ握りたてを楽しめるリーズナブルながら本格的な寿司スタンド

外部リンク立ち食い寿司 極の公式HPへのリンク

備忘録

(2024/06/24記載)
2024年5月下旬の平日の昼食として利用した。
この日は所要で名古屋に来ており到着が14時前という中途半端な時間。
色々調べていると、宿泊先までの道のりの中間地点にこちらのお店を発見。
名古屋では評判の高い立ち食い寿司の店のようで、この日は打ち合わせ等が詰まっておりあまりのんびりできない状況であったので丁度立ち食いというスタイルがマッチしたので行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
お店は名古屋駅からだと徒歩9分程度、最寄りの交通機関は地下鉄桜通線の国際センター駅だが、ここからでも5分程度はかかる。
歩く時間を少しでも減らすのであれば地下鉄を利用するのもアリではあるが、名古屋駅からはサンロード地下街とミヤコ地下街を経由すると、地上を歩く距離は300メートル少々でお店までたどり着くので、個人的には地下街ルートの方が季節・天候に左右されずに快適に行けるという感じではある。
なお、新幹線でアクセスした場合には桜通口に向かいそのまま地下に潜る。
メイチカまでたどり着いたら右側に曲がりひたすら地下街を進み、サンロード(地下街)を経由しミヤコ地下街まで行く。
そして「ミヤコ4」の出口を出たら幹線道路(錦通)を左手に見ながら名古屋駅を背にしてそのまま300メートルほど進むと右側に店舗がある。
「イビススタイルズ名古屋」というビジネスホテルのすぐ横、交差点の角にあるので気を付けていれば見逃すことはまずない。


こちらが店舗外観。
のれんなどもなく、一見すると寿司屋には見えないオシャレな外観。


店先にはメニューが書かれた看板が出されており、それで寿司屋とようやくわかる。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の14時前に店舗に到着。
有名店ということもあってお昼時は混雑していることを予想して時間帯をずらしての利用だが、それもあってか店内は先客ゼロ。
また、ランチタイムのラストオーダーが14時ということもあってか後続も無し。
板前さんと話をしていると、平日でもランチタイムは2回転くらいするようで、待ちも時間帯によってはあるとの事だったので、時間をずらしての訪問は正解。
店内は明るくオシャレで全面ガラス張りということで開放的。
握り場を囲むように10席少々の席が配されており、店名やHP等では「立ち食い」とされていたが、実際にはハイチェアーが準備されていた。
聞くところによると、オープン当初は立ち食いスタイルだったようだが、紆余曲折あってハイチェアーを準備したとの事。


こちらは店内の雰囲気。
白を基調とした店内は明るく開放的。
カウンター席のみではあるが、立ち食いスタイルではなくハイチェアーが準備されていた。

<オススメのメニューは?>
こちらの店はランチタイムには握り6貫、ミニ海鮮丼、赤だしのセットメニューとそれに巻物が加わったメニューがあるよう。
その他にもオールタイムで楽しめるお任せ10貫と巻物、赤だしと玉子のセットや、時間帯によらずアラカルトでの注文も可能とのこと。
今回は折角なので、握り6貫、ミニ海鮮丼、赤だしと巻物がついたランチタイム限定の「ランチコース(1980円)」をオーダーした。
オーダーするとランチタイムにもかかわらず、食べるスピードを見ながら板さんが目の前で1貫ずつ握りを握って提供してくれる本格スタイルとなっている。


こちらがメニュー。
ランチタイム限定メニューや単品メニューが記載されている。
なお、単品メニューはオーダー票に個数を書いてオーダーする方式になっている。

スタッフの方にオーダーをすると、板さんが早速1貫ずつ握りを握り始めてくれる。


席には下駄ではなくオシャレなお皿が置かれている。


こちらは最初の一品。
「ヒラメの昆布締め」から。
肉厚な平目は締まりすぎておらずトロっとした滑らかな舌ざわり。
少し強めに主張する昆布の旨味が美味しい。


続いて「アジ」が提供された。
飾り包丁も入っており、見た目もとてもオシャレ。
身も肉厚で赤酢で仕上げフワッと握られたシャリをしっかりと包み隠す。


その次は「カツオ」が提供された。
臭みの無いしっかりとした身に軽く漬けにされたのではと思う程しっかりと濃厚なタレが絡められ、わずかに乗せられたニンニクがとても良くマッチングする。


続いて提供されたのが「鰆」。
こちらは軽く藁焼きにしたものにワサビではなく辛子を添えての提供。
ほんのりと藁の風味が身に移った鰆の味わいと、あえて合わせた辛子の風味のマッチングが新鮮。


その次に提供された「ヤリイカ」には濃厚な醤油が塗られておらず、代わりに塩が軽く振られていた。
、シンプルに塩のみで味つけされていることによりイカの風味をしっかりと感じられ、トロトロっとした独特のイカの身の舌ざわりも楽しめる。


そして握りの締めはなんと「のどぐろ」。
板さん曰く「普段はあまり出さないが、仕入れの状況次第で時々出る」という事だが、お得なランチセットで出てくるとはなかなか嬉しい。
高級後なので身も薄いのかと思いきや、他のネタと全く変わらないボリューム感のある厚めなもの。
軽く炙ってあることもあり皮の香ばしさと共にしっかりと濃厚な脂感も楽しめる文句のない一品。


今回は巻物付きのランチセットをオーダーしたので、最後に「中落ち手巻き」が提供された。
サイズ感としてはいわゆる細巻き1本分という感じだが、ご飯よりと中落ちのバランスが1対1という迫力のあるもの。
握っているときには赤身に見えたのだが、実際に食べてみると濃厚なマグロの旨味と脂感をしっかりと楽しめる上質な巻物であった。


こちらが「丼」。
海鮮丼という扱いなのか微妙だが、ご飯の量としては握りのシャリ2個程度。
逆に魚の切り落としがたっぷりと入っており、デフォルトで軽く醤油が添えられていることもありそのままで美味しく頂ける。
が、やはりもう少しご飯の量は欲しいところ。


こちらは「赤だしの味噌汁」。
こちらのエリアらしく、塩味抑え目ながらしっかりと濃厚な味わいの味噌汁を楽しめる。

<まとめ>
今回は宿泊先までの通り道にあるという理由で立ち寄ってみたこちらのお店だが、結果としては大正解。
店名から「立ち食い」と記載があったので普通に立ち食いスタイルを想像して到着すると、お洒落な店内にはハイチェアーが配されており、女性同士でも普通に楽しめるような雰囲気となっている。
今回はランチタイム限定のメニューとして提供された6貫、ミニ海鮮丼、赤だし、巻物がセットになった1980円のセットメニューを頂いたが、ランチとして考えるとそれなりの値段ではあるが、結果的には非常に満足度の高いものであった。
こちらの食べるスピードに合わせて都度握ってもらえる贅沢さもさることながら、いずれのネタも肉厚でしっとりとした食感の一番美味しい状態で提供される。
今回はヒラメの昆布締め、アジ、かつお、炙り鰆、ヤリイカ、のどぐろの握りが提供されたが、角の立たない赤酢を使った酢飯をふんわりと握り、デフォルトで濃厚な醤油ダレを絡めて提供される握りはわざわざ醤油をつけなくとも楽しめる。
そして中落の手巻きも握りたてをすぐに提供して貰えるので、パリパリの海苔の食感と脂の乗った濃厚な中落の味わいを楽しめる。
ボリューム感としては控えめではあるが、上質な握りをオシャレな空間で気持ち良い接客と共に楽しめるちょっと贅沢な時間を過ごしたいときには是非とも使いたいお店であった。

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立ち食い寿司 極 名駅4丁目店寿司 / 国際センター駅近鉄名古屋駅名鉄名古屋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.8

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