まるや本店 JR名古屋駅店 (2024/05)


名前まるや本店 JR名古屋駅店

場所:〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 名古屋うまいもん通り太閤通口
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 名古屋駅 直結

営業時間:11:00~22:00 無休

また行きたい度:=☆☆☆=パリッと香ばしく仕上げた有名店のひつまぶしを新幹線口直結の好立地で食べられるアクセス抜群のうなぎ専門店

外部リンクまるや本店の公式HPへのリンク

備忘録

(2024/08/04記載)
2024年5月中旬の休日の夕方に訪問した。
この日は日中に所要があり名古屋周辺にいたので折角ならば名古屋名物の一つ「ひつまぶし」を食べようとお店チェック。
色々なお店がヒットするものの、名古屋周辺でしか展開していない店は駅周辺にはなく、逆に東京エリアにも進出しているお店はそれなりに駅周辺でも見かけるという状況。
悩んだ結果、コスパも良さそうなこちらのお店に行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
お店は名駅内にある「うまいもん通り」内にある。
こちらのお店は新幹線の改札出て1分もかからない場所にあるのだが、この「うまいもん通り」が駅の中複数個所にあり、かつ線路を挟んで両サイドにあるので、出る出口を間違えるとリカバリーにかなり時間がかかる。
今回は「うまいもん通り」というキーワードだけを頼りに向かったこともあり、最初にたどり着いたのが反対側の「うまいもん通り」だったので店が見つからず。
正しくは「うまいもん通り太閤通口」となり、新幹線であれば「南口改札」が、在来線であれば「太閤通南口改札」、「あおなみ線改札」が最寄の出口となるので要注意。


こちらが「うまいもん通り太閤通口」へ繋がる入口。
「うまいもん通り」が3つあるので初めて行く場合は間違えないよう注意が必要。


こちらが店舗外観。
落ち着いた雰囲気のお店の外には店舗の名前というよりはマークが掲げられているので、知らないと目的の店なのかどうか一瞬戸惑う。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日ということもあって、夕食の時間帯は絶対に混雑すると予想し、少し早めの16時半にお店に到着。
すると、カウンター席10席程度、2名もしくは4名掛けのテーブルが6卓程度のトータルキャパ30席少々の店内は3割程度の客入り。
待つことなくすぐに入店出来た。
店内は決して広々としたという感じではないものの窮屈感はなく、カウンター席に至っては隣席としっかりと距離が取られていることもありゆったりと食事を楽しめるようになっている。
その後、客の出入りはあるものの17時過ぎまでは満席になることはなかったが、17時半前になると店先には10名程度の列ができ、「20分程の待ち時間となります」という札が貼られていた。
やはり休日は「夕食を食べてから新幹線で帰ろう」という人が多いので、少し時間をずらした方が時間を気にせずに食事を楽しむ事が出来そうであった。


店内は和食料理店らしい落ち着いた雰囲気となっている。


テーブル席の他にカウンター席もあり、こちらは隣席との距離がしっかりと取られており、ゆったりと食事が楽しめそうな雰囲気。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店はうなぎの店ということで、名古屋名物のひつまぶし、もしくはうな丼の2種類のみとなる。
その他には鰻を使った料理であるうまきや寿司、きも焼きなどもあるがメニューは絞られている。
今回はひつまぶし目的で来ているので、「まるひつまぶし(4150円)」をオーダーした。
なお、オーダーはタッチパネル式で、途中でご飯の量の調整(大盛りはプラス100円)や、お吸い物を肝吸いに変更(プラス150円)することも可能。
最終的には「まるひつまぶし」をご飯普通盛り、肝吸いに変更でオーダーをした。


こちらが店先に置かれているメニュー。
場所柄テイクアウトもやっているが、オーダーしてから提供までに15分程度かかるようなので、余裕を持っての来店がオススメ。


オーダーはテーブルに設置されているタブレット端末から行う。
オペレーションの効率化という意味では効果的なのかも知れないが、商品単価が5000円近くする料理をポチっとオーダーするのは個人的には何となく違和感がある。


うなぎと言えば日本酒というイメージなのでドリンクメニューを見てみたが愛知県の地酒である國盛と蓬莱泉が準備されていた。

タブレット端末でオーダーし、待つこと10分程度で料理が提供された。


こちらが「まるひつまぶし」。
一人用の土鍋くらいの大き目の器にご飯とうなぎが盛られ、肝吸い、漬物と薬味、そして海苔がセットされての提供。


海苔は小分けの袋に入った状態での提供なので新鮮。
またひつまぶしの食べ方も書かれているので、初めての際はこれを参考にすると美味しく頂ける。


ひつまぶしという事で、うなぎは短冊状にカットされての提供。
今回オーダーした「まるひつまぶし」はうなぎの量が2/3匹となっている。
写真ではわかりにくいが、2枚分が重なっているような状態。


本来のひつまぶしの食べ方としては、提供されたままの状態でしゃもじで4~5回かき混ぜてから一膳目を始めるようだが、何となくうなぎをそのままの状態で頂きたかったので、普通にうな丼のような状態でまずは頂いてみた。
名古屋式ということで皮がカリカリに焼き上げられたうなぎを想像していたのだが、思ったよりカリカリ度は高くなく、フワフワとカリカリの中間よりも少しカリカリ寄りという程度の焼き上がり。
とは言え、関東で食べる蒸したうなぎの食感とは異なり皮はパリッとしており香ばしい香りが楽しめる。
個人的には蒸しも焼きも好きだが、うなぎを短冊状に切っての提供であれば間違いなく香ばしく焼き上げている名古屋式の方が好み。

なお、使われているタレは甘めのもの。
しっかりと醤油ベースの味わいが感じられる濃厚なもので、タレご飯でも十分に美味しく頂けそう。


続いて二膳目からはしっかりとご飯とうなぎを混ぜた状態で頂いた。
加えて大葉やネギ、海苔とワサビという薬味もしっかりと入れて頂くが、これらが不思議ととても良くマッチする。
純粋にうな丼の上に乗せただけではそれぞれの味だけが際立つのだろうが、短冊状のうなぎをしっかりと混ぜていることもあってか、とてもバランスの良い味わい。
個人的にはひつまぶしはこの食べ方が一番好み。


そして三膳目は定番のお茶漬け。
ダシがしっかりと効いており濃いめでパンチのある味わいと、濃厚で甘味のあるタレの影響もあってか、しっかりとした味のお茶漬けになる。
そこにパリッと香ばしく仕上げられたうなぎの食感が加わり、思いのほか存在感のあるお茶漬けとなった。

計三膳分しっかりと食べたが、ご飯の量はそれで丁度良いという感じで、ボリューム感はそれなりにあるという印象。
追加料金で大盛りにも出来るが、普通に食べる分には十分な量であった。

<まとめ>
今回は名古屋ということで当然想像されるグルメはひつまぶし。
また、それもありお店がかなり多くどこのお店を選んでよいか迷ったが、結果的にはこちらのお店は新幹線口ほぼ直結という好立地で老舗のひつまぶしということもあり味わいそしてコスパも悪くないという印象。
今回はうなぎを2/3匹使った一番スタンダードな「まるひつまぶし」をオーダーしたが、うなぎの量もご飯の量も十分であった。
名古屋式ということで皮がカリカリに焼き上げられたうなぎを想像していたのだが、印象としてはフワフワとカリカリの中間よりも少しカリカリ寄りという程度の焼き上がり。
とは言え、蒸したうなぎの食感とは異なり皮はパリッとしており良く染み込んだタレの香ばしい香りが楽しめる。
そのタレは甘めのものでしっかりと醤油ベースの味わいが感じられる濃厚なもの。
タレご飯でも十分に美味しく頂けそう。
そのうなぎを大葉やネギ、海苔とワサビという薬味もしっかりと入れて頂くが、これらが不思議ととても良くマッチする。
純粋にうな丼の上に乗せただけではそれぞれの味だけが際立つのだろうが、短冊状のうなぎをしっかりと混ぜていることもあってか、とてもバランスの良い味わいで、個人的にはひつまぶしの食べ方の中で一番好みの食べ方。
そして最後は定番のお茶漬けで頂くが、ダシがしっかりと効いており濃いめでパンチのある味わいと、濃厚で甘味のあるタレの影響もあってか、しっかりとした味で、そこにパリッと香ばしく仕上げられたうなぎの食感が加わると思いのほか存在感のあるお茶漬けとなった。
料理の味わいはもちろんのこと、おひとり様用のカウンターが広々と取られていたり、駅直結という好立地であったり、お値段もそれなりということもあり、迷ったときや時間の無い時の最初の選択肢となりそうなお店であった。
ただし、「うまいもん通り」と言っても名古屋駅に3か所あり、かつ間違ったエリアに行った場合は駅構内を突っ切ってショートカットが出来ないので、事前の場所チェックは必須。

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夜総合点★★★☆☆ 3.6

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