購入場所 | いよてつ高島屋(こちらから購入可能) |
購入日 | 2022年10月28日 |
購入金額(税込み) | 605円(360ml瓶) |
テイスティング日 | 2024年04月14日 |
日本酒データ:
地域 | 愛媛県 |
タイプ | 純米大吟醸 |
使用米種 | 松山三井 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★ |
コメント:
愛媛県に旅行に行った際に、地元の日本酒を少しだけ飲んでみようと思って探していた際にラベルがオシャレだったので思わず購入したもの。
そのまま忘れて冷蔵庫で保管して、気付いたら1年半が経過していた…。
1年半経過していることもあり、色はわずかに緑や黄色のニュアンスを感じられる。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁から脚がゆっくりと落ちていく。
爽やかな吟醸香は流石に感じられないが、逆に少し熟成して落ち着いた濃厚な香りを感じられる。
ただ、紹興酒のような熟成香まではいかず、メロンや洋ナシなどをギュッと凝縮させたような香り。
アタックは濃厚。
ただ、ジューシーという感じはなく、少し時間が経って落ち着いて凝縮された米の旨味という印象。
味わい全体に厚みがありボリューム感はあるのだが、逆に日本酒のフレッシュ感は余り感じられず、酸も熟成感と共に感じられる
余韻は優しくもしっかりとした、そして米の旨味と共にアルコール感を感じられる。
しっかりとした米の旨味と甘味を楽しめる上質で濃厚な味わいの純米大吟醸。
熟成させずに搾られてすぐのフレッシュなものも味わってみたいと思わせるような味わいであった。
<アルコール度数16%、精米歩合50%>
この日は毎度の野付産のホタテや北海道産のイクラ、その他に中トロのブツが手に入ったので、それらと合わせてみることにした。
野付産のホタテは言うまでもなく安定のクオリティー。
冷凍ながら、じっくりと解凍すればホタテの甘味だけでなく、貝柱の独特の繊維感もそれなりに味わえるもの。
イクラは醤油漬けではあるものの程よく柔らかい味わいになっており、しっかりといくらの旨味を感じられる。
一方の中トロのブツは値段が破格だったので致し方なしではあるが、なかなかスジ感がつよく、それもあってか整えるときにマグロの旨味が少し逃げて行っている感じがする。
いずれも美味しいもののなかなかクセのある味わいなので相性が難しいかと思ったが、熟成することで味わいが落ち着いて濃厚になっていることが影響してか、違和感なくマッチする。
とはいえ、日本酒の味わいとしてはフレッシュな方が好きなので、次回は同じような海鮮で搾りたての日本酒と合わせてみたい。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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