購入場所 | はせがわ酒店(こちらから購入可能) |
購入日 | 2020年02月04日 |
購入金額(税込み) | 1848円 |
テイスティング日 | 2020年02月04日 |
日本酒データ:
地域 | 新潟県 |
タイプ | 純米大吟醸 |
使用米種 | 山田錦 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★ |
コメント:
この日は夕食で北海道・羅臼のいくらを食べることが決まっていたのだが、それに合わせられる味わいの日本酒の在庫がなかったので、毎度の東京駅にある酒屋に寄った。
色々見てみたが、久しぶりに荷札酒が飲みたくなり、こちらの純米大吟醸を購入。
ラベルが特徴的なこのお酒は見た瞬間に「加茂錦」とわかる。
色はクリアで輝いており、透き通った色合い。
粘度はかなり高く、グラスの縁をゆっくりと伝わり落ちていき、しっかりとした脚が出る。
香りは大吟醸らしく華やか。
日本酒の旨味と熟したメロンの甘味、そこに爽やかな酸味が加わり、とてもバランスがよく教科書に書いたような香り。
一方、味わいは比較的落ち着いている。
口に含むと香りから想像した味わいほどのボリューム感がなく、少し物足りなさすら感じられる。
しかし、そのあとパンチのある日本酒の旨味を感じ、あわせてジューシーな果実の甘味も感じる。
ただ、余韻はシャープで、優しい酸味とともにスッと消えていくような印象。
非常に端麗で爽やかな味わいですっきりとした飲み口。
羅臼産のいくらを使ったいくら丼と合わせた。
いくらが思った以上に濃厚な味わいで脂感もかなりのもの。
その旨味と脂感にやや負けている印象があるが、それでもなんとか折り合いをつけている。
ただ、いくらの脂感がやや勝っている感じもあり、いくらをたっぷり使ったいくら丼と日本酒を合わせることの難しさを改めて感じた。
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