(2015/12/13記載)
2015年7月中旬に羽田からクウェートへ移動する際に利用した。
ドーハ~羽田搭乗時は右側最後列の5Kを選択したが、トイレに一番近いシートということもあってか人の行き来が忙しく、また、なにより5列目については窓が無くとても閉鎖感を感じるシートであったので今回は前方左側の2Aを選択した。
23時半前に搭乗開始、座席に着くとアイマスク等のアメニティーが入ったポーチがサイドテーブルに置かれている。
このポーチ、今年の上旬まではフェラガモ製だったが、現在はアルマーニとなっている。
このサイドテーブル、ちょっとした物をおけるのでフライト中はとても重宝する。
その後すぐに提供されるウェルカムドリンク。
既にラウンジで飲んでいるが、どうしてもシャンパンを頼んでしまう。
787のビジネスクラスは1-2-1列のヘリンボーン方式の配列なので、座席が機体の右側か左側かによって体の向き(逆ハの字型の座席配列)およびサイドテーブルの位置が変更になる。
こちらは機体内側の席。
2名でのフライトならオススメだがコンパートメントが意外と低く隣の席が少々気になる。
とは言え、同じくQR便の777と比較すれば段違いでプライバシーが保てる。
さて、ドーハ~羽田便は早朝発のフライトであったので食事のメニューは朝食や軽食であったが、今回は深夜羽田発ということで搭乗後すぐに夕食のメニューを聞かれた。
例によって、和食はワンプレート料理、洋食はアラカルトということで、今回はお酒を中心に楽しみたかったので、洋食を注文することにした。
前菜・スープ・メイン・デザートとちょっとしたおつまみを選ぶことが出来たが、既に軽く食事をしているということもあり、前菜のスモークサーモンのマリネとメインのラムローストを注文、お腹に余裕があればツマミとしてチーズプレートを後でもらうことにした。
なお、お酒のメニューは前回のドーハ~羽田便と同様であった。
機上でレストランのように食べられるのは非常に有難い。
左上に写っているパンが思いのほか美味しかった。
その後、前菜としてオーダーしたスモークサーモンのマリネが提供された。
前菜というにはかなりのボリュームでワインがとてもすすんでしまった。
そしてこちらがメインのラム肉のロースト。
ボリュームはたっぷり、十分にお腹を満たしてくれるが、少々火が入りすぎている印象を受けた。
この料理にはオーストラリアの「フォックスクリーク」のシラーズを合わせた。
こちらもオーストラリアのシラーズらしくパンチの効いた味わいだが、その中にもしっかりと落ち着きがあり、トゲトゲ感もなく楽しめる。
ワインは往復で全ての種類を試したが、機上で飲むにはニュージーランドの「イーランズエステート」のソーヴィニヨンブランが一番良いと感じた。
とにかくソーヴィニヨンブランのブドウの特徴が前面に出ており、香り味わいともにストレートに感じられる。
サーモンとの相性も良く、他のいわゆる有名なワインと比べても遜色ない味わい。
これで市販価格2000円弱ということで、さすがエアラインのビジネスクラスのワインだけあり、味だけでなくコストパフォーマンスも加味されていると感じた。
メインのラム肉のあとにはチーズプレートも注文したが、結局最後まで他のワインに変えずにシラーズをお代わりして楽しんだ。
こちらがワインと合わせるためにオーダーしたチーズプレート。
しかし、一つ一つのサイズが大きすぎる…。
その後、しっかりと数時間熟睡。
目覚めると到着1時間程度前であった。
到着前の朝食は和食プレートをオーダーした。
しばらく和食が食べられなくので和食をオーダーした。
こちらはさすがに日本発便ということもあり、非常に満足のいく内容であった。
到着直前になると空もうっすらと明けてくる。
窓側席ならではの特権。
総合的にみると、やはり787は777に比べて小さい機体ということもありビジネスクラスのコンパートメントは若干狭い。
しかし、その分1-2-1列の配列であることのメリットが大きく、プライベート感が強く感じられるのは一人で移動する人にとっては非常に有難い。
「カタール航空ビジネスクラス 羽田~ドーハ 813便」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます
Leave a Reply