名前:老郷 本店
場所:〒254-0043 神奈川県平塚市紅谷町17-23
地図はこちらからどうぞ
交通手段:JR東海道線 平塚駅 徒歩4分
営業時間:11:30~22:00 毎週月曜日
また行きたい度:=☆☆☆=スープの甘味と酸味がクセになる独特ながら優しい味わいの平塚タンメンのみを提供する老舗
外部リンク:老郷 本店の公式HPへのリンク
備忘録:
(2024/02/22記載)
2023年12月下旬の休日のランチタイムに訪問。
この日は所要で昼食の時間帯に付近にいたこともあり、事前にラーメンに絞ってお店を検索。
週末でも営業しているお店でかつ美味しそうな店が平塚駅近で見つかったので向かってみると、なんと定休日の表示が…。
事前に公式サイトでも調べて営業しているの確認したのに、「臨時休業」ではなく「定休日」となっていることに違和感があったが、第二候補として確保しておたこちらの店にすぐに方向転換。
<お店の場所はどこ?>
店舗は公共交通機関だとJR東海道線の平塚駅が最寄りで、駅からも5分かからない程度とアクセスしやすい場所にある。
今回は別の店を経由してこちらの店に向かったので遠回りになったが、駅からであれば北口改札を出て駅前ターミナルを越えた先の左側にある商店街「紅谷パールロード」をそのまま小田原方面に進む。
300メートルほど進んだ5つ目の交差点を左に曲がり、一つ目のT字路の過ぎた先すぐの右側に店舗がある。
こちらが店舗外観。
店舗はマンションの一角にあるので遠目で見ると少しわかりにくいが、店舗入口部分には赤字に白抜きで「老郷本店」と書かれた看板が大きく設置されるので見逃すことはない。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日ということで11時15分頃に店に着いたのだが、営業時間が11時半からということで当然まだ営業は開始していない。
ただ、それでも既に待ち1名、その後ろに並んだあとは開店までにもう1組が接続して開店した。
店内はキレイなラーメン店という感じで、カウンター席がメインで13席程度、4名掛けテーブル席と2名掛けテーブル席がそれぞれ1卓ずつ、トータルキャパとしては20席程度といったところ。
開店後は続々と入店し5分で7割が埋まり、その後すぐに満席となり、開店から20分経過で10名程度が待っている状況であった。
やはり人気の老舗店ということもあり、休日は混雑するので開店同時の入店が良さそうであった。
こちらが店内の雰囲気。
厨房の前にカウンター席が配されているいわゆるラーメン店スタイル。
写真では写っていないが、店内の奥の方に2名と4名掛けのテーブル席がそれぞれ1卓ずつ配されている。
<オススメのメニューは?>
こちらの店のメニューはとてもシンプル。
麺と餃子の2種類のみの提供となっている。
トッピングや大盛り、飲み物などのサイドメニューもなく、シンプルに麺と餃子のみに絞っているのはある意味気持ちいい。
なお「おみやげ」も販売しているが、こちら目当てでお店に来る地元民もかなりの数いる模様。
今回は折角なので「タンメン」に加えて餃子もオーダーしようかと思ったのだが、ボリューム感がいまいちわからないので素直に「タンメン(800円)」のみをオーダーした。
こちらが券売機。
店内入ってすぐの右に設置されている。
券売機にはボタンが多く並ぶが、使えるのは上の2つ、もしくは下段にあるお土産の部分のみ。
とても分かりやすく迷いようがないレベル。
着席してからスタッフの方に食券を渡し待つこと10分程度で着丼。
こちらが「タンメン」。
タンメンというと、何となく野菜がたっぷりと入った塩ベースのスープのものを想像するが、こちらはその想像を裏切るもの。
若干色の付いた透明に近いスープの上にはたっぷりワカメと刻みネギ、そしてメンマが乗ったとてもシンプルなビジュアル。
まずはスープを一口すすってみるが、わかめの塩分と酢風味が効いたシンプルながら優しい味。
いわゆる醤油や塩などと言ったジャンルの味わいではなく、出汁の風味が効いたスープにトッピングの素材の風味が加わりコクのある風味になっている。
また、そこにさらに酢の味わいも加わり、独特ながら癖のある味わいになっている。
提供時に「ラー油を入れてお召し上がりください」と言われるのだが、個人的にはラー油無しでも全く問題なく楽しめる味わいであった。
とは言えお店のオススメの食べ方なのでしばらくピュアな味わいを楽しんだ後に、テーブルに置かれている特製ラー油を1サジ少々入れてみた。
ラー油なので当然ピリ辛は加わるのだが、そこまで辛いという感じではなく、ごまの風味が香ばしく感じられ、スープに厚みが出たという印象。
合わせる麺は中細ストレートタイプのもの。
ただ、ラーメンの麺というよりもそうめんとにゅうめんの中間のようなタイプ。
食感は柔らかめではあるがしっかりとムヒムチとした味わいを楽しめるもの。
このスープだからこそこの麺が合うというのがよくわかる。
<まとめ>
平塚と言えば老郷というくらい昔から有名な店であったにも関わらずなかなか訪問できていなかった店。
今回はたまたま訪問出来たが、やはり「平塚タンメン」という独特の味わいはなんとも癖になる。
若干色の付いた透明に近いスープの上にたっぷりと乗ったワカメと刻みネギ、そしてメンマのビジュアルからして一般的なタンメンとは一線を画すが、そのスープは出汁の風味をベースにわかめなどのトッピングの素材の風味が加わりコクのある風味になっている。
そしてそこにさらに酢の味わいも加わり、「タンメン」を想像して食べると全く脳みその理解が追い付かないが、その不思議な味わいはとても優しく親しみやすい。
合わせる麺は中細ストレートタイプのものではあるが、そうめんとにゅうめんの中間のようなタイプのもの。
食感は柔らかめではあるが、優しい味わいのスープだからこそこの麺が合うというのがよくわかる。
なお、提供時に「ラー油を入れてお召し上がりください」と言われるのだが、個人的にはラー油無しでも全く問題なく楽しめる味わいであった。
今回は何となくボリューム感を警戒してオーダーしなかった「餃子」だが、次回は是非セットで味わってみたい。
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