酔心 八反35号生原酒 限定隠し酒 純米



購入場所 そごう横浜店
購入日 2023年11月25日
購入金額(税込み) 1699円
テイスティング日 2023年11月25日

日本酒データ:

地域 広島県
タイプ 純米
使用米種 八反35号100%
好み度(MAX五つ星) ★★★★

コメント:
この日は夕食を和食中心のお惣菜パーティーにしたこともあり、合わせて日本酒をチェック。
そごうの日本酒コーナーはリニューアルと共にかなり数が減ってしまいなかなか飲みたい日本酒に出会えなかったのだが、この日は「限定隠し酒」というなかなかなキラーワードが書かれた日本酒を発見。
購入後に色々調べてみると、わずか180本限定の文字通り「隠し酒」であったことが判明。
色はほんのりとグリーンのニュアンスを感じられる輝きのあるタイプ。
粘度はそれなりにしっかりとあり、グラスの縁からゆっくりと脚を出して落ちていく。
香りは純米酒らしくしっかりとキレのあるタイプ。
シャープなアルコール感と共に生アーモンドのような穀類の香りが程よく感じられる。
口当たりはまろやかながら濃厚。
米の甘味を凝縮した旨味を感じられ、いわゆる濃旨系の系統かと思っていると、中盤からは純米酒らしいシャープな味わいとキレのある酸が加わり比較的辛口な味わいに変わる。
そして余韻にはしっかりとしたアルコール感のインパクトをしばらくの間感じられ、全体的にシャープでパンチの効いた味わいとなっている。
濃厚な米の旨味と甘味にキレのある味わいが加わる力強くもスッキリとした限定の隠し酒。
<アルコール度数18%、精米歩合65%>


この日はお惣菜パーティーとして購入した三和の焼き鳥や、たまたま冷蔵庫に残っていたいくらとしらすを盛り合わせたつまみなどと合わせてみた。
三和の焼き鳥はカリっと焼き上げられてはいるもののジューシーな鶏の旨味を楽しめる納得の味わい。
今回は塩とタレそれぞれの焼き鳥を購入したが、塩串との相性はシンプルに美味しいの一言。
一方のタレは比較的しっかりとした味わいとなっているが甘味が強めということもあってかこちらも何の違和感なくマッチする。
いくらとしらすの盛り合わせは「ザ和食素材」という2つを組み合わせたもので、料理そのものの味わいは文句なし。
ただ、いくらとの相性がいまいちなのか、お酒の味わいというよりは口の中が何となく美味しくなく違和感を覚える。
基本的には食中酒として様々な料理・調味料と合わせることが出来そうだが、いくらのような少し特徴のある海産物との相性は厳しいような印象であった。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>

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