名前:てだこ
場所:〒901-2103 沖縄県浦添市仲間1-2-2
地図はこちらからどうぞ
交通手段:ゆいレール 浦添前田駅 徒歩20分
営業時間:11:00~20:00 毎週月曜日
また行きたい度:=☆☆☆=トンコツメインのスッキリスープにモチモチきしめん系の自家製麺を合わせたインスパイア系沖縄そばを楽しめるお店
外部リンク:てだこの食べログページへのリンク
備忘録:
(2023/12/27記載)
2023年11月上旬の平日のランチとして利用。
この日は久しぶりに那覇を離れてのドライブ。
目的地に向かう途中に沖縄そばランチを取ろうと事前に行きたい店をリサーチ。
万が一に備えてバックアップの店も準備してまずは第一候補に向かうもあえなく臨時休業…。
気持ちを切り替えてそんなときのためのバックアップに向かったが、ここもまさかの臨時休業…。
大急ぎで現在地から向かえる範囲で検索をして見つけたのがこちらのお店であった。
<お店の場所はどこ?>
今回は車で向かったのでナビで目的地を設定したが、途中若干細い道を抜けるような案内があったものの特に迷うことなく無事に到着できた。
なお、後で調べてみるとゆいレールでもなんとかたどり着くことが可能な立地のよう。
但し、最寄り駅が国際通りエリアからゆいレールで20分ほど、そして最寄駅からは20分程度かかる場所にあることを考えると、わざわざ公共交通機関で向かうのは少々効率が悪そうではある。
こちらが店舗外観。
お店は雑居ビルの1Fにあり、こちらのお店以外にももう一軒飲食店がある。
その前に共有の駐車スペースがあり、計15台程度が停められるようになっている。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日ながら12時というピーク時間帯、かつ我々同様に臨時休業で難民になった人たちが集まってきたこともあってか、店舗前にある系15台程度の駐車場はほぼ満車。
店内は4名の座卓が4卓ある小上がりと6名が利用できるテーブル席が1つ、そしてカウンター席が8名と計30名程度のキャパがあるもののほぼ満席。
我々が入った後は常に待ちが出るか出ないかという稼働状況が食事を終えて帰る12時40分過ぎまで続いていた。
なお、満席時は店先にあるウェイティングリストに名前を記入して待つスタイルとなっている。
店内の雰囲気は特に沖縄感を全面に出したような感じではなく落ち着いた造りになっている。
ただ、スペースをかなりゆったりと使っていることもあって、それぞれの席の間隔はとても広く隣席を気にすること無くゆったりと食事をすることが出来る。
こちらが店内の雰囲気。
中央に6名掛けのテーブルを配し、その周りに小上がりやカウンター席が配されている。
テーブル席は4名掛けにすれば2卓入れても十分なスペースが確保できる広さがある中で1卓のみ配されているので全体的に非常にゆったりとした造り。
<オススメのメニューは?>
本命、バックアップの店舗がいずれも臨時休業ということで十分に下調べ出来ずに来店したこともありどのメニューが人気かを調べずに店舗に到着。
沖縄そばの店なのでいわゆる沖縄そばを中心の品揃えではあるが、冷やし系のメニューがあることと、野菜そばや納豆そば、その他には餃子やぜんざいなどがあるのが特徴的。
今回は変わりネタの評判を調べずに来たので、素直に「ソーキそば・中(800円)」をオーダーした。
なお、麺の固さは好みで変更することが可能なよう。
こちらがメインのメニュー。
ベーシックな沖縄そばに加えて野菜そばや納豆そばなどのあまり見かけないメニューもある。
裏面にもメニューの記載があるが、こちらは主に「冷やし」系のメニューとなっている。
オーダーをしてから待つこと5分程度で着丼。
こちらが「ソーキそば・中」。
沖縄そばにしては比較的白濁した特徴的な色合いのスープの上には大き目の軟骨ソーキが3つ鎮座している。
その上にはシンプルに刻みネギがトッピングされており、スープと軟骨ソーキが存在感を主張した沖縄そばとなっている。
まずスープを一口すするが、いわゆるカツオのダシがしっかりと効いたようなピュアな沖縄そばの味わいとは一線を画すタイプ。
見た目の色からも想像できるが、トンコツ感がかなり前面に出ておりカツオのカエシはそこにアクセントを加えているというような味わい。
そのトンコツはトンコツラーメンの味わいのような濃厚なものではなく脂感はとてもライトに抑えられておりスッキリとしたもの。
いわゆる沖縄そばの味わいとは全く異なるが、ライトなトンコツの味わいにしっかりとしたカツオのカエシの風味が効いた独特のスープは一風変わった沖縄そばを食べたいときには良いかも知れない。
そして軟骨ソーキだが、こちらは2~3口程度のそれなりのサイズ感のものが3つ乗っている。
食感は軟骨感も感じられないくらいトロトロに仕上げられておりとても柔らかい。
煮汁での味付けほどほどでしっかりとした肉の風味を楽しみつつ、肉の持つ脂感もしっかりと感じられるなかなかレベルの高い軟骨ソーキであった。
合わせる麺は自家製麺のきしめんを思わせるやや縮れた平打ちタイプのもの。
その食感はモチモチで、いわゆる沖縄そばで使う湯通しされたものとは違う生麺タイプ。
スープ同様に一般的に頂く沖縄そばのイメージとはちょっと異なるが、これはこれでかなりとても美味しい麺であった。
<まとめ>
今回オーダーした「ソーキそば」は沖縄そばの中でとてもメジャーなメニューではあるが、こちらのソーキそばは言ってみればインスパイア系沖縄そばという印象であった。
スープは白濁したものでトンコツ感をメインで主張するタイプ。
沖縄そばで主役となるカツオのカエシはアクセントを加えているというような味わいなのだが、スープ全体としてはトンコツラーメンの味わいのような濃厚なものではなく脂感はとてもライトに抑えられており、しっかりとカツオの風味を感じさせつつスッキリと仕上げている。
それに合わせる麺も特徴的な自家製生麺。
きしめんを思わせるやや縮れた平打ちタイプの麺はモチモチの食感で、いわゆる沖縄そばで使う湯通しされたものとは違う生麺タイプ。
トッピングで乗せられている軟骨ソーキだが、こちらは2~3口程度のそれなりのサイズ感のものが3つほどで食感は軟骨感も感じられないくらいトロトロに仕上げられておりとても柔らかいもの。
煮汁での味付けほどほどでしっかりとした肉の風味を楽しみつつ、肉の持つ脂感もしっかりと感じられるなかなかレベルの高い軟骨ソーキであった。
一般的な沖縄そばを目指してくると若干ズレる感じはあるが、料理そのものはしっかりと美味しいので一見の観光客というよりは地元民がちょっと違った沖縄そばを食べたいという時に利用するような印象であった。
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