購入場所 | |
購入日 | 2023年06月26日 |
購入金額(税込み) | 1650円 |
テイスティング日 | 2023年06月26日 |
日本酒データ:
地域 | 山形県 |
タイプ | 純米大吟醸 |
使用米種 | はえぬき |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★★ |
コメント:
最近よく行く地元の酒屋で色々見ているとお気に入りの酒蔵の一つであるこちらのお酒を発見。
きらびやかなラベルと共に、個人的にはキラーワードの「無濾過生原酒」という文字が、そして手製のPOPで限定品と書かれており思わず購入してみたもの。
使用する米は山形県産の「はえぬき」ということで飯米のよう。
色は僅かにグリーンのニュアンスが見え隠れする程度。
ほぼクリアながら若干トロみがあるような印象。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁に脚が数多くでる。
香りはとれたての木苺などを思わせる甘味と酸味が入り混じったフレッシュで心地よい香りでいわゆる日本酒感はほとんど感じられない。
日本酒感ガッツリな感じが苦手な人でも香りで十分楽しめるもの。
口当たりも優しくジューシーで甘味をしっかりと感じられる。
その甘味は香り同様に木苺のような甘酸っぱいニュアンスで、中盤からは若干舌先を刺激するようなフレッシュな酸も感じられ、甘味先行ではあるがそれなりにしっかりとボリューム感も楽しめる。
余韻はそこまで長くはないが、チリチリとした酸とフルーティーな甘味がとても印象的。
飯米ベースとは思えないジューシーな甘味と酸を楽しめる夏に飲みたいフレッシュな限定品の無濾過生原酒
<アルコール度数16.7%、精米歩合60%>
この日は漬け丼と合わせてみた。
今回はマグロとぶりの漬けに野付産のホタテを盛った海鮮丼と合わせてみた。
毎度の野付産ホタテは大ぶりでかつ甘味がしっかりと楽しめ、冷凍ものの割には食感もてろてろではなく貝柱のシャキッとした繊維質も楽しめるもの。
マグロとぶりの漬けは程よく甘味のある漬け汁に軽く漬け込んだもので、魚の風味とタレの味わいがバランスよく感じられる。
いずれの食材も甘味がしっかりと感じられるのだが、その甘味と日本酒の甘味が良くマッチする。
また、チリチリ感のある酸味が甘くなった口の中をギュッと引き締めてくれるので、甘さ一辺倒になることもない。
甘味が強めの日本酒なので合わせる料理を選ぶかと思ったが、思いの外マッチする料理の幅は広そうという印象であった。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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