
名前:花はな商店
場所: 〒900-0013 沖縄県那覇市牧志1-3-14
地図はこちらからどうぞ
交通手段:ゆいレール線 美栄橋駅 徒歩7分
営業時間:7:00~14:30 毎週水曜日
また行きたい度:=☆☆☆=輪切りのレモンの清涼感が美味しいインスタ映えするインスパイア系沖縄そば
外部リンク:花はな商店の公式HPへのリンク
備忘録:
(2025/07/19記載)
2025年7月の上旬の平日に訪問。
この日は国際通り近くに滞在しておりあまり遠くない場所での昼食をを検討していた。
周辺には飲食店が多くあるものの場所柄もあってか夜がメインのお店が多かったり、沖縄感のない料理の店も多くありどの店にしようか迷っている中で、朝7時から午後2時までという朝型のこちらの店を発見。
沖縄そばの店ではあるのだが、レモンを使ったそばもあるようで、試しに行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
公共交通機関で店舗に向かう場合、最寄駅はゆいレールの美栄橋駅となる。
駅を降りて国際通り方面の出口1から駅を背にして大通りを国際通りに向かって進んでいく。
途中、右手にジュンク堂書店那覇店の大きなビルをがあるのでそれを通りすぎ、その先の信号のある十字路を右折する。
そのまま道なりに進むと十字路のような路地があるのでそこを左側に進むと右手に沖縄そばの暖簾が出た建物が見える。
立地としては国際通りの裏側ではあるが、路地を抜けていく必要があるので初めて行く際には注意しながら向かう必要がある。
こちらが店舗外観。
店舗の立地が路地裏とマニアックながら、周辺には案内の看板があったり、店舗前には目立つ暖簾も出ているので近くまでくれば比較的簡単に探せる。
また、店の外にはメニューが一覧で張り出されているので料理のイメージもつかみやすい。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の12時過ぎに到着。
観光客の多くなるシーズン、かつ国際通りからのアクセスも悪くない場所にあるので混雑を覚悟しながら店舗に到着。
店内は小上がり席として4名卓が3卓、その他にカウンター席が4席と4名掛けのテーブル席が2席、トータルキャパ25名程度と少なめではあるもの、店内は比較的広々としている。
味のある定食屋さんというような雰囲気で、店舗到着時は4割程度の客入りだったものが時間の経過と共に観光客も地元客も増え、12時15分頃で8割くらいの席が埋まるような状況であった。
ただ、満席になるという感じではなかったので、トップシーズンの週末でなければ待つという感じではなさそうであった。
こちらが店内の雰囲気。
小上がりスペース、テーブルスペースが縦長に配されている。
いわゆる定食屋さんという感じの雰囲気となっており、テーブル席は若干狭い感じがあるものの、小上がり席は比較的ゆったりと座れる。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は沖縄そば専門店ということで、料理は沖縄そばがメイン。
ただ、代わりダネ的なメニューも多く、海ぶどうそばや花山椒をつかったそば、また輪切りにしたレモンを乗せたそばなどもある。
また、サイドメニューとして餃子や唐揚げもあったりと、沖縄そばメインながらもメニューは豊富。
今回は初訪問ということで、「ミックスそば(980円)」をオーダー、同行者は「花レモンそば(950円)」をオーダーした。
なお、こちらの店舗はフードコート形式となっており、店舗一番奥にある券売機で食券を購入しスタッフの方に渡すと呼鈴を渡される。
呼鈴が鳴ったらセルフサービスで料理を取りに行き、食べ終わったら下膳台に下げる方式となっている。
券売機は店舗一番奥にある。
推しメニューについては写真付きとなっているので分かりやすいが、ボタンの数が多いのでサイドメニュー等を含めると意外と迷ってしまう。
店内にはこちらのお店のこだわりが書かれたPOPが貼られているので、料理が提供されるまでの間に目を通しておくのがオススメ。
オーダーして待つこと10分程度で着丼。
こちらが「ミックスそば」。
透明度が高めの沖縄そばらしい色合いのスープの上にチャーシューとソーキが乗ったシンプルな沖縄そば。
まずはスープから一口頂くが、程よいカツオのカエシの風味を感じられるもの。
その味わいに加えてトンコツ系の獣系のコクもそこそこ感じられ、さっぱりとした魚介系の風味としっかりとした獣系の風味のバランスがよいバランスの良い味わい。
トッピングにはいわゆるチャーシュー的なものとソーキが乗せられているが、いずれも塩と野菜でシンプルに煮込んだものとのこと。
ただそのシンプルさが意外に奥深く、塩の風味と香味野菜の味がしっかりと肉に染み込んでおり、肉の味わいもしっかりと感じられる。
今までにない味わいだが、個人的には好みの味わい。
合わせる麺はこちらのお店こだわりのもの。
豊見城にある「中田製麺所」の麺を使っているとのことで、いわゆる沖縄そばの麺と大きく異なるもの。
少し太めの平打ちタイプの麺は魚粉入りということもあって若干色づいている。
また味わいも魚介系の味わいがしっかりと感じられ、もちもち感のあるタイプ。
麺だけを食べると魚介つけ麺食べてるみたいな錯覚に陥る。
そしてこちらが同行者がオーダーした「花レモンそば」。
金の器に輪切りレモンがキレイに盛られた、もはや沖縄そばの領域を超越したそば。
スープの味わいは沖縄そばと同じもののようだが、そこにレモンの清涼感と酸味が加わる。
何となく相性が気になっていたのだが、この清涼感と酸味が冷たく冷やされたスープと麺にとても良くマッチする。
また、あわせる麺は沖縄そばと同じタイプのものだが、冷やして締めるとコシが抜群に強くなるのもの面白い。
イインスパイア系沖縄そばではあるが、料理としては非常に面白く味わいもなかなかもの。
そしてこちらはコーレーグース。
通常、コーレーグースというと泡盛に島とうがらしを漬け込んだものという印象なのだが、こちらのそれは一味違う。
イメージとしてはコチュジャンに島とうがらしの辛味と泡盛の味わいが練りこまれたようなもので、軽くスープに溶かすとしっかりとしたコクが加わる。
<まとめ>
沖縄そばも普通に美味しいのだが、こちらの店で食べるのであれば「花レモンそば」が見ため的にも味わい的にもオススメ。
沖縄そばのスープは程よいカツオのカエシの風味を感じられるものでトンコツ系の獣系のコクもそこそこ感じられるタイプ。
さっぱりとした魚介系の風味としっかりとした獣系の風味のバランスがよいバランスの良い味わい。
合わせる麺は豊見城にある「中田製麺所」のもの。
少し太めの平打ちタイプの麺は魚粉入りということもあって若干色づいており、味わいも魚介系の味わいがしっかりと感じられ、もちもち感のあるタイプ。
麺だけを食べると魚介つけ麺食べてるみたいな錯覚に陥る。
いわゆる沖縄そばのそれとは全く違う印象の麺。
トッピングのチャーシューやソーキ塩と野菜でシンプルに煮込んだもので、塩の風味と香味野菜の味がしっかりと肉に染み込んでおり、肉の味わいもしっかりと感じられるレベルの高いもの。
そして推しの「花レモンそば」だが、スープの味わいは沖縄そばと同じもののようだが、そこにレモンの清涼感と酸味が加わり、この清涼感と酸味が冷たく冷やされたスープと麺にとても良くマッチする。
あわせる麺も沖縄そばと同じタイプのものだが、冷やして締めるとコシが抜群に強くなるのもの面白い。
今回は普通の沖縄そばをオーダーしたが、次回は改めて「花レモンそば」やセットメニューにもチャレンジしてみたい。
「花はな商店」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます
Leave a Reply