鶏ポタ ラーメン THANK (2023/10)


名前鶏ポタ ラーメン THANK

場所:〒105-0012 東京都港区芝大門2-1-13 芝大友ビル 1F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:都営浅草線 大門駅 徒歩3分

営業時間:11:00~15:00、18:00~22:00(月~金)、11:00~15:00(土・日・祝) 無休

また行きたい度:=☆☆☆=オシャレな雰囲気と鶏・野菜を使った濃厚ポタージュスープで作るラーメンが女性客に人気の路地裏に隠れたラーメン店

外部リンク鶏ポタ ラーメン THANKの公式HPへのリンク

備忘録

(2023/12/07記載)
2023年10月上旬の平日の夕食として利用。
この日は近くのホテルに滞在していたこともあり、あまり馴染みのないこのエリアのラーメン店を新規開拓。
色々調べた結果ホテルから近く、何となくオシャレな感じのお店であったこちらのラーメン店に行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は最寄駅であれば都営浅草線の大門駅となるが都営三田線の芝公園駅やJR浜松町駅からもアクセスが可能。
今回はザ・プリンスパークタワー東京から徒歩でアクセスしたのだが、店舗の場所が若干わかりにくい場所にある。
地図的には店舗へは芝パークビル側に面した対面通行の道路からは入れそうなのだが、実際にはそれよりも一本浜松町寄りの狭い一通の路地側からのみアクセス可能。
地図アプリで見ながら向かって現地まで到着したのだが店舗が見つからず若干戸惑ったので注意が必要。
都営浅草線大門駅からのアクセスの場合はA6出口を出て道路を反対側に渡り、東京タワーを正面に見ながら進んで2つ目の路地を左折(芝大門の交差点の一つ前に路地)、そのまま100メートルほど進むと右側に見えてくる。


こちらが店舗外観。
建物がそもそも細長いこともあり入口の面積が狭いこと、そしてラーメン店的な造りではなく、オシャレなビストロのような雰囲気になっていることもあって、知らないと普通に通り過ぎてしまうようなイメージのお店。


店先にはメインメニューの一覧が写真と説明文と共に紹介されているので初めての来店の際にはここで何となくのイメージをつかむ事が出来そう。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の19時過ぎに到着。
店内は細長い造りになっており外観同様にオシャレなビストロやカフェを思わせるような造りになっていることもあってか、我々の入店時は3組先に入っていた客が全てが女性客という状況であった。
カウンター席が9席、4名掛けテーブル席が1卓、そして2名掛けテーブル席が2卓の計20席弱のキャパの店内はその後もちょこちょこと出入りがあり、我々が食事を終えて帰るころまで6~7割程度の席が埋まっている状況であった。
全ての時間帯を通じてラーメン店の割には女性客の割合が非常に高いという印象であった。


こちらが店内の雰囲気。
入口から奥に続く細長い造りとなっている。
店内は明るい色使いと木を基調にしたオシャレでモダンな雰囲気になっている。
カウンター席もテーブル席もあるので、1人でフラッと立ち寄ったり、グループで食事を楽しんだりと幅広いシチュエーションで使えそうな雰囲気になっている。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は鶏ポタージュースープがメインとなっているので、ベースは鶏ポタラーメンとなっている。
が、そこからチーズを加えたものや辛さを追加したもの担々麺風のものや、つけ麺などの派生メニューもある。
また、サイドメニューには鶏肉を使ったそぼろ丼などのメニューもあり、トンコツ系のラーメンよりも低カロリーでオシャレなイメージがあるのが女性客が多い理由かも知れない。
今回は2名での来店であったので、一つは看板メニューの「鶏ぽた ぽてり(950円)」と「鶏ポタンタン麺(1200円)」、そしてサイドメニューとして「丸鶏ほぐし丼(350円)」をオーダーした。


いわゆるメニュー表は無く、あるのは店の外に出ている各種ラーメンの紹介だけ。
また、券売機は最新型の液晶タッチ式となっていて、シンプルでわかりやすい一方でどのようなメニューがあるのかはそのメニューをタッチして行かないと詳細が分からないので一覧で見て選びたいときには少々苦労する。
券売機は店内入ってすぐの左側にあり、こちらは現金も敷くはpaypayが使えるようなものとなっていた。


案内された席につくと、目の前に自家製ピクルスがあったのでちょっと頂いてみた。
こちらは玉ねぎと人参を細かく刻んだもので、しっかりと酢の味わいが効いたもの。
ただ、後で店内の案内文を読んでみると、サイドメニュー的なものではなくて味変アイテムだったよう。

オーダーしてから待つこと8分程度で着丼。
各席の前には紙エプロンが置かれているので、汁跳ねが気になるときはセルフサービスで使うことが出来る。


こちらが「鶏ポタンタン麺」。
刻みネギと白髪ネギ、肉そぼろと海苔、そして卵黄が辛味の効いたスープの上に乗っている、一見すると鶏ポタ感のない普通の担々麺のようなビジュアル。

まずはスープから頂くが、混ぜないと坦々麺というより濃厚な鶏の旨味が効いた鶏ぽたに七味の風味のような辛みが加わったような感じの味わい。
だた、やはり「鶏ぽた」というだけあって、スープ全体のトロみはかなりなもの。
卵黄や鶏そぼろをしっかりと混ぜると濃厚な鶏ぽたの味わいに卵黄の風味が加わり辛みにマイルド感が出るのだが、通い慣れた常連がたまに味変メニューをオーダーするような感じでなければ正直「鶏ぽた」のラーメン店に来て、わざわざこれをオーダーしなくても良いのでは、と思ってしまう感じがある。


こちらに合わせる麺は太めで黄色のやや縮れタイプのもの。
ぷりぷりとした食感でピリ辛でインパクトのあるスープにしっかりと絡み、スープの濃厚な存在感に負けないもの。


そしてこちらが定番メニューの「鶏ぽた」。
濃さを「ぽてり・とろり・さらり」の3種類から選べるが、今回は一番濃厚な「ぽてり」でオーダー。
見た目は濃いめの鶏白湯という感じではあるが、味わいはそれに加えて野菜の凝縮された旨味と甘さが加わる。
時間をかけてじっくりと仕上げていることもあってか、マイルドで臭みのない極濃白湯という味わいでこってり感も強いのだが、逆にそのこってり感が食べ続けるとちょっと重く感じるという気もしなくはない。

添えられているチャーシューは豚ではなく炙り鶏チャーシュー。
柔らかくジューシーに仕上げられており、炙り感が香ばしさを演出しており豚チャーシューとは違った旨味がある。


こちらは鶏ポタンタン麺の麺とは違い、細めストレートタイプの九州とんこつ系の麺を思わせるものを使用している。
デフォルトで少し固めに茹でられている。


そしてこちらは「丸鶏ほぐし丼」。
柔らかい鶏肉とほんのりピリ辛のタレ、そして胡麻の香ばしさがバランスよくマッチしており、なかなかのレベルの味わい。
また、鶏のほぐし身の量もしっかりと盛られており、2名でシェアしても十分に楽しめるボリューム感であった。

<まとめ>
今回は初訪問ということもあって、定番メニューの「鶏ぽた ぽてり」をオーダーし、2名であったので派生系メニューの「鶏ポタンタン麺」もオーダーしてみた。
「鶏ぽた」は濃さを「ぽてり・とろり・さらり」の3種類から選べるが、今回は一番濃厚な「ぽてり」でオーダー。
見た目は濃いめの鶏白湯という感じではあるが、時間をかけてじっくりと仕上げていることもあってか、味わいはマイルドで臭みのない極濃白湯という印象でこってり感も強い。
それに加えて野菜の凝縮された旨味と甘さが加わるトンコツ系のラーメンとは一風変わった味わいではあるが、逆にそのこってり感が食べ続けるとちょっと重く感じるという気もしなくはない。
一方の「鶏ポタンタン麺」はベースとなる「鶏ぽた」の味わいに担々麺定番の卵黄や鶏そぼろが乗っており、それらをしっかりと混ぜると濃厚な鶏ぽたの味わいに卵黄の風味が加わり辛みにマイルド感が出る。
ただ、通い慣れた常連がたまに味変メニューをオーダーするような感じでなければ正直「鶏ぽた」のラーメン店に来て、わざわざこれをオーダーしなくても良いのでは、と思ってしまう感じがある。
なお、合わせる麺は「鶏ぽた」は細麺ストレート、「鶏ポタンタン麺」は太めで黄色のやや縮れタイプのものとかなりこだわって麺を合わせているよう。
オシャレ感がある雰囲気と、「鶏ポタージュ」という若干ヘルシーさを思わせるようなメニューは醤油やトンコツ系ラーメンを食べ飽きた人の味変的な使い方が出来そうな店であった。
次回は鶏ポタージュと絶対に相性が良さそうなパルミジャーノチーズを合わせた「トリポターナ」にチャレンジしてみたい。

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鶏ポタ ラーメン THANKラーメン / 大門駅芝公園駅浜松町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.2

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