名前:宮古そば SAIGA
場所:〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1-6-15
地図はこちらからどうぞ
交通手段:ゆいレール 牧志駅 徒歩8分
営業時間:11:00~20:00 毎週月曜日
また行きたい度:=☆☆☆=12種類の食材を無化調で仕上げた透明感のあるコク旨スープと自家製麺を組み合わせたこだわりの宮古そばがウリ
外部リンク:宮古そば SAIGAの食べログページへのリンク
備忘録:
(2023/12/05記載)
2023年10月上旬の平日の昼食として利用。
今回は美栄橋エリアに滞在していたので周辺で沖縄蕎麦の店を探すもののなかなかピンとくる店がない、もしくはあったとしても訪問済みということで少し範囲を拡大して検索。
それでも評価の良いところはほぼ訪問済みということで色々なサイトを訪問してみると、宮古そばながらこちらのお店がなかなかなの高評価。
若干距離はあるが折角なので行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
最寄駅はゆいレールの牧志駅となり、そこからの徒歩が公共交通機関を使った場合のアクセスとなるが、店舗横にはコインパーキングがかなりあるので車でのアクセスも可能。
公共機関を使ってアクセスする場合は牧志駅から国際通りを県庁駅前方面に進み、むつみ橋の一つ手前の信号のある交差点(ローソンが目印)で左折し、右手に公園とハイアットリージェンシー沖縄を見ながら進み、ファミリーマートが左手に見えるT字路で右折、すぐ先にあるT字路を左折して50メートルほど歩いた先のT字路を右折し、コインパーキングを過ぎた先の右側に店舗が見える。
なお、このエリアには沖縄そば有名店の「OKINAWA SOBA EIBUN」やその支店である「Stand Eibun」などもある人気沖縄そば店が密集するエリアとなっている。
こちらが店舗外観。
目立つような看板はなく、店名が書かれたオーニングがあるだけなので注意しないと見逃す。
店先にすだれがかかっているが、このすだれの後ろ側にも席がある。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の11時半に到着。
こちらのお店は席数が7席程度と非常に少ないので待つかと思ったが、運よくすだれの後ろの席が1席のみ空いていたので待ち時間なく入ることが出来た。
なお、お店は店内は2席と1席に分かれたカウンター席が計3席、店の前には左右それぞれ2席ずつのテーブル席・カウンター席がある。
今回は10月上旬の訪問であったが、流石に沖縄はまだ暑く、正直夏の時期にクーラーが全く効いていない外の席でアツアツの沖縄そばを食べる気にはなれなさそう。(一応扇風機は設置されているが)
その後12時前には先客が食事を終えて出ていくが後続客は続かず、平日のランチ時であれば席数は少ないもののそこまで待つような感じではなさそうな印象であった。
こちらが店内の雰囲気。
店舗そのものがかなり狭く、写真に写っているカウンター席が2席と右側に1席があるのみ。
店内はクーラーが効いているので真夏に食べる際は出来れば店内の席を利用したいところ。
こちらが今回案内された外の席。
ちょっとしたプライベート感のあるエリアではあるが、10月でも日中はまだまだ暑いので、夜か涼しい時期であればよいが、日中の暑い時間帯だと少々キビシイ。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は宮古そばの店ということで、メインは宮古そばとなる。
そこに軟骨そーきや三枚肉などのトッピングを加えることでいくつかメニューのバリエーションがあるが、メニューの種類は少なめ。
その他に「骨汁」というメニューがあったり、丼物のサイドメニューなどもある。
今回はとりあえず欲張って見たかった事もあったので、塩軟骨ソーキ・醤油軟骨ソーキ・三枚肉・ロース・宮古かまぼこという、全トッピングに近いものが乗っている「SAIGAそば(1200円)」をオーダーしてみた。
なお、ランチタイム(11:00~15:00)はジューシーとライスは大盛り無料のサービスをしているよう。
こちらがメニュー。
宮古そばをベースとして、トッピングでメニューのバリエーションがある。
丼もののサイドメニューや、「骨汁」というメニューも数量限定で提供しているよう。
なお、こちらのお店は素材に非常に強いこだわりを持っているようで、使っている素材や作り方、無化調であることを記載したPOPも各席に置かれている。
オーダーしてから待つこと8分程度で着丼。
こちらが「SAIGAそば」。
肉系のメニューが別盛りであるケースは時々あるが、こちらのメニューはトッピングの肉の種類が多すぎるせいか、肉用の小皿も2皿に分けられての提供であった。
ほんのり黄金色のニュアンスを感じられる透き通ったスープの中には自家製麺が泳いでおり、その上には刻みネギや生姜が乗せられたとてもシンプルなビジュアル。
まずはスープを一口頂くが、シンプルな味わいながら動物系・魚介系・野菜系の旨味がたっぷりと感じられるコクのある味わい。
席に置いてある説明書きによると無化調で計12種類の素材を使って仕上げたスープという事だが、個人的には野菜系の旨みを一番強く感じる。
そこに透き通るような臭みの無い動物系のコクと、優しい魚介系の風味がバランス良く感じられ、沖縄の天然塩が旨味をさらに強くしている嫌味のない濃厚な味わい。
合わせる麺もこだわりの自家製麺。
沖縄そばで使われている麺というよりもラーメンの麺に近い印象のもので、太めのほぼストレートタイプで断面がほぼ正方形の特徴的なもの。
比較的ワシワシ感のあるタイプでしっかりとした食感があり、よく食べる沖縄そばの麺とはちょっと違う印象でインパクトがある。
デフォルトでもそれなりにボリューム感はあるのでトッピングの肉類等をオーダーすれば十分にお腹は満たされる。
今回はいわゆる全部入り的なものをオーダーしたので、様々なトッピングが2枚の皿に分けて別盛りで提供された。
サイズ感としてはそれぞれ1口大、少しづつ味わって食べて2~3口程度のものなので単体だと少し小さめという印象はあるが、肉トッピングで4種類あるのでトータル的に見ると十分なボリューム感となる。
また、いずれの肉系トッピングも味付けは比較的薄め、食感は肉感を残してあり、肉の味わいをダイレクトに感じられる仕上がりになっている。
こちらは左から宮古かまぼこ・ロース・塩三枚肉。
ロースは牛肉時雨煮的な食感と味わい、塩三枚肉はも食感はしっかりと残してあり、ダシベースの味付けで肉の風味がしっかり残ってる。
そしてこちらは左から醤油軟骨ソーキ・軟骨ソーキ。
醤油ソーキも比較的醤油感抑えめの味わい。
柔らかく仕上げれあり、いわゆるスタンダードなソーキという印象。
一方の塩ソーキは文字通り塩系で味付けされていることもあってとてもシンプルな味わい。
脂の風味を活かし塩で仕上げているので肉の旨みをたっぷりと感じられ、添えられている柚子胡椒を少し絡めて頂くとさっぱり感が増す。
なお、ソーキについては炙りでオーダーすることも可能とのこと。
<まとめ>
今回は初回ながら、欲張っていわゆる「全部入り」に近いメニューである「SAIGAそば(1200円)」をオーダーしてみた。
結果、塩軟骨ソーキ・醤油軟骨ソーキ・三枚肉・ロース・宮古かまぼこという、全トッピングに近いものが乗っていることもあってか、肉類は2皿に分けて別盛りでの提供となる程、見た目はとても賑やかなメニューであった。
こちらの店はスープ・麺・トッピングに強いこだわりがあるようで、黄金色のニュアンスを感じられる透き通ったスープはシンプルな味わいながら動物系・魚介系・野菜系の旨味がたっぷりと感じられるコクのある味わい。
無化調で計12種類の素材を使って仕上げたスープは野菜系の旨みを一番強く感じ、透き通るような臭みの無い動物系のコクと、優しい魚介系の風味がバランス良く加わり沖縄の天然塩が旨味をさらに強くしている嫌味のない濃厚な味わい。
合わせる麺もこだわりの自家製麺で、いわゆる沖縄そばで使われている麺とは一風異なるもの。
ラーメンの麺に近い印象のもので、太めのほぼストレートタイプで断面がほぼ正方形となっており、比較的ワシワシ感のあるタイプでしっかりとした食感がある。
計4種類の肉系トッピングはサイズ感としてはそれぞれ1口大、少しづつ味わって食べて2~3口程度のものなので単体だと少し小さめという印象はあるが、肉トッピングで4種類あるのでトータル的に見ると十分なボリューム感となる。
いずれの肉系トッピングも味付けは比較的薄め、食感は肉感を残してあり、肉の味わいをダイレクトに感じられる仕上がりになっている。
今回は初回訪問だったので素直に定番系メニューをオーダーしてみたが、数量限定で提供されている「骨汁」も試してみたいところ。
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宮古そば SAIGA (沖縄そば / 牧志駅、安里駅、美栄橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
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