購入場所 | 横浜高島屋(こちらから購入可能) |
購入日 | 2023年10月06日 |
購入金額(税込み) | 1760円 |
テイスティング日 | 2023年10月06日 |
日本酒データ:
地域 | 長野県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | ひとごこち100% |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★★ |
コメント:
久しぶりにお散歩がてらこちらのエリアの酒屋を巡回中に発見。
大好きな「無濾過生原酒」が全て揃ったもので、微発泡というキャッチフレーズに惹かれて購入。
色は僅かにグリーンのニュアンスが入っているがクリアで輝きがある。
粘度はほどほど。
グラスの縁に脚は出るが、そこまでガッツリというよりもそれなりという印象。
香りはマスカットのようなフルーティーさを感じられる甘味がしっかりとあり、加えて僅かな酸がアクセントになっている。
いわゆる日本酒感や穀類のニュアンスはほぼなく、しっかりとした甘味と共に感じられる香りは万人受けするタイプのもの。
口当たりはフレッシュで爽やか。
アタックは香りから感じられるような甘味がガッツリというタイプではなく、しかしながらしっかりとジューシーな甘味を主張するとてもバランスよく上品な味わい。
中盤にはその甘味と共に、凝縮された米の旨みをしっかりと感じられ飲み応えも十分。
一方余韻はキレがよく、シャープな酸が口の中を洗い流していく。
フレッシュで爽やかな酸とジューシーな米の旨みをバランスよく楽しめるキレの良い生酛仕込みの限定酒。
初めて飲んだ酒蔵だが、価格・味わい共にダークホース的な一本であった。
<アルコール度数14%、精米歩合59%>
この日はザ・和食のつまみたちと合わせてみた。
しらすとわかめときゅうりの酢の物、厚揚げの照り焼きソース和え、そして筑前煮のトリオと共に頂いたが、
まずはしらすとわかめときゅうりの酢の物だが、酢をかなり軽くしてしらすの味わいを全面に出していることもあって、気にしていた酢の味わいと日本酒の風味がぶつかることもなかった。
そして厚揚げの照り焼きソース和えは文字通り厚揚げに少しとろみをつけた照り焼きソースを絡めて軽く焦げ目を付けたお手軽ながら飲兵衛にはたまらないもの。
ほんのり甘い照り焼きの風味と香ばしく焦げ目のついた厚揚げの味わいは何の違和感もなく日本酒とマッチする。
一方の筑前煮は味付けこそシンプルに出汁ベースで仕上げているものの、肉の旨みや根菜の味わいがしっかりと感じられることもあって若干日本酒が負けているような感じもしなくはない。
しっかりとした味わいではありながらも思った以上に繊細な味わいなので合わせる料理は意外と選ぶかもしれない。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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