購入場所 | - |
購入日 | - |
購入金額(税込み) | - |
テイスティング日 | 2021年06月03日 |
日本酒データ:
地域 | 三重県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 雄町100% |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★★ |
コメント:
以前にたまたまインターネット通販で定価販売しているのを見かけてすぐざま購入したもの。
かなりレアなお酒ということもあり、ネットでは14000円程度で取引されているよう。
また、一升瓶ということもあってなかなか開ける機会がなかったのだが、たまたま日本酒好きとのオンライン飲み会もあったので勢い余って開けることにした。
色はわずかにグリーン系のニュアンスを感じさせるがほぼ透明で輝きがある。
粘度はそこそこ。
グラスの縁には脚こそ出ないが、ゆっくりと伝わり落ちていく。
香りは温度が低いこともあってかそこまで華やかに力強くはないが、ジューシーで果実のような甘味を感じさせる膨らみのある香り。
その奥には冷涼で力強い米の旨味のニュアンスも感じられる。
口当たりはよく、最初は柔らかさを感じる。
が、そのあとにはボリューム感のある果実のような甘味と、さわやかでフレッシュな酸味をバランスよく感じさせる。
キレはシャープながらふくよかな甘味が軽く余韻を残していく。
中盤の厚みのある甘味と旨味が印象的なとても上品にまとまったお酒。
この日はカツオのたたきがメイン。
生姜・ミョウガ・大葉をたっぷりと効かせているが、その味にも優ってカツオの濃厚な旨味を感じられる。
三重県のお酒ということで海産物との相性は悪くないのかと思ったが、意外にも相性はよくない。
薬味との相性は悪くないのだが、思いのほか生魚との相性が微妙。
悪くはないのだが、なんとなく違和感を感じてしまい一緒に合わせるのがもったいないという印象。
同じ魚でもシンプルに塩焼きにした魚と合わせた方が良いのかもしれない。
Leave a Reply