Francis Coppola Rosso& Bianco Pinot Grigio NV（フランシスコッポラ）

ワインデータ：

コメント：
毎回、山梨に行く際に必ず立ち寄るこちらのお店で30％オフシリーズを色々みていた際に見つけたので購入したもの。
定価だと2600円程度のものを1800円でお得に購入。
色は軽やかで輝きのあるライトグリーン。
粘度はほどほどでグラスの縁から涙がスッと落ちていくようなイメージ。
香りは冷涼ながらしっかりとしたフルーティー感を感じられる。
青リンゴのようなフレッシュな酸と果実感をベースにマンゴーやパパイヤなどの南国系のフルーツの甘味が程よくアクセントを加えている。
その奥にはほんのりハーブのニュアンスが見え隠れしており、派手さはないが中々の複雑感を感じさせる香り。
アタックは口に含んだ瞬間こそ熟したあんずのような柔かい甘味を感じるが、すぐにグレープフルーツを思わせるようなしっかりとした酸が力強く主張する。
中盤も甘味と酸味がバランスよく感じられ、思った以上にしっかりとしたボディーを形成する。
そして余韻には僅かに渋みを感じるがキレはシャープ。
アタックは柔らかく親しみやすいが意外としっかりとしたボディーは酸と甘味のバランスがとてもよく過度に主張しすぎない食中酒向けの味わい。
＜アルコール度数12.5%＞

インプレッション：

この日は白身魚のソテーと、生ローズマリーとハーブソルトを使ったグリルポテトと合わせてみた。
なんとなくフランスの白ワインと合わせたい気もしたが、アメリカワインではあるがピノグリを使っているということで落ち着いた上品な味わいを期待してこちらのワインと合わせてみた。
白身魚のソテーはシンプルにバターと共にソテーしたものだが、カリッと香ばしく焼き上がった皮と、魚そのものの塩味は若干ワイルドさを感じさせる味わい。
魚の塩味との相性は悪くなく、むしろワイルドさがある分、合わせやすい印象。
グリルポテトは文字通りグリルをしたもの。
フライドポテトのようにカリッとした味わいではないが、逆にハーブソルトと生ローズマリーの風味がしっかりと染み込んでいる。
ワインとの相性も非常によく、特にグリルポテトのハーブ感やローズマリーの風味が非常にワインとマッチする。
＜マリアージュ指数：3可もなく不可もなし＞