中華そば 和渦 TOKYO (2023/08)


名前中華そば 和渦 TOKYO

場所:〒140-0001 東京都品川区北品川3-2-1
地図はこちらからどうぞ

交通手段:京浜急行線 北品川駅 徒歩3分

営業時間:11:00~14:30、18:00~20:30 毎週日曜日

また行きたい度:=☆☆☆☆=日替わりの素材を複数種使い旨味・コクを極限まで高めた「三位一体」シリーズが必食のコク旨上品系ラーメンの店

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備忘録

(2023/11/13記載)
2023年8月下旬の平日に訪問。
以前品川エリアで手軽に食べられるランチを探していたところ見つけたのだが、品川とは言え、京急線で一駅隣の北品川駅ということで時間の都合上断念。
今回はそのリベンジで行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は京急線の北品川駅から目と鼻の先にある。
改札を出て目の前の歩道橋を渡り、品川方面に10メートルほど進むとガソリンスタンドが見えるのだが、その手前にある細い路地を左折、一つ目の路地を右折した先の左側にお店がある。
店舗は建物の2Fとなっており、壁には「中華そば 和渦 TOKYO」と書かれているので見逃すことはまずない。
なお、品川駅からも徒歩15分程度で行くことは出来るが、北品川方面に向かってなだらかに上り坂になっているので地味にキツイ。


店舗は建物の2Fとなっている。
1Fは駐車場となっているが、こちらのお店の駐車場ではないので注意。


店舗へのアクセスはこちらの階段を使って2Fへと向かう。


なお、混雑時には店舗先に置いてある看板に記載の通りのルールで並ぶこと。

<混雑状況・店内の様子は?>
人気店ということで今回は平日の13時過ぎと少し時間をずらしての来店。
幸いなことに待ち客はなくすんなり入店。
店内は4名掛けテーブルが2席、2名掛けテーブル席が3席、そしてカウンター席が4席の20席弱というキャパ。
ラーメン店としては広めにスペースを使った店内は先客は4、5名程度であった。
ただ、その後昼時間をずらした人が続々入店、13時20分頃で8割程度埋まった。
平日の昼食時間をずらしたタイミングでもこれだけ混雑するので、休日のランチ時はかなり並ぶことが容易に想像できる。


こちらが店内の雰囲気。
スペースをゆったりと広めに使っており、カフェのような雰囲気。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は醤油、塩の2種類がベース。
その他に最近はやりの昆布水のつけ麺や岩中豚油そば、そして日替わりの3種類の素材を使った三位一体などのメニューがある。
また、ご飯ものとしてチャーシュー丼や玉子かけご飯などがあるのだが、それぞれ50円というかなりお得な価格設定になっている。
事前に調べたところ、お店の推しでもある「特製醤油そば」もなかなか評判が良いのだが、「三位一体」の評判もかなり高かったのでこちらに決定。
ただ、この日は冷やしのみの提供、かつ、つけ麺は選べなかったので、「特製三位一体(1200円)」をオーダー。
また、全て50円の丼ものもかなりコスパが良いということで、「漬け卵黄丼(50円)」も発注した。


店内入って右側の所にある券売機で食券を購入する方式。
メニューは比較的少なめで、醤油・塩をベースにラーメンとつけ麺を選べる。
その他に日替わりの3種類の素材を使った三位一体などのメニューがある。
なお、サイドメニューの丼ものは全て50円とかなりリーズナブル。


なお、この日のは三位一体は煮干し・帆立・浅蜊・鶏であった。(厳密には3種類ではなく4種類だが)
店舗入口にも書かれているが、公式ツイッターでも確認することが可能なよう。


なお、こちらのお店はは素材にかなりこだわりがあるようで、オーダーしてからの待ち時間で色々と確認することが出来そう。

スタッフの方に食券を渡して待つこと7分程度で着丼。


こちらが「特製三位一体」。
塩と醤油の間のような色合いのほんのり黄金色のスープの上には大きなチャーシューやワンタン、そして刻み赤玉ねぎや三つ葉、柚子が乗っており、見た目もとてもオシャレで上品。
冷やしということで油系が戻って固まっていることもあるのだが、こちらはそんな事は一切なく見た目も普通のラーメンと全く変わりない。

まずはスープから一口頂くが、口に含むと煮干しの旨み飛び込んでくる。
その煮干しの味わいは全く苦みが無く、ピュアな煮干しの風味を楽しめる。
そこにホタテの旨味と浅蜊の塩味、そして鶏油の旨みが複雑に絡み合い、文字通り三位一体、ならぬ四位一体の味わいとなっている。
冷やしラーメンということで油が固まっていることを危惧していたが、鶏油は滑らかで全くそのような感じはない。
見た目は上品でスッキリ系の感じがするスープだが、実際には素材の旨味をしっかりと凝縮して濃厚でコクのある塩ラーメンに煮干しの旨味を加えたような感じのガッツリとした味わい。
トッピングで乗せられていた柚子がその濃厚な味わいにアクセントを加える。
冷やし系は油の問題もあってなかなか微妙なケースが多いのだが、こちらの冷やしは普通にラーメンとして出すものを冷やしたのではなく、しっかりと冷やしで提供することを想定して作られたのが良くわかる味わいであった。

今回は特製でオーダーしたので、トッピングにはワンタン2個、モモ肉チャーシュー2枚、バラ肉チャーシュー1枚にメンマ、味玉とかなり盛りだくさん。
まずはワンタンから頂くが、こちらは餡が大きめしっかりとした食べ応えがあるもの。
肉の旨味と生姜の味わいがミックスされたもので、餅で出来ているのでは?と思うくらいにモチモチっとした独特な食感が特徴的。
もも肉チャーシュー、バラ肉チャーシューとも薄くスライスされたローストビーフ状のもの。
肉の旨味がしっかりと効いたもので煮汁の味わいは控えめ。
ただ、バラ肉チャーシューは流石に脂身が多いこともあってか、冷やしでの提供だと若干脂が固まっている感じはある。
そしてメンマだが、見た目からは分からないのだがダシの旨味をしっかりと吸いこんだひと手間かかったもの。
味玉はトロトロに仕上げられた味付け濃いめのタイプで、どのトッピングもしっかりとこだわって手間暇かけて作られたのが良くわかる味わいであった。


このスープに合わせる麺は細めストレートタイプのもの。
茹で上げてからしっかりと冷やして締めてあるので、モチモチな食感ながらしっかりとたコシのあるもの。
冷やしで提供されたスープとの相性もとても良い。
なお、デフォルトだと量はそこまで多くないので、しっかりと食べたいときは麺大盛りにするか、50円シリーズの丼ものを追加オーダーするのがオススメ。


そしてこちらが50円でオーダーした「漬け卵黄丼」。
正直これで50円でいいのか、と思ってしまう程のボリューム感とクオリティーであった。
個人的にはこちらの店に来たら丼もののオーダーは必須という印象であった。

<まとめ>
今回は事前に調べた通り、お店の推しでもある「特製醤油そば」ではなく、冷やしのみの提供ではあったが替わりの3種類の素材を使った「特製三位一体」をオーダー。
この日はの日の三位一体は煮干し・帆立・浅蜊・鶏で、結論、かなり満足度は高い味わいだった。
スープは口に含むとまず最初に煮干しの旨み飛び込んでくるのだが、その煮干しの味わいは全く苦みが無く、ピュアな煮干しの風味を楽しめる。
そこにホタテの旨味と浅蜊の塩味、そして鶏油の旨みが複雑に絡み合い、文字通り三位一体、ならぬ四位一体の味わいとなっており、素材の旨味をしっかりと凝縮して濃厚でコクのある塩ラーメンに煮干しの旨味を加えたような感じのガッツリとした味わい。
冷やし系は油の問題もあってなかなか微妙なケースが多いのだが、こちらの冷やしは普通にラーメンとして出すものを冷やしたのではなく、しっかりと冷やしで提供することを想定して作られたのが良くわかる味わいであった。
今回は特製をオーダーしたこともあって、トッピングもワンタン・2種類のチャーシュー・メンマ・味付け玉子とかなりの充実度合い。
いずれのトッピングもスープ同様にしっかりと手間暇かけて作られたのがわかる味わい。
このスープに合わせる麺は細めストレートタイプのもので、茹で上げてからしっかりと冷やして締めてあるので、モチモチな食感ながらしっかりとたコシのあるものであった。
また、サイドメニューの丼ものは全て50円という破格の金額設定ながら、味わい・ボリュームともに抜かりなし。
ラーメンのお供に是非ともオーダーしたいメニューであった。
次回は是非お店の推しでもある醤油ラーメンを味わってみたい。

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中華そば 和渦 TOKYOラーメン / 北品川駅新馬場駅品川駅

昼総合点★★★☆☆ 3.7

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