麺や 七彩 (2022/04)


名前麺や 七彩

場所:〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-13-2
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 八丁堀駅 徒歩3分

営業時間:11:00~15:00、17:00~21:00(土・日・祝) 第三火曜日

また行きたい度:=☆☆☆=オーダー毎に目の前で打つ究極のこだわり麺と無化調にこだわったスープを楽しめる高級ラーメンレストラン

外部リンク麺や 七彩の公式HPへのリンク

備忘録

(2022/05/29記載)
2022年4月下旬の休日のランチタイムに利用した。
この日は八丁堀エリアにいたこともあり、昼食は軽くサッと食べられるものを探していたところ、滞在先近くに高評価のこちらのラーメン店を発見。
色々な情報を見ると、ラーメンのお値段としてはかなり高い部類に入るものの、休日でもかなり混雑するとの事で、開店時間前に余裕をもって行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は八重洲通りを東京駅方面から歩いてくると右側、八丁堀二丁目の交差点を過ぎてすぐのところにある。
手前には「ホテル八重の翠東京」というビジネスホテルがあるのでそれを目印にするとよい。
なお、最寄り駅は八丁堀駅だが、都営浅草線 宝町駅からだと5分程度、東京駅からだと15分弱のお散歩コースで行くことも可能。


こちらが店舗が入るビルの外観。
店舗は少し奥まったところにあり、外観はオシャレな雰囲気でラーメン店ぽくないので知らないと通り過ぎてしまう。
店の入口から外に沿って待ち客用のカラーコーンが置かれているのでそれが目印。

<混雑状況・店内の様子は?>
こちらのお店は11時開店ということで、行列店らしいのでお店には10時50分過ぎに余裕をもって到着。
既に2名が並んでいたが、これであれば間違いなくファーストロットでの入店は可能。
その後開店時間の11時直前になると続々と待ち客が接続し、開店時間には既に10名以上が待っていた。
店内入ってすぐの場所にある券売機で食券を買って入店するスタイルなので、開店と同時に順番に食券を購入して店内に進む。
店内は木を基調とした温かみのあるスタイルで厨房を囲むようにカウンター席のみ12席程度。
我々が食事を済ませて帰る11時45分頃は常に待ち客が出るか出ないかという感じの100%の入店状態であったが、長蛇の列という感じではなかった。


こちらが店内の様子。
木を基調としたオシャレで落ち着いた明るい店内。
接客も明るく、オシャレなラーメンショップという雰囲気であった。
なお、待ちが発生するときには写真には写っていないが左側奥にある丸椅子で7名程度が座って待つことが出来る。

<オススメのメニューは?>
事前にメニューを調べたのだが、醤油・塩・味噌のラーメンに加えてつけ麺があり、更には限定メニューもあるということでメニューを絞り切れずにお店に到着。
到着後も色々と見たのだが結局絞り切れず、「券売機の原則」に従って左上にあった「特製ラーメン(1700円)」を醤油味でオーダー。
また麺の量は並(150グラム)、中(200グラム)、大(250グラム)と選ぶことができ、食券を渡すときに確認される。
スープ自体は醤油・塩・煮干しの三種類がベースとなっているようで、そこに乗せられるトッピングの種類によって少しずつ値段設定が変わっているよう。
また、つけ麺の場合はシンプルにつけ麺1種類のみで、つけダレを醤油・煮干し・塩から選べるよう。
また、店先には「本日の限定」メニューとしていくつか張り紙があった。
この日は「初摘み海苔の塩ラーメン」と「担々麺」が限定メニューであった。


こちらは店内に設置されている券売機。
メインのオススメメニューは券売機上段に写真付きで掲載されている。
派生形のメニューやサイドメニュー、限定メニューなどのボタンが数多くあるので、慣れないと希望するメニューがどこにあるのかが少々わかりにく。


こちらが店の外に張り出されているレギュラーメニューと限定メニュー。
写真付きで載せられているのでわかりやすいといえばわかりやすいのだが、いかんせんメニューが多くて悩んでしまう。

食券をスタッフの方に渡して、「醤油」の「中盛り」でオーダー。
待っていると何やらカウンターの中で麺を切る音が。
あとで気付いたのだが、どうやらこちらのお店はオーダーが入るごとにその場でロットで麺をこねて切って茹でる方法のよう。
そんなこともあり、10分程度待ち着丼。


こちらが「特製ラーメン」。
味付け玉子1個、厚切りのチャーシューが5枚、たっぷり刻みネギと写真には写っていないが細く刻まれたメンマがたっぷりと載せられている。
写真でもわかる通り、特製ラーメンの場合はネギとメンマも増量となるのでかなり立体的にたっぷりと具が盛られており、ボリューム感は満点。

まずはスープを一口すするが、比較的すっきりとした味わい。
植物性原料のみを使用しているとのことで、いわゆる動物系の油感やコクは少な目でガッツリ醤油系の味わいではないので、そっち系の味が好きな人だと少し物足りないかも知れない。
ただ、細く刻まれたメンマから感じられる味わいや、わずかに加えられている黒胡椒の味わいがアクセントになっており、あっさり系ながらも程よく刺激のある味わいに仕上げられている。

トッピングのチャーシューだが、こちらは5ミリ強の厚めに切られたものが5枚のせられており、肉感と脂感がバランス良いタイプ。
しっとり系の味わいはローストビーフを思わせるような食感ながらも外は香ばしく仕上げられており、上質な素材を時間をかけて仕上げたことが容易に想像できる。


注文が入ってから店内で打って茹で上げる特徴的な麺なので、普段は撮らない麺の写真も今回は思わずパチリ。
やや縮れた平打ちタイプの麺はかなり特徴的な味わい。
その場で打ってすぐに茹で上げていることもあってか、コシは弱めではあるが、麺自体からしっかりと小麦粉の風味が感じられる今まで食べたことにないタイプの麺。
味わいは賛否両論かもしれないが、突き詰めたらここにたどり着いたと思わせるような究極のこだわりを感じる麺であった。

<まとめ>
一番安いラーメンでも1200円というなかなかな価格帯の中で今回は1700円のいわゆる「全部入り」をオーダーしたが、この金額設定としているだけのこだわりを感じる一杯であった。
植物性原料のみを使って仕上げている比較的あっさり目の味わいのスープに、オーダーが入ってから捏ねて茹で上げるこだわりの究極の自家製麺、上質な素材を惜しみなく使いボリューム感満点のトッピング達と、ハンドメイド感をしっかりと感じられる。
このこだわりを食べる側が実際に感じられるかどうかで大きく好みが分かれそうな食べ手を選ぶ究極のラーメンという感じのお店であった。
次回訪問の機会があれば、海藻の味わいを活かしているという塩系のメニューにチャレンジしてみたい。

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麺や 七彩ラーメン / 八丁堀駅宝町駅茅場町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.4

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