名前:ウェスティン ルスツリゾート
場所:〒048-1711 北海道虻田郡留寿都村泉川133
地図はこちらからどうぞ
交通手段:新千歳空港から車で約90分
また行きたい度:=☆☆☆☆=全室メゾネットの開放的で広々とした客室がウリのウェスティンブランドのリゾートホテル
外部リンク:ウェスティン ルスツリゾートの公式ページへのリンク
備忘録
(2023/11/14記載)
北海道は定期的に訪れる場所の一つではあるが、こちらのエリアにはあまり立ち寄ったことが無かったのでマリオット系のホテルを探しているといくつかがヒット。
その中で一番お手頃、かつゆったりと過ごせそうなエリアであったルスツにあるこちらのホテルに2023年7月に宿泊してみた。
夕食編のインプレはこちらで掲載。
こちらのホテルの客室グレードはとてもシンプル。
全ての客室がメゾネット、かつ76平米以上、最大で108平米というかなりゆったりとした部屋割りなっており、ベッドの数とそれに応じた客室の広さの違いでツイン、キング、トリプル、4ベッド、5ベッドの5タイプとなっており、それぞれ低階層・中間階・高層階の3グレードに分かれている。
今回は2名での利用なのでツインの低層階にて予約を行った。
チェックイン当日の昼前にマリオットの公式アプリからこちらのプッシュ通知が配信された。
部屋のグレードそのものがアップグレードされるとアップグレード後の部屋の名称が表示されることが多いのだが、今回は「客室がアップグレードされました」のみの通知。
よってあまり期待せずにホテルへと向かった。
こちらがホテル外観。
特徴的な形をした比較的高層タイプの建物となっている。
ホテル内に入ると開放的なロビーエリア件カフェラウンジが目の前に広がる。
こちらがレセプションエリア。
広いロビーエリアと比較すると若干こぢんまりとした感じはあるが、待つことになくスムースにチェックインが可能であった。
なお、こちらのモノレールは道路を挟んだ反対側にある遊園地や飲食店などのあるエリアとの間を結ぶ無料で乗車可能なもの。
時刻表はなく、定期的に往来しているので利用の際はホームで待つのみ。
なお、徒歩の場合はゆっくり歩いて7~8分という距離感ではあるが、道路を渡る必要があるので家族連れであればモノレールを利用した方が無難。
さて、今回はこちらのホテル中では一番リーズナブルな「ツイン・低階層」の部屋を予約していたが、マリオットヴォンボイのゴールドエリート特典として同じツインながら中層階の部屋にアップグレードされたよう。
されたのは15階の1503号室であった。
建物が23階建てであることを考えると中間フロアより少し上といったところ。
低階層は3~13階、中層階が15~19階なので中層階へのアップグレードではあるがその中でも一番下のフロアであった。
チェックインを済ませて客室へ向かうが、エレベーターはルームキーをかざして行先階を指定する方式でセキュリティーが確保されている。
なお、こちらのホテルは全ての客室がメゾネットということで、エレベーター自体も奇数階のみの表示となっていた。
エレベーターを降りると部屋に向かう廊下は白を基調とした明るい雰囲気になっている。
建物自体が特徴的な三角形をしていることもあり、廊下はエレベーターホール周りがYの字になっている。
こちらのホテルは建物が特徴的な形をしている。
中心にエレベーターホールを配してそこから三方向に客室が張り出しているような造りになっている。
なお、各部屋は全てメゾネットとなっているため、エレベーターは奇数階にしか止まらない。
周囲には視界を遮る建物は無いが、写真右側が幹線道路や遊園地側の眺望、上側がゴルフコース側の眺望となっている。
客室に入ると、いきなり目の前には下のフロアに向かう階段が見える。
メゾネットという事もあり、こちらのフロアにはベッドルームのみがある。
こちらがベッドルーム。
ツインということで120センチクラスのベッドが2台、その奥にはオットマン付きの1人用椅子が配されている。
流石にベッドルームということもあってこちらはそこまで広いという感じではない。
ベッドの間にはベッドサイドテーブルがあり、枕元には無料の水が置かれている。
また、コンセントも2口設置されているので寝ながら枕元での充電も可能。
さて、リビングがある下の階に向かうが、流石に吹抜けの階段がある客室は気持ちがいい。
ここがホテルであることを忘れてしまう。
こちらが下のフロアのリビングエリア。
20畳くらいある広さのリビングエリアには3名用ソファーと椅子が2脚、そしてバーカウンターコーナーまで設置されている。
普通に自宅で寛ぐような感じの広さが確保されているのは驚き。
壁には4名で宿泊する際の折り畳み式ベッドが収納されてた。
こちらのベッドはいわゆる簡易ベッド的な造りではなく、ベッドルームに設置されている120センチクラスのしっかりとしたもの。
こちらがリビングエリアから窓側を撮った写真。
目の前には雄大な自然が広がり、吹抜けからは外の光がたっぷりと部屋の中に降り注ぐ。
そのリビングテーブルの上にはマリオットヴォンボイのゴールドエリート特典としてホテル特製の焼き菓子が置かれていた。
フワッとした食感のマドレーヌはコーヒーと相性抜群。
こちらが出入口に続く階段側を撮った写真。
ホテルの客室内に階段があるというのは何となく不思議な感じがする。
こちらが窓からの景色。
正面には遊園地やスキー場が見える。
ただ、建物の構造上、窓の外を覗くとどうしても隣室が見えてしまうのでレースのカーテンは必須。
こちらはバーカウンターからの写真。
夜はこちらでワインを楽しんだりして過ごせそうな雰囲気。
そのバーカウンターにはネスプレッソや紅茶などが無料で準備されている。
また、グラス類もコーヒーカップやステムレスのワイングラスなどが準備されている。
なお、このバーカウンターの蛇口をひねると羊蹄山麓の天然水が出てくるとの事。
蛇口をひねるとミネラルウォーターを飲めるというのはちょっと驚き。
さて、水回りだが、こちらはリビングルームのある下のフロアの奥にまとめて配されている。
バーカウンターの先にまとめられた水回りエリアは洗面エリアを中心としてその奥に個室のトイレ、左側にバス・シャワールームが設置されている。
こちらがバス、シャワールーム。
広さはしっかり確保されているのだが、造りはかなり古い。
清潔感はあるのだが、設備そのものが2~3世代前のもののような感じでラグジュアリーな客室の雰囲気・造りとのギャップがかなりある。
トイレはしっかりと個室タイプになっているので、洗面所との同時利用が可能なのはありがたい。
こちらがアメニティー。
歯ブラシやボディータオル等、必要最小限のものが準備されている。
シャンプー類はウェスティンのオリジナルのもののよう。
ジャスミンやローズウッドなどのナチュラル系の香りがメインで、どちらかというと上質で洗練されたスッキリとした大人らしい香り。
シャンプーだけだと若干洗いあがりがきしむ感じもするが、コンディショナーと合わせて使えばしっとりとした仕上がりになる。
全室メゾネットとというホテルとしてはかなり特徴的な造りということでどのようなものかと思いながら向かったが、ホテルというよりはもはや自宅でゆったりと優雅に寛げるような客室であった。
また、リゾート地にあるホテルということも関連してか、ツインの部屋であってもベッドは折り畳み式のものが入っており最大4名で利用可能、その他にも最大で5名プラス2名で利用できる部屋があったりと、大人数でワイワイしながら過ごすことが出来るホテルという印象であった。
ただ、こちらのリゾート以外には飲食店があまりないので、食事は基本的にはホテルや向かいにあるリゾート施設内の飲食店で済ませることになる。
夏であればハイキング、冬はスキーと、とにかくこのエリアでの滞在を満喫するのであれば非常に使い勝手の良いウェスティンブランドのリゾートホテルであった。
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