購入場所 |
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購入日 |
2022年02月17日 |
購入金額(税込み) |
参考価格:約2880円(32AUD) |
テイスティング日 |
2023年02月20日 |
ワインデータ:
国名 |
オーストラリア |
地域 |
ライムストーンコースト |
地区 |
クナワラ |
ヴィンテージ |
2019年 |
ブドウ品種 |
カベルネソーヴィニヨン100% |
コメント:
とあるオーストラリアのワイン卸からサンプルとして送られてきたものの中の1本。
2023年2月時点では日本国内で流通していないもの。
色は濃厚な輝きのある赤紫色。
粘度はしっかりとありグラスの縁に長い脚が出てゆっくりとグラスを伝わり落ちていく。
香りはかなりしっかりとしており、グラスに注いだ段階で周囲に豊かな果実感が香る。
濃厚で凝縮されたブラックチェリーやプラムのようなジューシーな甘味に加えてフレッシュな酸のニュアンスも混じる。
そこに大地を思わせる香りと僅かにミントなどのハーブの香りも加わり、ジューシーながらも複雑感を感じさせる香り。
果実感をしっかりと感じさせつつもジューシーさやパンチに頼らない濃厚で上質な味わいのアタック。
その後にはカシスの思わせるようなジューシーな甘酸っぱさと共にレーズンのようなブドウの味わいをダイレクトに楽しめる甘味も感じられる。
中盤からはしっかりとした重みのある渋みが主張してくる。
余韻には僅かにチョコレートを思わせる甘味と共に果実の旨味や大地のニュアンスが渋みと共にしばらくの間残り、全体的な味わいを印象深いものに仕上げる。
濃厚でジューシーながらパンチに頼らない上質な味わいとしっかりとした渋みを楽しめる飲み応えのあるCS。
<アルコール度数14.5%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
鮮やか |
色の濃淡 |
濃い |
粘度の高さ |
やや強い |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ブラックチェリー |
香り |
強さ |
強い |
果実感 |
黒すぐり、ブラックベリー |
香辛料 |
ミント |
樹木 |
針葉樹、腐葉土 |
味わい |
アタック |
強い |
甘辛度 |
辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
十分 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
コスパ |
★★★ |
総評 |
★★★☆ |
この日は自家製のビーフシチューをフランスパンの中に入れ、チーズと共に焼き上げた料理と合わせた。
なんとなくそのままかぶりつきたい気もあるが、そこはフォークとナイフで切り分けて頂くが、カリカリに焼き上がったフランスパンとチーズ、そしてまるまる2日間煮込まれ味わいが凝縮されたビーフシチューが複雑に絡み合い、ビーフシチュー単品で食べた時とはまた違った味わいを楽しめる。
その濃厚な味わいの料理と力強くしっかりとした味わいのワインのコンビネーションはなかなかのもの。
チーズの味わいの影響なのかビーフシチューの野菜の旨味の影響なのか、心なしかワインの渋みが弱く感じられるような気もする。
オーストラリアのカベルネということでシンプルにステーキやラムチョップとの相性ももちろん良さそうだが、野菜の甘味があるデミグラスソースやミートパイなどとの相性も良さそう。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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