品川プリンスホテル アネックスタワー宿泊記 (2023/08)=客室編=


名前品川プリンスホテル アネックスタワー

場所:〒108-8611 東京都港区高輪4-10-30
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 品川駅 徒歩5分

また行きたい度:=☆☆☆=水族館などの様々な複合施設を併設している品川駅近のプリンスブランドのコスパの良いシティーホテル
外部リンク品川プリンスホテルの公式ページへのリンク

備忘録

(2022/9/22記載)
2023年8月上旬の平日に所要で宿泊した。
今回は東京駅周辺で所要があったのだが、最近は東京駅徒歩圏内の銀座界隈のホテルの価格高騰が激しく、14平米程度のいわゆるビジネスホテルが平日でも平気で10000円を超えてくる金額で売り出されている事が多い。
以前であれば7000円程度で宿泊出来たことを考えると少しためらう金額なので少し範囲を広げてみると品川のこちらのホテルであれば20平米超で、西武プリンスクラブのプラチナ特典として朝食とレイトチェックアウトが無料という条件の部屋が銀座のビジホの金額にわずかに追加するだけで宿泊できるので、若干東京からは遠いがこちらのホテルを利用してみることにした。

朝食編「カフェレストラン24」のインプレはこちらで掲載。

朝食編「LUXE DINING HAPUNA」のインプレはこちらで掲載。

こちらのホテルは品川プリンスホテルとして、メインタワー、Nタワー、アネックスタワー、イーストタワーの4棟に分かれており、計3500室の客室があるマンモスホテル。
今回はその中のアネックスタワーをセレクト。
アネックスタワーはダブル、ハリウッドツイン、キングの3タイプの部屋があり、一番コンパクトなダブルでも20.4平米が確保されている。
なお、客室は建物の8〜32Fとなっているが、その中の30〜32Fはミレニアルフロアとしてカテゴリーが分かれている。
ミレニアルフロア・通常階いずれも部屋タイプは同じなので、今回は通常8〜29Fまでの通常階の部屋で予約をした。


こちらがホテル外観。
品川駅の高輪口改札を抜けると、目の前に「Prince Hotel」書かれた建物が目に入ってくる。
こちらが今回宿泊するアネックスタワー。
写真左側に少しだけ写っているのが本館となる。


横断歩道を渡りそのまま道なりに抜けていくと「Shinagawa Prince Hotel」と書かれたサイネージが目に入ってくるのでそちらの方に向かう。
こちらのエリアにはプリンスホテルの本館もあるので「アネックスタワー」と書かれた案内に従って進んでいく。


こちらのホテルのロビーは建物の7Fとなるので、ほか商業施設と共通のエレベーターを使い7Fまで上がっていく。


エレベーターを降りるとロビーエリアへと繋がるのだが、ホテル名が大きく書かれている訳ではなく、ホテルっぽさは控えめ。


こちらがホテルのロビーエリア。
チェックインは有人カウンターでも可能だが、今回は西武プリンスクラブのアプリ経由で申し込んでいることもあり、自動チェックイン機を案内された。


こちらが自動チェックイン機。
予約時の名前を入れるだけで簡単にチェックインが完了する。

なお、ロビーがあるフロアはちょっとした作業ができるテーブルやゆっくりくつろげるソファーなど、ワンフロアを共有スペースとして贅沢に開放している。


ゆったりとしたソファーが置かれているので、待ち合わせやチェックアウト後の時間調整等、様々な用途で使える。


こちらのエリアも同様にゆっくり寛げる。
お昼の時間帯は何もなかったのだが、時間帯によっては飲み物を楽しめるエリアなのかもしれない。


そしてこちらのエリアにはテーブルサッカーなどのゲーム類も置かれている。


ソファーではなくテーブル席もあるのでこちらでパソコンを使った作業等も可能。

フロントでチェックインを済ませると、今回アサインされたのは15階の51532号室であった。建物自体は最上階が32階、客室は8〜32階(うち30〜32階は上位の客室クラス)であることを考えると、今回はやや低階層の部屋をアサインされたよう。


こちらのホテルは21階を境に使うエレベーターが分かれている。
なおエレベーターには特にセキュリティーはなく、客室フロアまでは自由に出入りができる。


エレベーターホールから客室に向かうが建物が一部弧を描いている箇所があるので廊下もそれに応じてカーブしている。


こちらがホテルの見取り図。
建物の一部が円形となる特殊な作りになっている。
エレベーターホールは建物中央部にあり、エレベーターホールへの出入りの通路は1箇所のみ。
写真上側の平面上の部屋が品川駅方面を向いている。


こちらは客室入口からの写真。
一般的なホテルの造りとなっており、入口の通路先に客室があり、手前には水回りの設備が配されているスタイル。
なお、冷蔵庫やグラスなどは客室側ではなく写真手前側にある。


こちらが冷蔵庫。
設備そのものがかなり古いこともあってか、冷蔵庫の冷えは正直あまり良くない。


こちらが客室エリアの写真。
客室そのものは20平米と少々広めなこともあり、160センチのクイーンサイズのベッドをいれてもそこまで窮屈感は感じられない。


ベッドの両サイドにはサイドテーブルがあり、コンセントも設置されているので枕元で寝ながらスマホの充電も出来る。


こちらが窓側からの写真。
作業用のテーブルやコーヒーテーブルが置かれているが、そこまで窮屈感はない。
ただ、テレビは20インチ少々とこのご時世にしては少し小さめ、かつベッドの真横に置かれているので少々使いにくい。


こちらが窓からの景色。
今回はこちらのホテルとしては低階層、そして品川駅方面と反対側の部屋がアサインされたので眺望は良いという感じではない。
また、左側には品川プリンスホテルのメインタワーがあるので常にレースを閉めておかないといけないのも気を使うところ。


こちらが作業用テーブル。
しっかりと独立したタイプのものなのでサイズ感は申し分なし。
写真には写っていないが、ケトルの後ろにはコンセントが2口あるので作業しながらの充電等も可能。


窓の横には椅子とコーヒーテーブルが置かれている。
お酒とおつまみをまとめておいて楽しめるくらいの余裕はあるサイズ感のもの。


こちらのホテルにはクローゼットの横に化粧台も設置されている。
コンパクトに置かれていることもあってそこまで場所を圧迫している感じもなく、鏡も大型のものなので女性にとってはありがたい。

さて水回りだが、一般的なビジネスホテルでよくみられるユニットタイプのものが設置されているがサイズ感は広めで作りもプラスチッキーな感じではなくそれなりにオシャレに作られている。


中央の洗面エリアを挟んで左手にトイレ、右手にバスタブが配されている。
ただ、設備に古さがあるのは否めない。


バスタブは決して大きいと言えるサイズではなく、またお湯の温度調整もマニュアルでお湯と水で調整する昔ながらのタイプ。


こちらがアメニティー。
歯ブラシや髭剃りなどの最低限のものが備え付けられている。


シャンプーやリンス類はポーラ化粧品の「アロマエッセゴールド」のボトルタイムのものが設置されている。
時々ビジネスホテルで置かれているのを見かけるが、保湿成分が配合されているということもあって髪がきしむことなく洗える。
香りは華やかというよりはハーブ系の比較的スッキリとしたタイプ。
シャンプーやコンディショナーに強いこだわりが無ければ普通に使えるレベル。

プリンスホテルというと、昔はラグジュアリーホテルとシティーホテルの中間というイメージがあったが、今回久しぶりに宿泊してみたところ、イメージ的にはシティーホテルとビジネスホテルの中間という感じであった。
駅からのアクセスは良いのだが、今回宿泊したアネックスタワーのみかもしれないが、テレビ・冷蔵庫といった設備は古く、及び壁紙や室内の調度品も傷が目立ったりしており、若干古さを感じられた。
ただ、20平米程度の部屋を品川駅から高アクセスの場所でそれなりにリーズナブルに確保できるのはやはりメリットではあるので、これに加えてラグジュアリーさを求めるのであれば付近の別ブランドのプリンスホテルを利用するのも一つの方法かもしれない。

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