白須うどん (2023/07)


名前白須うどん

場所: 〒403-0032 山梨県富士吉田市上吉田東6-1-44
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 富士山駅 徒歩25分

営業時間:11:00~15:00 毎週日曜日

また行きたい度:=☆☆☆=ガッツリ塩味を感じられるうどんをカツオ出汁の効いたつけダレで楽しめる教科書的な吉田のうどん

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備忘録

(2023/10/18記載)
2023年7月中旬の昼食に利用。
富士吉田エリアでの有名な地元グルメと言えば「吉田のうどん」。
コシの強いうどんに優しい味わいの出汁とトッピングの茹でキャベツがトレードマークのうどんで、富士吉田エリアにはかなりの数のお店がある。
最近は時間があれば色々なお店をめぐっているのだが、近所にあるスーパーまではよく行くもの、まだ食べたことのなかったこちらのお店にも行ってみることにした。
なお、こちらの店は「吉田のうどんマップ」に掲載されている45店舗のうちの1つで、こちらの店舗で5店舗の訪問となった。

<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関であれば最寄駅は富士山駅となるが、歩くと25分くらいとそれなりに距離があるので現実的ではない。
基本的には車での来店となるが、こちらのお店は店舗がある敷地内に8台程度、建物に隣接する砂利の駐車場に10台程度、更には道路反対側の薬局の駐車場も利用可能と駐車台数は比較的多め。
店舗は幹線道路沿いにあり、ナビで場所を指定すればお店の前まで迷う事なくたどり着くことが出来るのだが、店の前の国道137号線を河口湖・山中湖方面から下って向かう場合は店舗反対側の薬局の駐車場が、逆に国道137号線を上って向かう場合は店舗の手前にある砂利の駐車場に停めるのが無難。


こちらが店舗外観。
お店は幹線道路沿いにあるものの奥まった場所に普通の民家のように建っているので道路側からは見ることが出来ない。
道路沿いに建っている「ゆで麺の販売承ります」の看板が目印。


駐車場の奥に住居を兼ねたお店がある。
店の前には暖簾やのぼりがあるのでそれが目印。


こちらが店舗に隣接した砂利の駐車場。
何となく裏の民家当たりがお店のような感じもするのだが、店舗は駐車場前の幹線道路を少し上った場所になる。


なお、店舗と駐車場の位置関係は写真の通り。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は土曜日ということで時間をずらして14時頃に向かったが、それでも10名以上が待っている状況。
その後も列は閉店まで途切れることなく、常に10名程度が並んでいた。
こちらのお店の入店~オーダーまでの方法は少々特徴的。
店主と奥さんの2名体制でお店を回していることもあってか、厨房の前でオーダーをして、料理を受け取ってから席に着く学食スタイル。
なので、店内が空いていてもうどんの茹で上がりのタイミングにならないと列が進まず、今回は待つこと20分程度でようやくオーダーが出来た。
店内は小上がり4名席が2席、4名掛けのテーブル席が5席、そしてカウンター席計8席のトータルキャパとしては40席弱。
吉田のうどんの店に多く見られる自宅の居間で食べているような感じではなく、広々としておりキレイな雰囲気。
なお、食後はセルフサービスでお膳を戻し、その際に代金を払うのがルール。


店の外から繋がっている列は店内に続く。
写真では見にくいが、左に曲がった先でオーダーをして、そこで料理を受け取る方式。


厨房は広々としており、店主と奥さんの2名で切り盛りをしている。


こちらが店内の雰囲気。
テーブル席、小上がり席、カウンター席の様々なタイプの席があるのでお一人さまでも家族連れでも利用可能。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店はうどん専門店なので、メニューはうどんのみ。
また、メニューもかなり絞っており、かけ(温かいもの)とつけ(冷たいもの)の2種類をベースにトッピングの肉の有無やサイズ(並・小)選べる程度となっている。
大盛りはなく替え玉での対応で、唯一の追加トッピングはキャベツのみととてもシンプル。
この時期は富士吉田とは言え流石に日中は暑いので、今回は「肉つけ並(550円)」をオーダーした。
なお、替え玉は食べ終わってからでもオーダーは出来るが、混雑時はオーダー待ちの長蛇の列に割り込んで追加もはばかるので、予めオーダーすることが分かっているのであれば最初にオーダーしておいた方が無難。


こちらがメニュー。
店先には写真と共に衛ニューが掲載されている。


店内にもオーダーするカウンターの横にメニューが張り出されている。
なお、こちらにも記載があるが、代金は後払い方式になっている。

カウンターでオーダーするとすぐにオーダーしたものを用意してくれるので待ち時間はほぼ無し。
但し、このカウンターまでたどり着くのにかなりの時間がかかる。
今回は10名少々の並びで20分程度の時間を要した。


こちらが「肉つけ並」。
冷たいうどんということで、つけダレとうどんは別盛りになっての提供。


まずつけダレを頂くが、カツオだしがガッツリ効いた吉田のうどんらしい味わい。
そこに醤油の風味が加わり、見た目とは裏腹に結構濃い目に仕上がっており、何となくイメージとしては麺つゆ的な味に近い。
その中に馬肉の時雨煮が入っているが、馬肉ということもあってとてもあっさりで脂は少な目だが比較的繊維感のある存在感あるもの。

テーブルには七味ごまペースト的な「すりだね」という調味料が準備されているが、こちらがそれなりに辛さあるもの。
最初から入れてしまうとつけダレの味が完全に変わってしまうので、中盤以降に少しずつ入れるのがオススメ。


その力強いつゆに合わせるうどんだが、太さは普通だが手打ちということもあって場所によってばらつきがあるもの。
強烈なコシはなく吉田のうどんにしては普通か少し物足りないという感じではあるが、一般的なうどんと比較するとコシはかなりある方。
ただ、こちらのうどんはその味わいが特徴的で塩分がかなり強め。
小麦粉の風味もかなりはっきりと感じられ、そこに塩分がしっかりと効いており、うどん単体でも楽しめる味わい。
また、一本一本がかなり長いのも特徴。
量はそこまででもないので、お腹がガッツリ空いている時は替玉をオーダーしても良いかも知れない。

付け合わせのキャベツもデフォルトでたっぷりと入っており、気のせいか少し塩味を感じられる味わい。

<まとめ>
こちらの吉田のうどんはつけダレは一般的なものだが、うどんがとにかく特徴的。
つけダレはカツオだしがガッツリ効いたものでそこに醤油の風味が加わり、見た目とは裏腹に結構濃い目に仕上がっており、何となくイメージとしては麺つゆ的な味に近い吉田のうどんらしい味わい。
それに合わせるうどんは一本一本がかなり長いもの。
太さは普通のうどんと同じか少し太い程度、またコシも吉田のうどんにしては普通か少し物足りないという感じ特に特徴的な部分は無いのだが、その味わいがなかなかのもの。
塩分がしっかりと効いており小麦粉の風味もかなりはっきりと感じられるもので、うどん単体でも楽しめる味わい。
今回は「つけ」と「かけ」を両方オーダーしたが、結論としてはこちらの特徴的なうどんの味わいをダイレクトに楽しめる「つけ」がオススメ。
ただ、人気店ということもあって週末は時間を外してもかなり混雑するのでそれなりに待つ覚悟が必要。

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白須うどんうどん / 富士山駅月江寺駅

昼総合点★★★☆☆ 3.3

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