名前:ふく田
場所:〒410-0011 静岡県沼津市岡宮1433-7
地図はこちらからどうぞ
交通手段:東名高速道路 沼津インターから車で5分
営業時間:11:00~19:00 毎週月曜日
また行きたい度:=☆☆☆=毎日石臼で挽いて作る繊細な味わいの十割蕎麦を提供するこだわり系の蕎麦専門店
外部リンク:ふく田の食べログページへのリンク
備忘録:
(2023/10/06記載)
2023年7月上旬の平日のランチタイムに利用。
一か月ほど前の平日のちょっと遅いランチとしてこちらの店まで一回来たのだが、営業時間内にも関わらず営業終了していたこともあり、ちょうど修善寺方面に用事があったので再度平日のランチタイムにアタック。
前回は15時前で営業終了だったこともあり、今回はお昼ドンピシャの12時半にお店に到着。
ドキドキしながらチェックしてみると営業しているということで車を停めて入店。
<お店の場所はどこ?>
お店は東名高速の沼津インターからを降りて県道405号線を南下。
そこまで広くない対向二車線道路を2キロ弱下り、左手に沼津東高校が見えた先の右側に店舗がある。
ナビを設定すれば迷うことはないが、沼津インター方面から来ると道路を渡って右折で入る必要があるのと、お店の看板が見えない(反対側から来るときには見える)ので注意が必要。
ナビで住所指定をするとピンポイントで正しい場所を選択してくれるので、目的地近くになったらゆっくりと走って見逃さないようにする必要あり。
道路沿いに大きく「石臼挽き 自家製粉そば ふく田」と書かれた看板が立てられているので、それを目印に入っていく。
ただ、この看板は沼津インター方面に向かった場合にしかみえず、沼津インター方面から来るとただの空き地にしか見えないので要注意。
駐車場は店舗前に10台以上ある。
店舗は少し奥まったところにある。
なんとなく民家っぽいが、入口には暖簾が出ているのでそれを目印に入る。
<混雑状況・店内の様子は?>
前回は少し遅めの15時前に到着して営業終了していたので今回は平日の12時半にお店に到着。
店内には先客なく、我々が食事を終えて帰るまでの間も新規の客は入ってこなかった。
店内は靴を脱いで入る造りになっており、広々とした板の間の空間には8名掛けの座卓が2つ、6名掛けの座卓が1つ、そして4名掛けの座卓が2つと、トータルキャパは30名少々とこじんまり。
座卓のみとなっておりテーブル席や掘りごたつの席は無し。
スペースを贅沢につかっているので全く窮屈感はなく、富士山が近いエリアということもあって店内には美しい富士山の写真がいくつも飾られていた。
撮影は全てフィルム、フォトショップ等での色調修正なしと書かれており、撮影への強いこだわりを感じられる作品であった。
また窓の外は中庭的な感じのスペースになっており、和テイストを感じられる落ち着いた雰囲気となっている。
店内は板の間になっており、座卓のみ。
壁には様々な富士山の写真が飾られている。
窓の外はちょっとした中庭風になっており、和テイストを感じられる。
<オススメのメニューは?>
こちらの店はそば専門店ということでオーダーは蕎麦と数点のサイドメニューのみ。
また、蕎麦メニューももりをベースにとろろや鴨など数種類の派生系メニューがあるのみで、蕎麦への強いこだわりを感じる。
今回は暑かったこともあり「もり(950円)」をオーダーし、サイドメニューから「季節野菜天ぷら(1500円)」を追加した。
なお、こちらのお店は大盛りはなく、足りない場合はお代わりでオーダーする方式のよう。
こちらがメニュー。
サイドメニュー含めてトータル10種類少々とかなり絞っている。
また色々なこだわりが記載されているのでオーダーするときにはしっかりと読む必要あり。
ドリンクメニューもビール、日本酒、焼酎がとりあえず一通り揃っているという感じ。
なお、店内の壁にはお店のこだわりや使用している食材の産地などが張り出されている。
オーダーしてから待つこと15分弱で料理が提供された。
まずは天ぷらのつけダレと塩が提供されたが、こちらからしてかなりのこだわり。
塩はローズソルト・真塩・焼き塩の3種類、そしてそれとは別につけダレも提供された。
天ぷらは一気に全てを提供するのではなく、出来立てをアツアツの状態で提供するため2回に分けての提供とのこと。
最初に提供されたのは、写真左からとうもろこし・イタリアンパセリ・かぼちゃ・レンコン
その後、蕎麦を食べているタイミングで第二弾が提供された、こちらは左から白茄子・アスパラ・しそ。
トータル7品と、メニューに記載されている5~6品よりも多く提供された。
全体的に衣は少し厚めではあるが、時間をかけてゆっくり丁寧に揚げており、揚げたてで提供されていることもあってパリパリでカリカリの食感を楽しめる。
かぼちゃはホクホク、イタリアンパセリは思いのほか苦みが少なく、また白茄子も茄子の柔らかさと衣のパリパリ感のコントラストがとても印象的。
野菜だけではあるが7種類、計12品入り、2回に分けて提供されても1500円というのはなかなかのコスパ。
こちらがメインの「もりそば」。
毎日敷地内で蕎麦の殻取りから石臼挽きをしているこだわり抜いたそばはスッキリめで上品な味わい。
いわゆる蕎麦粉ガッツリ系のタイプではなく、どちらかというと更科っぽい癖のないシンプルな味わい。
しっかり噛むと蕎麦粉の風味が出てくるのだが、個人的にはそば単体だと少しパンチは足りないかなという印象。
その蕎麦に合わせるつけダレは一言でいうとまろやかな味わい。
醤油ベースの味わいではあるが昆布や鰹の風味がしっかりと効いていることもあって、醤油感はそこまで強くない。
蕎麦が繊細な味わいだけあって、つけダレもこのくらいまろやかな方がトータル的なバランスはよい。
また伊豆と言えばワサビだが、やはりワサビにもしっかりとこだわっているようで天城産のワサビとのこと。
口に含んだ瞬間にツーンとした刺激はあるがそれと同時に独特な甘味を感じられる上質な味わい。
<まとめ>
今回は初回お目当てだった「もりそば」に加えてサイドメニューとして「季節野菜天ぷら」をオーダーしたが、いずれの料理も食材・料理の技術に非常に高いこだわりを感じた。
まず「季節野菜天ぷら」だが、通常であれば一皿で提供するのが一般的だが、出来立てを食べさせるためにわざわざ2回に分けて提供するというこだわりよう。
今回は天ぷらは一気に全てを提供するのではなく、出来立てをアツアツの状態で提供するため2回に分けての提供とのこと。
とうもろこし・イタリアンパセリ・かぼちゃ・レンコン・白茄子・アスパラ・しそのトータル7種類12品となかなかのボリューム感ながら1500円とコスパも非常に良い。
全体的に衣は少し厚めではあるが、時間をかけてゆっくり丁寧に揚げており、揚げたてで提供されていることもあってパリパリでカリカリの食感を楽しめる。
かぼちゃはホクホク、イタリアンパセリは思いのほか苦みが少なく、また白茄子も茄子の柔らかさと衣のパリパリ感のコントラストがとても印象的。
そしてそばだが、こちらもかなりのこだわりよう。
毎日敷地内で蕎麦の殻取りから石臼挽きをしているというそばは、いわゆる蕎麦粉ガッツリ系のタイプではなく、どちらかというと更科っぽい癖のないシンプルな味わい。
しっかり噛むと蕎麦粉の風味が出てくる上品なタイプの蕎麦。
その蕎麦に合わせるつけダレは一言でいうとまろやか系で醤油ベースの味わいではあるが昆布や鰹の風味がしっかりと効いていることもあって、醤油感はそこまで強くない。
蕎麦が繊細な味わいだけあって、つけダレもこのくらいまろやかな方がトータル的なバランスはよい。
そしてつけダレに沿えらているワサビだが天城産のワサビとのこと。
口に含んだ瞬間にツーンとした刺激はあるがそれと同時に独特な甘味を感じられる上質な味わい。
食材・調理方法それぞれに非常に強いこだわりと情熱を感じられるお店であった。
「ふく田」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます
Leave a Reply