名前：俺の割烹 銀座本店
場所：〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-10 銀座ファーストファイブビル 3階
地図はこちらからどうぞ
交通手段：JR線 有楽町駅 徒歩5分
営業時間：16:00～23:00（月～金）、11:30～15:00、16:00～23:00（土・日・祝） 不定休
また行きたい度：＝☆☆☆＝2023年7月に移転リニューアルオープンしてオシャレな店内でゆったりと食事を楽しめる「俺の」シリーズの割烹居酒屋
外部リンク：俺の割烹 銀座本店の公式HPへのリンク
備忘録：
（2023/10/07記載）
2022年8月上旬の平日の夜に訪問。
こちらの店舗は2023年7月下旬に以前あった銀座エリアからこちらのエリアに移転してリニューアルオープンしたとの事。
久しく来ていないこともあり、折角リニューアルしたのならばということで久しぶりに行ってみることにした。
＜お店の場所はどこ？＞
店舗はJR線であれば有楽町駅利用となる。
京橋口を出て東京交通会館を左手に見ながら目の前の大通り（銀座柳通り）を右手方向（銀座方面）に進む。
有楽町の交差点を過ぎ、2つ目の交差点を過ぎた先左側のビルの3Fに店舗がある。
以前は地上階お店があったので見やすかったのだが、移転後はビルの3Fとなったため、初めて行く際は若干わかりにくい。
なお、地下鉄の有楽町線利用であれば銀座一丁目駅の5番出口が最寄りとなる。
ここからであれば改札を出て1分かからない距離感。
こちらが店舗外観。
以前とは異なりビルのテナントとして入ってしまったので、外観から唯一分かるのはフロア案内に出ている「俺の」のサイネージのみ。
エレベーターで3Fまで移動すると、目の前にはいきなり立派な扉が現れる。
＜混雑状況・店内の様子は？＞
エレベーターを降りて目の前にある大きな引き戸を開けて店内に入ると、いきなりカウンター席が目に飛び込んでくる。
割烹らしく職人が黙々と作業をしているカウンター席から左に目をやると、半フロア分下がった高さの場所に4名掛けテーブルやボックス席があり、その奥には半個室状のスペースもある。
また、カウンター席と同じレベルにも4名掛けのテーブル席があり、店内は立体的な構造になっている。
トータルキャパは100席弱はあろうかという感じで、以前は1Fがカウンター席、2Fがテーブル席という配席になっていたものをワンフロアにまとめたという印象。
店内の雰囲気は俺のシリーズのそれとは少し違っており、割烹らしく和モダンな雰囲気になっている。
また、一番の違いは、通常であればかなり小さな2名掛けテーブルが標準となっているところベースが4名掛けのテーブルとなっているので、2名で利用した際には俺のシリーズにしてはかなりゆったりと使う事が出来る点。
この日は少し遅めの20時の予約であったが、店内はほぼ満席という状況。
予約無しでも入れないことはなさそうではあったが、例え平日の遅めの時間であっても予約をしての来店がオススメという感じの混雑具合であった。
入口の引き戸を開けると目の前に割烹らしいカウンター席が目に飛び込出来る。
来店の際には印象的な光景ではあるが、出入口の目の前のカウンター席をアサインされたら少し落ち着かないかも知れない。
メインのダイニングエリアはカウンター席左側奥となっている。
カウンター席よりも半フロア下がったエリアに4名掛けテーブル席やボックス席が、同レベルにも4名掛けのテーブル席があり、立体感のある造りになっている。
今回アサインされたテーブル席エリアは全ての席が4名掛け用のテーブルサイズとなっており、2名利用の場合は俺のシリーズの店としてはかなりゆったりと使うことが出来る。
＜オススメのメニューは？＞
メニューは割烹ということでベースラインは以前と大きく変わり無し。
ただ、全体的にレギュラーメニューの種類が絞られたイメージで、特におつまみ系やちょっとした1品料理は以前であれば10数種類あったものが10種類以下まで絞られていた。
その分、本日のオススメメニューでカバーしているようだが、時間帯が遅いとこちらのメニューは品切れになるものが出てくる。
また、このご時世仕方ない事ではあるが、全体的に最大で1割程度値上げされており、以前ほどのコスパ感は無くなったという印象。
今回は来店した時間が遅かったこともあってか、オーダーしたかった魚料理がいずれも品切れということで、まずはつまみから「うざく（680円）」と「いちじくワイン煮（680円）」、その他に「白海老と淡路玉ねぎかき揚げの揚げ出し（1080円）」、 オーダー出来なかった焼魚の変わりに「ハモじゅんさい鍋（1980円）」、そして締めに「焼きおにぎり茶漬け（580円）」をオーダーした。
割烹と言えば日本酒だが、この日はまだリニューアルオープン記念として、通常メニュー以外に新政が色々と取り揃えられていたが、90ccで安くて880円～という価格設定だったのでパス。
通常メニューに記載のある山口県の「大嶺 3粒 夏のおとずれ（1100円）」と宮城県の「天上夢幻 特別純米 旨口（900円）」をオーダーした。
なお、日本酒はいずれも160ccサイズの「なみなみ」でオーダーしたが、黒龍や仙禽などの四合瓶も4200円から提供している。
いずれも市価の3倍強と決して安い金額ではないが、日本酒好きが集まって飲むのであればグラス等でオーダーするよりは安く出来るかも知れない。
こちらがレギュラーメニュー。
リニューアル前と比較するとメニューの品数が絞られたような印象。
また、全体的に値上げされている。
レギュラーメニューが絞られた分、本日のオススメメニューの数が増えているような感じがする。
この時は季節柄、うなぎのかば焼きの土鍋ご飯やハモ料理などがある。
その他、つまみ的な料理も本日のオススメメニューとして掲載されている。
こちらがドリンクリスト。
ウイスキー、焼酎、ビール、ワイン等、幅広いアルコールドリンクが取り揃えられている。
なお、日本酒とワインは別のメニューに記載されている。
普通に紙に印刷したものなので、もしかすると定期的に入れ替わるのかも知れない。
また、今回はリニューアル直後に来ていることもあり、リニューアルオープン限定のアルコールメニューもあった。
新政が各種取り揃えられてはいるが、金額的には特にお得感はない。
オーダーしてからしばらくののちに提供されたのがグルメサイトのサービス券でオーダーした「なみなみスパークリング」。
何となく以前のなみなみシリーズで使っていたグラスとサイズ感が違うような気がするが、サービスドリンクだからなのかは不明。
まず最初に提供されたのが「うざく」。
ダシをジュレ状にしたものを鰻と薄くスライスされたきゅうりに絡めたもの。
日本酒のつまみにピッタリの味わい。
そしてこちらが「いちじくワイン煮」。
赤ワインで煮られたいちじくが丸々一個入っており、それをココナツベースのソースに絡めたもの。
いちじくの甘味、ワインの味わいそしてココナッツの風味が絶妙にマッチしたワイン系と相性が良いおつまみ。
こちらは「白海老と淡路玉ねぎかき揚げの揚げ出し」。
オーダーするときには「かき揚げ」の文字しか目に入らなかったので出てきた料理をみてそのボリューム感に驚いた。
2名でシェアして食べても十分なボリューム感のかき揚げの下には揚げ出し豆腐が2つ入っており、これだけもそれなりにお腹が満たされる。
カリカリっとしっかり目に仕上げられたかき揚げは玉ねぎの甘味をしっかりと感じられる。
皿の下にはダシがあるので、提供時には「カリカリのままでも、ダシを染み込ませても美味しく頂けます」と案内された。
元々はメインの魚料理でオーダーしようとしていたカマ焼きや兜煮が品切れということで、オーダー変更したのがこちらの「ハモじゅんさい鍋」。
ハモと冬瓜、三つ葉がメインのような感じの鍋の中にじゅんさいが散らされているという感じで、ビジュアル的には少々寂しさがなくもない。
スッキリとしたダシベースで仕立てられている鍋は、程よい食感の残された冬瓜としっかりと骨切りされたハモ肉という、いずれも比較的繊細な味わいの食材の風味を損なわない。
また、じゅんさいの独特のヌメリが鍋のアクセントになっている。
そしてこちらが締めの「焼きおにぎり茶漬け」。
こちらもシンプルな味わいの出汁ベースとなっている。
今回は2名でシェアしたが、とてもスッキリとしていて食べやすい味わいなので、それなりに食事を楽しんだ後でも普通に1人で食べきれてしまうような感じであった。
＜まとめ＞
今回は軽めの料理をメインに5品、お酒を2杯オーダーしてトータル7000円程度。
金額的には比較的コスパの良い感じもするのだが、この日は昼食が遅くお腹がそこまで減っていなかったこともあって土鍋などのガッツリ系料理をオーダーしなかったこともありこのくらいの金額ではあったが、もう一品オーダーしたらすぐに10000円弱になりそうな感じであった。
料理そのものは以前同様にレベルの高いものを提供しているのだが、このご時世もあり全体的に値上げがされているような印象。
一方でお酒、特に日本酒については取り扱う銘柄を見直したことによって全体的に若干値下げしている感じさえする。
また、市価3倍強の金額ではあるが4号瓶での提供もしているので、大人数でワイワイと割烹料理を楽しむ時であれば単品でオーダーするよりは安くなるかも知れない。
座席についても俺のシリーズとしては珍しく全てのテーブルが4名掛けなので、2名で来店した際に小さなテーブルで窮屈に食事をする必要がないのも嬉しいポイント。
以前のようなコスパ感は若干落ちたが、リニューアルされたオシャレな和モダンな雰囲気で旬の食材を使った和食をゆったりと頂く事が出来る安定の「俺の」シリーズの和食店。
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