購入場所 |
|
購入日 |
2022年02月17日 |
購入金額(税込み) |
参考価格:約1800円(20AUD) |
テイスティング日 |
2023年07月01日 |
ワインデータ:
国名 |
オーストラリア |
地域 |
ライムストーンコースト |
地区 |
クナワラ |
ヴィンテージ |
2022年 |
ブドウ品種 |
シラーズ100% |
コメント:
とあるオーストラリアのワイン卸からサンプルとして送られてきたものの中の1本。
2023年2月時点では日本国内で流通していないもの。
色はサーモンピンクよりももう少し柔らかい印象、言うなればサクラピンクというような印象。
粘度はそこまでしっかりとはないが、グラスの縁に涙が出るくらいはある。
香りはそこまでガッツリと主張する訳ではなく控えめなタイプ。
ピンクグレープフルーツを思わせるような程よい酸といちごやさくらんぼを思わせる甘味を感じられる。
加えてわずかなハーブ感もあり、甘さ先行タイプのロゼというよりは白ワインに甘味を少し足したような方向性。
アタックは優しく、一瞬柑橘系の爽やかな酸が先行するのかと思いきや、直後にはさくらんぼを思わせるような甘酸っぱさが口の中一杯に広がる。
その後中盤でも赤い果実を思わせるような甘味とともにフレッシュな酸はしっかりと感じるのだが、いずれの要素もしつこさは無くバランスが良い。
そして余韻には比較的長めに甘味を感じられ、ワイン全体を優雅に締めくくる。
さくらんぼなどの赤い果実を思わせるフレッシュで甘酸っぱい味わいのしっかり冷やして楽しみたい夏向けロゼ。
調べてみるとブドウはシラーズのよう。
シラーズでこのチャーミングな甘酸っぱさが出るというのはある意味驚き。
<アルコール度数13%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
中庸 |
粘度の高さ |
涙が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
サクラピンク |
香り |
強さ |
控えめ |
果実感 |
ストロベリー、グレープフルーツ、さくらんぼ |
花 |
みかんの花 |
香辛料 |
バジリコ、オレガノ |
味わい |
アタック |
爽やか |
甘辛度 |
やや甘口 |
酸味 |
爽やか |
タンニン |
穏やか |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★☆ |
コスパ |
★★★☆ |
総評 |
★★★★☆ |
この日は夕食を済ませていたので無難におつまみたちと合わせた。
が、このおつまみたちはこだわりのもので、柿ピーは横浜の有名老舗である「美濃屋あられ製造本舗」のもの。
その柿の種に同じく横浜にある「横浜燻製工房」がスモークしたピーナッツを加えコラボした横浜づくしの柿ピー。
柿の種はしっかりと濃厚な醤油風味にわずかに唐辛子のピリ辛さが加わった後を引く味。
それにしっかりとスモーク感を感じるピーナッツが加わり、普段の柿ピーがワンランクアップした特別感のなるおつまみに化ける。
若干味わいにパンチのある柿ピーだが、醤油感や唐辛子の辛味にも負けずにしっかりとジューシーな甘酸っぱさを主張する。
もう一つのおつまみはTrader Joe’sのトリュフ風味のマルコナアーモンド。
こちらもトリュフの風味がしっかりと感じられるパワフルなつまみではあるが、柿の種と同様にその味わいに負けずにマッチする。
スッキリ爽やかな味わいではあるが、今回合わせたような比較的濃いめの食材や料理とも合わせられる懐の広さを持ったワインかもしれない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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