名前:きくよ食堂 支店
場所:〒040-0063 北海道函館市若松町10-11
地図はこちらからどうぞ
交通手段:JR函館本線 函館駅 徒歩3分
営業時間:06:00~14:00 無休
また行きたい度:=☆☆☆=うに・いくら・カニを含め計6種の珍味がたっぷりと乗った一味違う「海珍丼」は味わいもコスパも抜群の海鮮丼を楽しめる朝市エリアの老舗定食店
外部リンク:きくよ食堂の公式HPへのリンク
備忘録:
(2023/08/20記載)
2023年5月下旬の平日の昼に訪問。
函館と言えば朝市が有名で、朝市では新鮮なイカやホタテ、カキなどをその場でさばいて食べさせてくれる店や魚介類を販売している店が多くあり、当然海鮮丼などを提供する店がひしめき合っているような活気のある場所。
本当であれば贅沢に朝食として海鮮丼を食べる予定であったのだが、滞在していたホテルの朝食ビュッフェが思いのほか贅沢でコスパが良かったので、朝市エリアでは昼食を頂くことにした。
<お店の場所はどこ?>
場所は函館駅を背にして右側となる。
今回利用したお店があるエリア一体が朝市のエリアとなっており、飲食店だけではなくお土産店や魚介の直売店など様々なお店があるのでフラフラ見ているだけでも楽しい。
こちらの店は2ブロックある朝市エリアの丁度真ん中を通っている通りを駅から離れる方向に向かって歩いていき、一つ目のT字路を右に曲がった先すぐのところ左側にある。
建物そのものは小さいが、黄色の看板が目立つので見逃すことはまずない。
今回は平日のお昼時間帯にこちらのエリアに来たこともあり、既に閉店している店もあり若干閑散とした雰囲気になっている。
翌日朝の時間帯に来たときには多くの商品が陳列され賑わいもあったので、このエリアに来るのであればやはり朝が間違いなくオススメ。
こちらが店舗外観。
様々なお店がひしめき合い、かつ店先には色々な看板や商品が陳列されている雑多な雰囲気のエリアではあるが、周囲にはない黄色を使った看板が出ているのでこちらのお店はよく目立つ。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の12時前ということもあって、一般的にはランチ時で混雑する時間帯ではあるのだが、このエリアはメインが朝ということもあってどの店もそこまで混雑していない。
こちらの店も例外ではなく、4名掛けのテーブル席が5席の計20名程度のキャパの店内は先客が1組のみ。
そのあともちらほら出入りはあるが、3割程度が埋まっているという感じであった。
なお、お店そのものは2Fにも席があるようで、トータルキャパとしては60席程度になる。
こちらが店内の雰囲気。
細長い造りになっており、半分が厨房エリア、半分が客席エリアになっている。
隣席との距離はそこまで詰まってはいないが、背中合わせの部分は椅子を動かすことが出来ない(背中側の席の椅子とピッタリくっついている)ので少し気を遣う。
<オススメのメニューは?>
このエリアはやはり何といっても海鮮。
イクラやウニ、ホタテなどのイメージがあるが、メニューも基本的には想像を裏切らないものが各種取り揃えられている。
海鮮丼はそれぞれトッピングする海鮮が一種、二種、三種と取り揃えられており食べ歩きを意識してかミニサイズもある。
その他には焼魚系の定食料理や一品料理、追加料金で丼メニューに焼魚などを加えることが出来るセットメニューもある。
メニュー上の種類はかなり豊富ではあるが、食べたい海鮮が決まっていればそれを探すだけなので迷うことはなさそう。
元々ウニはそこまで興味はなく、いくらやカニもガッツリ食べたいという感じではなかったので色々見てみるとニシン切込み、真イカ塩辛、松前漬け、生ウニ、ズワイガニ、いくら醤油漬けの6種類が乗ったこちらのお店限定の「海珍丼(2178円)」というのがあったので一つはそちらを試してみることにした。
同行者は折角なら焼魚も食べてみたいということで「三種お好み丼Aセット(3256円)」をオーダーし、丼に乗せる海鮮はほたて・いくら・カニを、焼き魚はほっけをセレクトした。
なお、昼の時間帯ということで函館名物のイカは品切れとなっていた。
イカもしっかりと楽しみたい場合には朝の時間帯の来店が良さそう。
こちらが海鮮丼系メニュー。
かなり細かく記載されているが、基本的には食べたい海鮮が決まっていればその組み合わせがあるかどうかを見れば問題なし。
海鮮丼以外も楽しみたい場合にはこちらの一品メニューから色々と選ぶことも可能。
なお、店舗前にはこちらの店舗限定のメニューも張り出されているので要チェック。
スタッフの方にオーダーして待つこと10分弱で着丼。
こちらが「海珍丼」。
いわゆる丼もの料理を提供する際に使われるようなサイズ感よりも少し小さめの丼の上にはニシン切込み、真イカ塩辛、松前漬け、生ウニ、ズワイガニ、いくら醤油漬けの6種類が乗せられた丼はかなり賑やか。
まずはウニから頂くが、さすがに生ウニだけあって味わいはかなり濃厚で醤油などでの味付けは全くをもって不要。
そして塩辛はワタの濃厚な味わいがしっかりと楽しめる手作り感たっぷりでかなりレベルが高いもの。
松前漬けにはイカ、数の子、昆布がたっぷりと入っており、普段食べているものよりもかなり贅沢でご飯がどんどんすすむ味わい。
そしていくらはかなり大粒のもので、しっかりと醤油漬けになっていることもあって、こちらもご飯がどんどんすすんでしまう。
うにやいくらと言った定番の海鮮系も良いが、手作り感溢れる珍味系が多数乗っており、様々な味わいが楽しめる海鮮丼ながらリーズナブルな金額設定となっているこちらのメニューはコスパは抜群という印象。
こちらが「三種お好み丼Aセット」。
自分で選んだ三種盛りの海鮮丼と焼きホッケ、味噌汁とたくあん、そして小鉢料理が提供された。
こちらにはほたて・いくら・カニがしっかりと乗っている。
いくらは「海珍丼」と同様に大粒で濃厚な味わいが楽しめるもの。
そしてホタテは薄切りながらも生のホタテ独特のシャキッとした食感と共に甘い風味を楽しむ事が出来る。
ホッケは外はパリパリに、中はジューシーに仕上げられており、サイズ感もしっかり1人前あるもの。
骨にもしっかりと火が通っていることもあって、身だけでなく骨も皮も全て完食。
<まとめ>
15年近く前に函館に来た際に立ち寄ったこちらの食堂だが、やはりこのエリアの新鮮な海産物を使っていることもあって鮮度と味わいはなかなかのもの。
今回は2名で海鮮丼とセットメニューをオーダーして5000円強とランチとしてはかなり高額ではあるが、満足度はなかなかであった。
特にこちらの店限定の「海珍丼」はコスパ抜群。
この海鮮丼はいわゆる丼もの料理を提供する際に使われるようなサイズ感よりも少し小さめの丼の上にニシン切込み、真イカ塩辛、松前漬け、生ウニ、ズワイガニ、いくら醤油漬けの6種類が乗せられたかなり賑やかなメニュー。
生ウニはかなり濃厚で醤油などでの味付けは全くをもって不要な味わい。
真イカの塩辛はワタの濃厚な味わいがしっかりと楽しめる手作り感たっぷりでかなりレベルが高いもの。
そしていくらはかなり大粒のもので、しっかりと醤油漬けになっていることもあって、こちらもご飯がどんどんすすんでしまう。
その他のトッピングもレベルが高く、うにやいくらと言った定番の海鮮系も良いが、手作り感溢れる珍味系が多数味わえつつも2000円少々というこちらの海鮮丼は必食メニューであった。
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