はこだて塩らーめん しなの (2023/05)


名前はこだて塩らーめん しなの

場所:〒040-0063 北海道函館市若松町20-10
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR函館本線 函館駅 徒歩2分

営業時間:11:00~14:00、17:00~23:00(日は21:00) 無休

また行きたい度:=☆☆☆=飲んだ後の締めでも負けないガッツリ濃厚な塩ラーメンを楽しめる深夜まで営業している駅近立地のラーメン店

外部リンクはこだて塩らーめん しなのの公式HPへのリンク

備忘録

(2023/08/18記載)
2023年5月下旬の平日の夜に訪問。
この日は函館空港に夜遅めに到着したこともあって宿泊先の函館駅前エリアへの到着が20時を過ぎていた。
翌朝も早くから行動する必要があったので夕食の選択肢から必然的に居酒屋系が消え、最終的に残ったのはやはり塩ラーメンであった。
とは言え、このエリアは比較的早めに営業を終了する店が多く、その中でも遅くまで営業しているお店を調べるとこちらの店の評判が良さそうであったので行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は函館駅前のバスターミナルを挟んだところにあり、立地はかなり良い。
空港からのリムジンバスは駅前のバスターミナルに到着するが、そこからであれば1分、JR函館駅からでも2分という距離で、不思議とこの道路沿いには飲食店が無いので見逃すことはまずない。


こちらが店舗外観。
ホテルの横に「しなの」と書かれた看板と暖簾、そしてラーメンの写真が店先に大きく貼られている。
なお、隣接するコインパーキングを利用した場合にはお店で駐車料金を一部負担してもらえるとのこと。


店先にはメニューが書かれた看板が出されているので、混雑時はこちらでメニューを選んで待つ。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の20時過ぎではあったが、周囲であまり営業している評判の良いラーメン店が無いためか、到着時にはタッチの差で満席。
待つこと5分強で席が空いたので入店出来た。
店内は細長い造りになっており、厨房の前にはカウンター席9席、その後ろに2名掛けのテーブル席が3席と15席程度のキャパ。
我々が食事をしている時には一旦空席が目立つようになったが、その後出張族らしき人たちや一次会を終えて締めのラーメンを食べに来たような人たちで一気に賑わい、21時前には数名が待つような状況であった。
遅い時間帯に塩ラーメンを食べようとすると開いている店舗が少ないせいか、いくつかのお店に客が集中するような感じであった。


こちらが店内の雰囲気。
ラーメン店らしいカウンター席が厨房の前に並ぶ。
隣席との間隔はそこまで広いという感じではないが、決して窮屈という感じでもない。


こちらがテーブル席の雰囲気。
カウンター席の後ろ側にあり、2名で利用するには十分な広さという印象。

<オススメのメニューは?>
函館といえば塩ラーメンということで塩のみかと思ったが、塩以外に醤油と味噌もあるよう。
また、バリエーションメニューとして塩には「しょうが塩」が、味噌には「辛みそ」がそれぞれある。
トッピングもバターやコーンなどの北海道系ラーメンを思わせるようなものから一般的なチャーシューやネギなど豊富なラインナップ。
ご飯系も白米以外にチャーハンや豚バラ丼があり、餃子も提供している。
また、替玉が100円ということで、お財布にも優しい。
今回は当然ながら函館ということで「はこだて塩らーめん(850円)」をオーダー、そしてご飯ものとして「チャーハン(650円)」をオーダーしてみた。


こちらがラーメンのメニュー。
店の外にあるメニューと全く同じものが店内にも置かれている。


サイドメニューもあるのでラーメンだけではちょっと物足りないという人にはオススメ。
また、餃子はお土産にすることも出来るよう。

スタッフの方にオーダーして待つこと5分弱で着丼。


こちらが「はこだて塩らーめん」。
透明なスープの上には程よく油の層があり、その上にはチャーシュー、メンマ、玉子(半身)、麩、ナルト、そしてほうれん草が乗っている。
その透明なスープの下には北海道では定番の黄色のタイプの麺が鎮座しており、それもあってかラーメン全体が黄金色に見える。

まずはスープを頂くが、塩の風味がしっかり濃いめの味わい。
それと同時に魚介系の旨いや味わいもしっかりと感じられ、黄金色をした油の風味もそれなりに強めに感じる。
どちらかというとガッツリワイルド系な味わいに仕上がっており、飲んだ後の締めのラーメンとして頂いても負けない味わい。

チャーシューは厚みが1センチくらいあるボリューム感があるタイプではあるが、食感は思いのほかほろほろ系に仕上げられている。
醤油ベースの煮汁での味付けはほどほどでそこまで濃いめではなく、脂身がしっかりあるタイプなので食べ応えはそれなりにある。


こちらが麺。
細めのストレートタイプのもの。
さがみ屋製麺の麺を使っているようで色は一般的なものよりも黄色が勝っており見ていて鮮やか。
ボソボソっとした食感が特徴的でしっかり濃いめの塩スープとの相性は悪くない。


そしてこちらが「チャーハン」。
シンプルに玉子と刻みチャーシューが入ったチャーハンはなかなかのボリューム感。
程よくパラパラと仕上げられたご飯に繊維感をしっかりと感じるチャーハンがアクセントになっている。
味付けはラーメン同様に少し濃いめで胡椒がしっかりと効いたパンチのある味わい。

<まとめ>
函館ということで塩ラーメンをオーダーしたが、やはりこのエリアでのラーメンは塩がオススメ。
同じ塩でもお店によっては旨味がガッツリ効いてアッサリしたものや塩の風味をしっかりと効かせたもの、魚介の風味が活きているものなど様々なタイプがあるが、こちらのお店は比較的ガッツリ濃いめの味付けであった。
塩の風味がしっかり濃いめの味わいのスープはそれと同時に魚介系の旨いや味わいもしっかりと感じられ、黄金色をした油の風味もそれなりに強めに感じるタイプで飲んだ後の締めのラーメンとして頂いても負けない味わい。
それに合わせる麺はさがみ屋製麺の細めのストレートタイプのもの。
黄色が勝っており見ていて鮮やかな麺はボソボソっとした食感が特徴的でしっかり濃いめの塩スープとの相性は悪くない。
また、サイドメニューでオーダーしたチャーハンはしっかりとしたボリューム感で並盛であればそれ1つでそれなりにお腹が満たされるボリューム感であった。
味わいのレベルだけを追求するのであれば周辺にはもっと評価の高い店もあるのだが、営業時間や立地を考えると、遅い時間帯に塩ラーメンが食べたくなったときには間違いなく選択肢に入ってくる店であった。

「はこだて塩らーめん しなの」に関連する投稿はこちらからまとめてご覧になれます

はこだて塩らーめん しなのラーメン / 函館駅前駅函館駅松風町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.3

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.

*


CAPTCHA



This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.