三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア宿泊記 (2023/05)


名前三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア

場所:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-3
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR根岸線 桜木町駅 徒歩6分

また行きたい度:=☆☆☆☆=建物の高層階のみを豪華に利用した洗練されたラグジュアリー感を感じるワンランク上のビジネスホテル

外部リンク三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミアの公式ページへのリンク

備忘録

(2023/05/17記載)
2023年5月中旬の平日の開業日に宿泊した。
このホテルがあるエリアは以前はTVKハウジングの住宅展示場があり、跡地が何になるのかを調べていたところホテルになることが判明。
折角なので開業日に宿泊出来るように半年前から予約をしていた。

こちらのホテルは三井ガーデンホテルシリーズの中でも「プレミア」という位置づけになっているため、最低でも26平米、一番広い部屋で46平米とかなりゆったりとした文字通りプレミアムな造りになっている。
部屋はダブル・クイーン・キング・ツイン・トリプルの5種類をベースとしている。
クイーンについては26平米のスーペリアとして電子レンジ・冷蔵庫付きの部屋、椅子もしくはソファーが配されたチェアタイプ・ソファータイプの3種類、30平米かつプロジェクタが完備されたデラックスの4種類がある。
キングについては30平米のデラックス、36平米の角部屋であるデラックスコーナー、そして最上位で46平米あるエグゼクティブコーナーの3種類がある。
ツインについては32平米のデラックス、36平米の角部屋であるデラックスコーナー、そして最上位で46平米あるエグゼクティブコーナーの3種類がある。
合わせるとトータル13タイプの部屋があるのでどの部屋を選んでよいか悩むところではあるが、今回は一番スタンダードな「スーペリアクイーン チェアタイプ」の部屋で予約を入れてみた。


こちらがホテル外観。
ホテルの正面玄関はJR線の走る幹線道路側ではなく、その反対側の横浜美術館側にあるので少しわかりにくい。


ホテルの名前と入口があるのだが、こちらのビルの中層階まではオフィスが入る予定のようで、ロビーエリアが20Fのため、1Fはエレベーターホールのみとなっている。


入口を入るとホテルの名称が書かた扉があり、その向こう側にあるエレベーターでロビーエリアまで向かう。


こちらのエレベーターは1Fと2Fおよびロビー階をつなぐ専用のエレベーター。
客室へはロビーエリアを経由してしか入れないようになっている。


なお、2Fからもこちらのエレベーターに乗れるが、1F同様にオフィスビルと建物を共有しているため、ホテルの入口は少々わかりにくい。


こちらがホテルのロビーエリア。
もはやビジネスホテルというよりはシティーホテルクラスの立派なレセプション。


自動演奏のピアノも置かれ、開業当日ということで多くの祝花が飾られていた。


レセプションエリアはとても広々と作られており、ソファーもゆったりと配置されている。


なお、レセプションエリアは外に行くこともでき、ランドマークタワーなどを一望できる。


目の前は横浜美術館やマークイズなどがあるため、しばらくの間は高層ビル等の建設によって視界が遮られることはなさそう。


オシャレなテラス風の席は自由に誰でも使えるオープンスペース。


また、宿泊者限定のプールエリアも準備されており、写真右側が屋外プールで左側が屋内プールとなっている。


こちらは夜の雰囲気。
いたるところに配された間接照明がオシャレな空間を演出している。


また、ランドマークタワーやクイーンズスクエアのオフィスビルの灯りも見ることが出来る。


なお、レセプションエリアの横にはバー・カフェが併設されており、こちらでお茶やお酒を楽しみながらゆったりと時間を過ごすことが出来る。

こちらのホテルは有人のカウンターと自動チェックイン機の2種類で手続きが可能だが、開業初日ということで混雑していたため空いたカウンターから順番に案内された。
空いたのが自動チェックイン機であったのでそちらでチェックインをするとアサインされたのは22階の2231号室であった。
ホテルは20~27階までとなっており、客室は22~27階ということで、ホテルの階層としては低階層の部屋であった。


チェックインを済ませると開業初日ということでカードと特製のキャンディーを頂いた。


20階はレセプションはレストラン、カフェ、プール等があるパブリックスペースとなっているため、客室エリアへのアクセスは客室専用のエレベーターホール前に設けられた自動ドアで制限を設けており、ルームキーをかざさないと開かない仕組みになっている。


また、エレベーターにも客室のカードキーをかざしてからフロアを選択するセキュリティーがかかっており、セキュリティー対策はかなりしっかりとされている。


エレベーターホールから客室に向かうが、こちらはいわゆるオシャレなシティーホテルという感じの雰囲気。
ただ、ホテルそのものが非常に横長の作りということもあって、通路がかなり先まで続いているように見える。


こちらがホテルの見取り図。
長方形の一般的な造りではあるが、廊下は回廊状になっている。
ホテルそのものがかなり横長の作りという事あり、かつ通路が回廊状になっているので、端の方の部屋をアサインされると中央にあるエレベーターホールまで若干距離を感じる。
なお、写真下側が横浜市街地側、上側がみなとみらい側の眺望となっている


こちらは客室入口からの写真。
一般的なホテルの造りと同様に入口の通路先に客室があり、手前には水回りの設備が配されているスタイルではあるが、洗面エリアが独立されて通路側に設置されている独特なタイプ。


こちらが客室エリアの写真。
客室そのものは26平米とゆったりとした造りになっているので、160センチのクイーンサイズのベッドを入れ、更に窓側に1人掛けのソファーとコーヒーテーブルを配しても比較的余裕がある。
また、天井部分や壁側に間接照明が入っており、夜でも程よい灯りを室内全体に広げている。


ベッドの脇にはサイドテーブルがあり、コンセントも設置されているので枕元で寝ながらスマホの充電も出来る。


また、部屋の照明やエアコンなどを集中的に管理できるデバイスも枕元に置いてあるので寝ながら枕元で操作できるのはありがたい。


こちらが窓側からの写真。
明るい色とフローリングの床はオシャレなワンルームマンションを思わせるような造り。


こちらが窓からの景色。
ホテル的には27階中の22階と低層階ではあるが、そもそも高さがあるので見晴らしはなかなかのもの。
この日は霞んでてよく見えなかったが、空が透き通っていれば写真右側に富士山がよく見える。


こちらが夜の写真。
みなとみらい側の景色もきれいではあるが、横浜の住宅街の夜景も悪くはない。


こちらが作業用テーブル。
50インチ近いサイズのテレビが壁掛け式になっていることもあり、テーブルそのものはほぼ全てのスペースを活用することが可能。
また、コンセントも2つあり、HDMIコネクタも装備されているのでPCなどの画面をテレビに映すことも可能。
ただ、作業テーブルの奥行が若干浅く、パソコンを広げると奥行で少々窮屈感はある。


なお、テーブル脇には冷蔵庫があるが、その横の引き出しにはコーヒーカップとタンブラー、そしてドリップコーヒーとお茶が準備されている。


また、その下の引き出しにはポットの他にワインオープナーとワイングラスがデフォルトで準備されている。


そしてテーブルの上にはオシャレな缶に入った水が無料で用意されている。


ブルートゥース対応のオシャレなグラスサウンドスピーカーもデフォルトで置かれているので音楽好きは自分の好きな音楽を滞在中楽しめるのもありがたい。


こちらが窓側に置かれた1人用のソファーとコーヒーテーブル。
大きな窓越しに夜景や景色を眺めながらコーヒーやお酒を飲んで寛ぐためスペースが十分確保されている。

さて水回りだが、こちらのホテルはかなり特徴的な造りをしている。


シャワー・バス、トイレ、洗面台全てがセパレートで配されており、こちらの写真は客室側から入口を撮ったものだが、洗面台が右側に、左手前がシャワー・バス、左奥がトイレとなっている。
ユニットタイプのように水回りを一ヵ所にまとめずに客室への通路スペースも有効に使っていることもあって、トイレ・バスそれぞれユニットタイプのものよりかなり広いスペースを使えてるという意味では非常に有効な配置。
一方で、水回りと客室エリアを仕切るものが無く脱衣スペースもないので、複数名で利用すると少し気を遣う点と、上手く使わないと通路部分に水が飛び散るので注意が必要。


洗面台はかなり広々と作られており化粧品などを広げても十分にスペースが足りる。
タオルやパジャマは洗面台の引き出しに収納されている。


シャワーはバスタブとシャワーが別になっているタイプでレインフォール式のシャワーもありビジネスホテルとしては非常に豪華な造り。
バスタブも大人が入っても足を伸ばせる広さとなっている。
なお、扉の中央部はすりガラスとなっており中は見えないのだが、下の方はクリアなので中が見えてしまうので注意が必要。


こちらがトイレ。
照明は人感センサーとなっておりオシャレな造りで、広すぎて少々スペースがもったいないと思えるほど。


アメニティーは部屋への備え付けはなく、20階のレセプション横にあるアメニティーバーコーナーからセルフサービスで取ってくるスタイル。


こちらがアメニティーバーコーナー。
歯ブラシやクシ、髭剃りや綿棒などの基本的なものが準備されている。


シャンプーやリンス類はビジネスホテルでよく見るミキモトのボトルタイプのものが設置されている。
フローラルフルーティーマリンの香りで洗い上がりはしっとりなめらか。
香りも文字通りフローラルの華やかな香りでお気に入りのシャンプーが無い限りは特に持参する必要はないレベルのもの。

2023/5/16の開業日に宿泊したが、建物の高層階部分を贅沢に使い、一番狭い部屋でも24平米あるこちらのホテルはビジネスホテルというよりはオシャレなシティーホテルというくくりに入りそうな感じであった。
また、20階のレセプションエリアは広々として明るい造りになっており、プールなどがある洗練されたエリアになっているのでホテルに宿泊せずともその雰囲気を楽しむ事が出来る。
公共交通機関からのアクセスという意味ではJR線の桜木町駅やみなとみらい線の新高島駅・みなとみらい駅から少し歩く場所にはなるが、ラグジュアリー系ホテルが多いこのエリアの中でビジネス利用としての宿泊にも旅行やステイケーションとしての宿泊にも使えるコスパのよいハイグレードビジネスホテルとして使えそうな印象であった。

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