購入場所 | 日の丸醸造株式会社 |
購入日 | 2023年02月26日 |
購入金額(税込み) | 1650円 |
テイスティング日 | 2023年04月24日 |
日本酒データ:
地域 | 秋田県 |
タイプ | 純米吟醸 |
使用米種 | 吟の精100% |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★ |
コメント:
こちらの酒蔵を訪れた際に蔵元直営の売店で見かけて購入したもの。
一般流通はしておらず、蔵元のみでの限定販売商品であった。
色はほぼクリアに近いが僅かにライトグリーンのニュアンスが見え隠れする輝きのあるタイプ。
粘度は比較的高い方でグラスの縁から多くの脚がゆっくりと伝わり落ちてくる。
香りはフレッシュでグレープフルーツのような爽やかな酸やほのかなアルコール感を感じさせるようなキレを前面に出しているようなタイプ。
また、純米吟醸らしい甘味を伴う香りも感じられる。
口当たりは優しくラムネのような甘味と軽く口の中を刺激する酸をアタックで感じられる。
中盤もその甘味と酸味がバランスよく続き、程よい日本酒感を感じさせつつもしつこさはない。
そしてキレは比較的シャープで、柔らかい甘味がほんのりと口の中に残る程度。
ラムネを思わせる甘味と刺激が心地良く飲み手を選ばないバランスの良い蔵元限定販売酒。
<アルコール度数16%、精米歩合55%>
この日は肉豆腐と合わせてみた。
料理そのものはシンプルではあるが、宮崎牛の切り落としを使って作ったこともあり、濃厚な牛肉の味わいと脂がしっかりと豆腐にも染み込み、思ったよりもリッチな味わいに仕上がった。
牛肉の脂の甘味と旨味が日本酒の味わいにバランス良くマッチするのだが心なしか日本酒の甘味の要素が減り若干苦味の要素が増えるような気がしなくもない。
試しにいぶりがっことも合わせてみたが不思議とこちらの方が相性は良い。
やはり地酒はそのご当地の食材との相性が一番良いのかもしれない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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