南インド料理ダクシン 八重洲店 (2023/04)


名前南インド料理ダクシン 八重洲店

場所:〒104-0028 東京都中央区八重洲2-5-12 B1F
地図はこちらからどうぞ

交通手段:各線 東京駅 徒歩5分

営業時間:11:00~15:00、17:30~23:00(平日)、11:00~15:00、17:30~22:00(土・日・祝) 無休

また行きたい度:=☆☆☆=トマトの甘味とスパイスの深みに魚の味わいがしっかり効いた日替わりのフィッシュカレーが秀逸の東京駅近の南インド料理店

外部リンク南インド料理ダクシンの公式HPへのリンク

備忘録

(2023/04/24記載)
2023年4月中旬の平日の昼食時間帯に利用。
この日は日中に東京駅付近で所要があったのでランチできる場所を色々と検索。
ただ、そこまで時間を確保出来なさそうであったので手軽に頂けるものを検索していたのだが、出てくるのはラーメンや居酒屋のランチメニュー。
何となくそういう気分でなかったのと、つい2週間ほど前にインドに行ってきたこともあり、インド料理の店を探してみるとこちらの店がヒット。
残念な事に周辺エリアの再開発に伴い5月の頭に八重洲から移転してしまうようで、その前に味わいに行こうと思い行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
東京駅から地上ルートで行く場合は八重洲中央口を出て右側(有楽町方面)に進み、みずほ証券のビルが目の前に見える交差点を渡る。
渡った後右側に見える八重洲ブックセンターのビルを通り過ぎた先の路地を左折して100メートルほど進むと右側に銀色のビルが見えるが、お店はそのビルの地下1Fとなる。
なお、このエリアは近日中に八重洲エリアの再発で全ての店が休業となるようで、既に周辺のお店も多くが閉店している状況であった。


こちらが店舗外観。
周辺は既に立ち退きが終わって営業していない店舗や取り壊しが始まっている建物があり、それもあってこちらのお店の看板が目立つ。


店舗前にはメニューが出されている。


なお、店舗は地下1階になるので、看板に従って階段を下りていく。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の11時半過ぎにお店に到着したが、この時間はまだ3割程度の客入りという状況。
その後12時過ぎるとサラリーマンで混雑するも、待ちが発生するほどの混雑にはならなかった。
なお平日のランチ時でも座席の予約が可能なので、確実に昼食を取りたいときは予約がオススメ。
店内はカウンター席7席、2名席15席程度、4名席7席と60席程度のキャパ。
お店の調度品や壁にかかっている絵などはインド感があるの物なのだが、カウンター席付近は何となく和食店のような雰囲気を感じさせる不思議なテイスト。


こちらが店内の雰囲気。
テーブル席が規則正しく配されており、基本的に2名または4名の席に人数に応じて案内される。


こちらはカウンター席。
おひとり様の場合はこちらでゆったりと食事をすることが出来る。

<オススメのメニューは?>
インド料理の店ということでランチタイムは当然カレーがメインになる。
単品というよりはカレーやライス、ドーサなどを組み合わせたセットメニューが5種類準備されている。
カレーは日替わりメニューが準備されており、選ぶセットメニューに応じてその中から1~3種類のカレーを選ぶスタイルとなっている。
様々なセットメニューがあるのだが、今回はシンプルに「本日のカレーセット(1100円)」をオーダー。
こちらは日替わりで提供している3種類のカレー全てとナンもしくはパトゥラ(ナンの生地を揚げたパン)とライス、サラダのセットとなっている。
この日はチキンキーマカレー、南インドのフィッシュカレー、ダル・パラクの3種類が日替わりカレーとして提供されていた。
なお、ナン・ライス・サンバル・ラッサムはお代わり無料となっている。


こちらがメニュー。
全てをしっかりとみるとなかなか悩んでしまうが、基本的にはカレーの数とそれにつけるサイドメニューの組み合わせでお気に入りのセットを選ぶのが良さそう。


こちらがこの日の日替わりメニュー。
辛口・中辛・甘口からそれぞれ日替わりでカレーを提供している。


なお、インド料理店定番のインドワイン「Sula」も提供している。

オーダーしてから待つこと5分弱で料理が提供された。


こちらが「本日のカレーセット」。
カレーはインド料理店で複数種類のカレーをオーダーした際に使われる金属製の小さめの器に3種類のカレーとサラダが盛られている。
ナンは細長いタイプでお皿からかなりはみ出ている。


カレーは提供時には特に説明は無かったが、左からチキンキーマカレー、南インドのフィッシュカレー、ダル・パラクとなっている。

まずは甘口のダル・パラクから頂くが、こちらはしっかり甘口。
スパイス感はそれなりにあるのだが辛味は少なく、野菜の風味がしっかりと効いている。
ペースト状の野菜の舌ざわりも特徴的で、辛みが苦手な人にオススメのカレー。

中辛はフィッシュカレーはトマトと魚の風味しっかりと感じられるもの。
甘口と比較すると辛みもかなり増し、普通に食べるにはちょうど良い辛さ。
トマトの甘味とカレーのスパイス感や辛味、そして魚の味わいがバランスよくマッチし、個人的に一番好きな味であった。

そして辛口のチキンキーマカレーだが、こちらは流石にしっかりと辛さを感じるもの。
だが、単に辛いというのではなく、しっかりとスパイスの味わいが効いていることもあってか、最初のうちは鶏肉の旨味を楽しめるのだが後からじわじわ汗が出るような辛さ。
だが、慣れると意外と心地よい辛さなのかも知れない。

いずれのカレーもスパイスの味わいと深みがしっかりと効いており、またそれぞれのカレー使われている食材の味わいも感じられ美味しいのだが、甘口・中辛・辛口のレベル差はかなりある印象。
辛いのが嫌いでなければ辛口も美味しいが、普通に食べるなら中辛が一番バランスが良いかも知れない。


そしてナンだが、こちらは甘い香りを感じられる比較的クリスピー系で少し薄めのタイプのもの。
程よい甘みのあるスナック感覚で頂けるようなタイプであった。
なお、料理提供時は大きなままでの提供だが、お代わりをすると写真のようにカットされ少し少なめでの提供(初回提供時の半分強程度)となっている。
この時は1枚目のナンを食べきった時点でそれなりにお腹が満たされており、でもカレーが残ってたのでハーフサイズくらいのナンをお代わりで頂きたかったので丁度良いボリューム感であった。

<まとめ>
今回は「本日のカレーセット」をオーダーしたが、提供された3種類のいずれのカレーもスパイスの味わいと深みがしっかりと効いており、またそれぞれのカレー使われている食材の味わいも感じられ美味しい。
豆とほうれん草を使った甘口のダル・パラクはスパイス感はそれなりにあるのだが辛味は少なく、ペースト状の野菜の舌ざわりも特徴的で野菜の風味がしっかりと効いている。
中辛のフィッシュカレーはトマトの甘味とカレーのスパイス感や辛味、そして魚の味わいがバランスよくマッチし、個人的に一番好きな味であった。
そしてチキンキーマカレーは流石にしっかりと辛さを感じる辛口タイプ。
しっかりとスパイスの味わいが効いていることもあってか、最初のうちは鶏肉の旨味を楽しめるのだが後からじわじわ汗が出るような辛さで慣れると意外と心地よい辛さになる。
それに合わせるナンは甘い香りを感じられる比較的クリスピー系で少し薄めのタイプのもの。
程よい甘みのあるスナック感覚で頂けるようなタイプであった。
東京駅周辺でしっかりとスパイスの旨味を感じられるインド料理を比較的リーズナブルに味わえるお店ではあるが、5月初旬に八重洲エリア再開発のため八重洲から移転してしまうのは残念なところ。

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南インド料理ダクシン 八重洲店インド料理 / 京橋駅東京駅宝町駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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