日本航空 羽田空港国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジ (2023/04)



(2023/04/25記載)
2023年4月下旬の休日に那覇に移動する際に利用した。
1ヶ月前の2023年3月にも利用しているのだが、今回はラウンジ内に若干アップデートがあったのでレビューを掲載。


ラウンジそのものの雰囲気全く変わっておらず、入口では立派な松が相変わらず出迎えてくれる。


この日は日曜日の6時過ぎではあったが、ラウンジ内はそれなりに混雑している。
とはいえ、土曜日ではないので好きなタイプの席を自由に選ぶことが可能な状況であった。
また、以前はソファー席の間に設置されていた手製感のあるデバイダーも撤去されており、以前のラウンジの姿に戻っていた。


軽食コーナーも以前設置されていた入退場の流れを作るポールが取り払われており混んでおらず、ストレスなく軽食を選ぶことができる。

ドリンク系はプレミアムビール4種類とウィスキーには「富士山麓」が準備されており、特に変更はなかったのだが、軽食コーナーが今回利用した際に変更されていた。


先日まではコロナ禍ということもあってメゾカイザーのパンと浅野屋のレーズンパンが個包装で提供されていたのだが、以前のようにショーケース内での提供となっていた。
それ自体はコロナ禍以前に戻っただけなので大きなインパクトはないのだが、2023/2月時点で提供がストップしていた天むすや稲荷寿司の提供も引き続きストップしており、恐らく完全に改悪された模様。


おにぎりは刻み梅とごま鮭の2種類の提供ではあるが、以前提供されていたコンビニおにぎり的なものから少しアップグレードしたような包みになっている。


クロワッサンとプチフリュイとコーヒーを頂いたが、それぞれを個包装のパックではなくお皿で頂けるので、何となくコロナ禍前のラウンジ運用に戻ったというような印象。

ようやくコロナ禍を脱出したような感じではあるが、それに伴い改悪がされているのは残念なところ。
コロナ禍はメゾンカイザーのクロワッサンを定番品としてももう一品メゾンカイザーとコラボしたパンが個包装として提供されており、それに加えて浅野屋のレーズンパンや天むすなどがあったのだが、現在はクロワッサンと浅野屋のプチフリュイのみ。
また、ハーゲンダッツのアイスクリームもいつの間にか消えていたり、スープについてはスープバーであったものがインスタントのスープサーバーに変更されたりと、ここ3年でかなりの変化があったような気がする。
ラウンジには「コロナ禍前の運用に戻す」というような記載がされており、残念ながらこの改悪された状況が「コロナ禍前の運用」という事のようで、恐らく個包装での提供の終了や席の間のデバイダーの撤去というのがそれにあたるよう。
相次ぐ値上げにもかかわらず改悪が進むのは残念で他ならない。

なお、この日は5時50分に到着する電車で空港に向かいファーストクラスの当日アップグレードを試みたがこの時点では2番目のキャンセル待ち、座席的には2席がブロックされるもアサインは無しで1席は完全に空席という計3席が空いた状態であった。
出発1時間前にはブロック2席だけが残り、最終的には1席のみ当日アップグレード枠にあてがわれた。
やはりファーストクラスのキャンセル待ちは序列が1番目でないと確率がかなり厳しいという、コロナ禍前の状況に戻りつつあった。
が、この運用も2023年4月12日以降は出発3時間前からオンラインでアップグレードの受付が始まるということで、アップグレードのしやすさやこれまでのルール(当日乗継便で空席があれば出発空港でアップグレード可能)がどのように変わるのかは注視したいところ。

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