購入場所 | マルナカ南国店 |
購入日 | 2022年12月15日 |
購入金額(税込み) | 1298円 |
テイスティング日 | 2022年12月15日 |
日本酒データ:
地域 | 高知県 |
タイプ | 純米 |
使用米種 | 福光 |
好み度(MAX五つ星) | ★★★★★ |
コメント:
高知を訪れた際に地元のスーパーで購入したもの。
こちらの酒蔵の新酒の限定酒をたまたま高知に行く前に飲んで美味しかったこともあり、高知に来たら探してみようと思っていたのだが、ラッキーなことにフラッと立ち寄った地元のスーパーで発見。
色は輝きのあるほぼクリアなもの。
ホテル備え付けのグラスなのではっきりとした粘度はわからないが、それなりに粘度はありグラスの縁に軽く脚が出るようなイメージ。
純米酒ということで香りはしっかりとした穀類のニュアンスを想像していたが、意外と甘味がしっかりとありシャープなアルコール感と共にしっかりと熟した甘いメロンのような吟醸香に近い香りを感じられる。
味わいも香りに近く、口に含むとまさに熟したメロン果汁のような甘味をアタックで感じつつ、フレッシュな酸も感じられる。
その味わいは中盤でもしっかりと感じられ、豊かながらしつこさのない甘味はくどさを感じさせない程度に厚めのボディーを構成している。
余韻は比較的シャープでキレが良く、アタックで感じられたジューシーな甘味はすっきりと喉の奥に消えていく。
メロンを想像させる甘い香りと味わいと共にしっかりとしたコクを楽しめる季節限定の純米新酒。
<アルコール度数16%、精米歩合65%>
この日は同じスーパーで購入したカツオのたたきと土佐巻きと合わせてみた。
カツオのたたきは言わずもがなの土佐名物。
一方の土佐巻きはこちらのスーパーで初めてみたのだが、ざっくりいうとカツオのたたきを巻いた巻き寿司のこと。
まずはカツオのたたきを頂くが、季節柄しっかりと脂の乗ったカツオは文句なしに美味しい。
ただ、スーパーのものということもあってか、お店でいただくような藁で燻したような香りまでは流石にしない。
一方の土佐巻きは一見するとカツオのたたきを巻き寿司に仕上げただけに見えるのだが、食べてみるとそこに刻み生ガーリックが仕込まれているかなりパンチのある巻き寿司。
今回合わせた日本酒は華やかな香りと果実感溢れる味わいが特徴の日本酒ということもあってカツオのたたきとの相性は全く問題なかったが、流石に生ガーリックのパンチが効いた土佐巻きには少々負けてしまっている感じがある。
今回は柔らかく甘味のある味わいの日本酒だったので、素直にカツオのたたきと合わせるのが一番バランスが良さそうであった。
土佐巻きのようなパンチのある料理であれば、しっかりとしたアルコール感のあるシャープな味わいの日本酒と合わせるのが良さそう。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>
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