購入場所 | 京急百貨店 |
購入日 | 2023年03月26日 |
購入金額(税込み) | 1100円 |
テイスティング日 | 2023年03月26日 |
日本酒データ:
地域 | 北海道 |
タイプ | 本醸造 |
使用米種 | 吟風100% |
好み度(MAX五つ星) | ★★★ |
コメント:
百貨店内をフラフラと歩いていると、こちらの酒蔵が店頭販売をしているの発見。
酒蔵見学をしに行った話などをしているうち季節限定・数量限定のこちらのお酒を勧められ試飲をしてみると本醸造の割には柔らかい味わいだったので試しに購入してみることにした。
色はほぼクリアで輝きを感じられる。
粘度はほどほどでグラスの縁に僅かに脚が出るか出ないかと言ったところ。
香りは柔らかい果実の香りを感じつつつも本醸造らしいアルコール感もしっかりと感じられる比較的すっきりとした冷涼なタイプ。
口に含むと一瞬醸造アルコール感は感じられるがその後に感じられる米の甘味と旨味がそのアルコール感を和らげる。
ただ、全体的に味わいに厚みはなく、中盤からしばらくすると再び醸造アルコール感が感じられなくもないが一般的な本醸造と比べると弱い。
余韻はすっきりとしておりキレがある。
1100円という価格帯ながらすっきりとしたキレと米の旨味のバランスが良い程よいアルコール感と甘味を楽しめる季節限定・数量限定の本醸造酒。
<アルコール度数15%、精米歩合65%>
この日は夕食は別腹で済ませる予定だったので百貨店で購入したつな八の天ぷらと古市庵の稲荷ずしを酒のつまみとして合わせてみた。
さすがにテイクアウトなので揚げたてのカリカリ感は無くなっているが、ごま油の風味が効いた味わいは油が戻らず思ったよりもコッテリ感がなくなかなかのレベル。
その程よい天ぷらの油感もシャープな本醸造のアルコール感がスッキリと洗い流してくれる。
しっかりとしたアルコール感のある本醸造なので、コッテリ系の料理と合わせると逆にスッキリとしてしてくれるので、しっかりとした料理と合わせる食中酒として使うのが良いかもしれない。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
Leave a Reply