Santa Cristina Rosso 2020(アンティノリ)



購入場所 エノテカオンライン(こちらから購入可能
購入日 2023年02月28日
購入金額(税込み) 1760円
テイスティング日 2023年11月21日

ワインデータ:

国名 イタリア
地域 トスカーナ
地区 N/A
ヴィンテージ 2020年
ブドウ品種 サンジョヴェーゼ、カベルネソーヴィニヨン、メルロー、シラー

コメント:
こちらのオンラインショップで「イタリア赤ワイン満喫セット」と題して5本10900円で販売されていたもの。
一本当たりの平均単価ベースだと2180円になるのだが、セットの中には2180円に満たないワインも入っているので購入価格は単品販売価格ベースで記載。
色は輝きのある濃い目の赤紫色。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁からゆっくりと脚が伝わり落ちていく。
抜栓直後は少々化学臭のような気になる香りがするが、時間と共に落ち着き、カシスやベリーの果実のニュアンスを中心に、しっかりとしたシラーのスパイス感も感じられる。
全体的にフレッシュでジューシーな感じでしっかりとした酸のニュアンスも感じられる。
アタックはピノを思わせるようなチャーミングな甘酸っぱさを感じる。
ボディーは思ったよりも軽めで爽やかな酸とマラスキーノチェリーのような甘味が心地よく口の中に広がる。
一方の余韻では程よいタンニンの渋みと共に心地よい甘味がしばらくな間余韻を残す。
軽やかな果実感とチャーミングな酸にしっかりとしたタンニンを感じるちょっと冷やして飲みたい複数種のブドウがアッサンブラージュされた赤ワイン。
<アルコール度数13.5%>

インプレッション:

外観 清澄度 輝いている
色の濃淡 濃い
粘度の高さ 脚が出来る
発泡度 無し
気泡大きさ 無し
色調 すみれ

香り 強さ ほどほど
果実感 ストロベリー、黒すぐり、ブラックベリー
乾燥果実 レーズン
香辛料 クローブ、胡椒
味わい アタック 爽やか
甘辛度 やや辛口
酸味 爽やか
タンニン 適度
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点
味わい ★★★☆
コスパ ★★★
総評 ★★★☆


この日は作ってから1週間ほど毎日煮込んでトロトロに仕上げた牛すじの煮込みをシチューに仕上げたものと合わせてみた。
もはや牛すじそのものが完全に溶けて旨味に化けており、それをシチューに仕立てると老舗洋食店の濃厚デミグラスソースのような濃厚で深みのある味わいに化けている。
そのしっかりとした存在感のある旨味と脂の甘味に、ワインがなんとかついていっているという印象。
相性としては悪くはないのだが、もう少しワインが濃厚な方がこの料理との相性はさらに良さそう。
程よい酸のあるトマトソースを使った料理であればさらに親和性が高そう。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>

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