名前:日の丸醸造
場所:〒019-0701 秋田県横手市増田町増田七日町114-2
地図はこちらからどうぞ
交通手段:JR奥羽本線 十文字駅から車で約7分
営業時間:10:00~16:00 不定休
また行きたい度:=☆☆☆☆=試飲を楽しみながら蔵元限定日本酒の購入も可能な「増田の町並み」として歴史のある建物が立ち並ぶエリアにある秋田を代表する酒造の一つ
外部リンク:日の丸醸造の公式HPへのリンク
備忘録:
(2023/06/07記載)
2023年2月下旬の休日に訪問。
この日は日本酒好きの知人と秋田旨いもの&酒蔵巡りツアーをしており、横手市エリアの食と酒を堪能するコースの中の1つとして、こちらの酒蔵を訪問。
こちらの酒蔵は「まんさくの花」が有名な酒造で、個人的にもまんさくの花を中心に良く飲む銘柄の日本酒ということで訪問してみた。
こちらが酒蔵外観の写真。
日の丸醸造の営業部はJR奥羽本線の十文字駅近くにあり、こちらは実際に日本酒を造る醸造所と酒蔵見学を行っている場所。
この日は雪が降っていたこともあり、東北の酒蔵らしい感じの雰囲気になっていた。
酒蔵を挟んで反対側に来客用の駐車場が4台ほど確保されている。
こちらは蔵元直売所と内蔵見学を行う事が可能で、内蔵見学を行う場合のみ200円の入場料が必要となる。
蔵元直売所のみの利用であれば料金はかからないが、個人的には内蔵の見学もすることをオススメしたい。(なお、試飲は購入者のみ一部の銘柄が無料となる)
内蔵の見学は基本的には営業時間内であれば予約無しでの利用が可能だが、時々「見学不可」となっている時間帯があるので訪問前には必ず酒蔵のHPで確認した方が無難。
我々が向かった際も、前々日まではHPに特に記載は無かったのだが、当日現場に到着すると「この後結婚式の前撮りが入っているため見学不可になります」と言われ少し慌てて内蔵の見学をした。
なお、内蔵の見学が不可の場合でも蔵元直売所は利用可能なので、蔵元限定の日本酒の購入だけであれば問題なし。
入口を入るとこのような感じで蔵元直売所がある。
写真右側には受付兼レジがあるので、内蔵の見学をする場合ここで申し出る。
受付の横に進むと内蔵見学へ進める通路があるのでそこを進んでいく。
なお、左側の壁には見学ガイドが貼ってあり、途中途中にあるクイズに答えて4問以上正解するとオリジナルシールが貰えるので是非チャレンジ!
通路を進んでいくとこちらの酒蔵で醸した歴代の日本酒のラベルがずらっと壁に貼られている。
まんさくの花と言えば可愛らしい亀のラベルが有名だが、それ以外にも様々な個性的なラベルがある。
そして酒造好適米が稲のままの状態で展示されているエリアもあり、これを見るとそれぞれの米の特徴が良くわかる。
精米された状態の物も解説と共に展示されており、日本酒の勉強になる。
通路自体は実際に日本酒を醸すエリアまで続いているのだが、ここから先は見学不可。
こちらが内蔵。
非常にキレイな状態ではあるが、驚いたことに蔵を建てたときから大きな改修は床板以外していないとのこと。
柱や梁には漆が塗られており、とても上品で雰囲気がある。
こちらは内蔵の奥にある客間。
いまでもイベント等で使われている場所のよう。
こちらは客間から入口側を撮った写真。
まるでタイムスリップしたかのような純然たる和の雰囲気はとても新鮮。
内蔵見学終了後はいよいよ試飲開始。
試飲は日本酒を購入するれば無料のものと別途有料のものがあるが、有料のものは内蔵見学の際に記念品として頂いたコインを使う事で1杯楽しめる。
こちらがこの日の試飲メニュー。
無料試飲は2種類で、うち1つは酒蔵限定販売のもの。
有料試飲は純米大吟醸を中心に販売価格が高額なものが3種類準備されている。
いずれもプラスチックの試飲用のカップを使って楽しむ事が出来る。
こちらのエリアでは蔵元直売所のみで限定販売している日本酒も準備されているので、トランク等に余裕があれば是非とも購入して帰りたい。
製造所そのものの見学は出来ないがのだが、それでも純然たる和の雰囲気を楽しめる内蔵エリアの見学ができ、かつ、蔵元でしか購入出来ない日本酒の販売をしているので、酒蔵見学を目的としてこちらのエリアまで足を運ぶ価値は十分にある。
また、今回この酒蔵を訪れて初めて知ったのだが、このエリアは古くからの伝統的な街並みや内蔵が残るエリアとして国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているよう。
付近を少し散策してみたが「増田の町並み」として今回見学した日の丸醸造のような建物が多くあり、いずれも伝統的な建物と内蔵をもつスタイル。
付近にはB級グルメで有名な「横手焼きそば」の店も多数あり、日本酒の蔵元見学・試飲だけでなく、増田の町並みの見学としても十分に楽しめるエリアであった。
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