購入場所 |
エノテカ東京駅グランスタ丸の内店(こちらから購入可能) |
購入日 |
2022年12月21日 |
購入金額(税込み) |
2816円 |
テイスティング日 |
2023年01月03日 |
ワインデータ:
国名 |
ニュージーランド |
地域 |
ホークスベイ |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2019年 |
ブドウ品種 |
メルロー100% |
コメント:
東京駅界隈でたまたまこちらのショップを見かけて入ってみると、通常であれば3520円のワインが期間限定で2816円の特価販売されていた。
以前からこちらの造り手はメルローも美味しい効いており、今回特価で販売されていたのが上級キュヴェということで試してみることにした。
色は少しルビー色のニュアンスを感じる濃厚な赤紫色。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁に長い脚が出る。
香りは果実味溢れるジューシーで濃厚なイメージと共に僅かなスパイス感が伴う。
レーズンやドライフルーツのような凝縮された果実の甘味を主体に、カシスなどの甘酸っぱいニュアンスやクローブなどの香辛料のニュアンスも僅かながらに感じられる。
口当たりは思った以上に柔らかく、しっかりと水分を飛ばしたドライフルーツのように凝縮された果実の甘味のアタックを感じられる。
その味わいはレーズンや乾燥いちじくのような濃厚な甘味や酸味を抑えた熟したカシスのような味わいと共にシナモン、アニスなどの香辛料のニュアンスも感じられる。
余韻には樽由来の柔らかなチョコレートのニュアンスがしっかりと口の中に味わいを残していく。
2019年という新しめのヴィンテージの割にはしっかりと凝縮された柔らかい果実感をダイレクトに楽しめる大人のプチ贅沢ワイン。
<アルコール度数13.5%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
濃い |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ブラックチェリー |
香り |
強さ |
十分 |
果実感 |
黒すぐり、ブラックベリー |
乾燥果実 |
レーズン、干しプルーン、乾燥イチジク |
香辛料 |
クローブ、胡椒 |
味わい |
アタック |
滑らか |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
コスパ |
★★★ |
総評 |
★★★★ |
この日は1週間弱かけて仕込んだ牛すじの赤ワイン煮込みと合わせてみた。
最後の最後まで合わせるワインをニューワールド系のピノにするかこちらのメルローにするかを悩んだのだが、直感でメルローをセレクト。
お皿にサーブした瞬間からしっかりとした肉の香りを感じられ食欲をそそる。
味わいも同様に肉の旨味をしっかりと感じられ、時間をかけたこともあってか、すじ肉の固さは一切感じられない。
シンプルに味付けされてはいるが、その濃厚な味わいもあってかこれだけで十分にメインの料理となる存在感。
その肉の味わいと脂の甘味にメルロー濃厚な甘味がピタリとマッチし、ワインの甘味さらに一段階レベルアップさせている感じすらある。
今回の料理がかなりパンチの効いた料理であったので、同じメルローでも繊細なタイプのワインを合わせたら恐らくワインが負けていたかもしれない。
同じ傾向の料理として、しっかりとサシの入った和牛のすき焼きと合わせてもなかなか良いかもしれない。
<マリアージュ指数:5ばっちりマリアージュ>
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