そば処 紀文 (2023/02)


名前そば処 紀文

場所:〒010-0921 秋田県秋田市大町6-2-4
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR奥羽本線 秋田駅 徒歩20分

営業時間:11:00~14:00、18:00~01:00 毎週日曜日

また行きたい度:=☆☆☆=あっさりホッコリ味の甘口醤油スープに程よいコシのある細麺を合わせたラーメン「千秋麺」を楽しめる深夜営業の蕎麦店

外部リンクそば処 紀文の食べログへのリンク

備忘録

(2023/04/19記載)
2023年2月下旬の休日の深夜に飲んだあとの締めのラーメンとして利用。
この日は秋田に詳しい知人とともに駅近くにある日本酒で有名な居酒屋の「永楽食堂」でガッツリ飲んだあと、雪も降っており体が冷え、少しだけ小腹が空いていたの事もあり、締めのラーメンにオススメというこちらの店に行くことにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は公共交通機関だとJR秋田駅一択となり少々距離がある。
行き方は色々あるのだが、メイン通りを経由していくのであれば駅前の大通りである中央通りを駅を背にして反対方向に10分程歩き、突き当たったら左折して川(旭川)を右手に見ながら8分程歩く。
川を渡る橋のある大きな交差点(五丁目橋)を右折して川を渡り100メートルほど歩くと左側に店が見える。
夜は周囲の店が閉まっているなか黄色の大きな看板が煌々と輝くので見逃すことはないが、お店はラーメン店ではなく蕎麦店なので、いわゆるラーメン店のような外観ではないので注意が必要。


こちらが店舗外観。
夜だと黄色の大きな看板が煌々と輝いているので見逃すことはまずない。
店舗入口は建物の少し奥まったところにあり、蕎麦屋ということもあり、入口は和の雰囲気。

<混雑状況・店内の様子は?>
今回は休日の23時半頃前に到着。
お店は深夜1時までの営業と、このエリアにしては飲兵衛に優しい営業時間。
店内は4名掛けの小上がりが4席、その他2名掛けや4名掛けのテーブル席が10席弱と計40名少々のキャパで、床はタイル張りとなっている外観同様に昔ながらの蕎麦屋を感じさせる和の雰囲気。
その店内だが、23時半前という深夜にも関わらずほぼ満席の状態。
我々はスムーズに入店、その後の来店客も1~2名であれば待ちなく入店出来ていたが、4名以上になると待ちが発生するという大人気ぶり。
周辺は繁華街エリアになっていることもあり、我々のように飲んだ後の締めで食べにくる客が多いような印象であった。


こちらが店内の雰囲気。
昔ながらの和を感じさせる造り。


また、小上がりもあるので家族連れにも優しい。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は一応蕎麦屋ということで、メニューはいわゆる蕎麦系をメインとしてカレーや親子丼、カツ丼などが並ぶ。
その中に唯一ラーメン系のメニューとして「千秋麺」というメニューがあるが、事前に調べておかないとこれがお目当てのラーメンだとは気付かない。
知人曰く「ざる中華」も美味とのことだが、今回は初志貫徹で「千秋麺(770円)」をオーダーした。


こちらが店の外に出されている食品サンプル。
これを見ておけば料理の大体のイメージはつくのだが、痒い所に手が届かないのが料理の名前が表示されていないところ。
ざる蕎麦やもり蕎麦のイメージは分かるのだが…。


こちらが店内に書かれているメニュー。
蕎麦店ということで基本的にはそば・うどんがメインではある。

店内はほぼ満席ということもありオーダーしてから20分程で着丼。


こちらが「千秋麺」。
少し濃いめの醤油スープの上にはうっすらと脂の層が見え、その上にはチャーシューが2枚、半分にカットされたゆで卵とメンマ、ナルトと海苔、そして刻みネギがトッピングされたシンプルなもの。

まずはスープを一口すするが、スープは見た目通り醤油ベースの味わいではあるが不思議と甘味があるタイプ。
いわゆる塩味がガッツリ効いたような醤油の味わいをダイレクトで感じられるタイプではなく、昆布だしなどを加えたような角の無い丸みのある若干甘味を感じられる不思議な味わい。
とは言え、味そのものはしっかりとしており程よい油感も加わり飲んだ後の締めでも味わいを楽しめる。

さてトッピングのチャーシューから頂くが、醤油煮汁しっかりとしみ込んだ濃いめの味わいで肉の繊維感を感じられる町中華で良く提供されるタイプ。
繊維感は感じられるが特に固いわけではなく、繊維に沿ってホロホロと崩れていく。

そして煮玉子だが、こちらの玉子はいわゆる味付け玉子ではなく純粋にゆで卵が半分にカット提供される。
最初は分からなかったのだが、この玉子は玉子カッターで薄くスライスされており、箸でつかもうとするとズルっとずれるのがちょっとした驚き。


こちらが麺。
細めのやや縮れタイプのもので、この細さの割にはしっかりとしたコシがある。
イメージとしては半生タイプの乾麺の印象。
シンプルなスープに少し特徴のある麺がラーメン全体の味わいにアクセントを加える。

<まとめ>
休日ではあったが深夜23時半という時間帯にも関わらずほぼ満席でひっきりなしに客が出入りする活気のある蕎麦屋であった。
その蕎麦メインの店で頂くラーメンのスープは醤油ベースの味わいではあるが不思議と甘味があるタイプ。
いわゆる塩味がガッツリ効いたような醤油の味わいをダイレクトで感じられるタイプではなく、昆布だしなどを加えたような角の無い丸みのある若干甘味を感じられる不思議な味わい。
そのスープに合わせる麺は細めのやや縮れタイプのもので、この細さの割にはしっかりとしたコシがあり半生タイプの乾麺を思わせる味わい。
シンプルなスープに少し特徴のある麺がラーメン全体の味わいにアクセントを加える。
そしてトッピングで乗せられている玉子は玉子カッターで薄くスライスされており、箸でつかもうとするとズルっとずれるのがちょっとした驚き。
深夜まで営業していることもあり、飲んだ後の締めで使う人が多く集まるあっさりホッコリ味の甘口醤油スープに程よいコシのある細めの麺を合わせたラーメン「千秋麺」を楽しめる蕎麦店であった。

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そば処 紀文そば(蕎麦) / 秋田駅羽後牛島駅

夜総合点★★★☆☆ 3.4

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