購入場所 |
|
購入日 |
2022年02月17日 |
購入金額(税込み) |
参考価格:約1800円(20AUD) |
テイスティング日 |
2023年02月27日 |
ワインデータ:
国名 |
オーストラリア |
地域 |
ライムストーンコースト |
地区 |
クナワラ |
ヴィンテージ |
2019年 |
ブドウ品種 |
ソーヴィニヨンブラン100% |
コメント:
とあるオーストラリアのワイン卸がサンプルとして送ってきたもののうちの1本。
2023年2月時点では日本国内で流通していないもの。
色は比較的薄いグリーンのニュアンスを伴うもの。
無濾過原酒の日本酒と言われてもあまり違和感ないほど透明感が高い。
粘度はそれなりにあり、グラスの縁には脚がゆったりと伝わり落ちていく。
香りはそれほど強くはないが、鼻を近づけるとしっかりとしたハーブ感と共にグレープフルーツを思わせるような爽やかな酸を伴う柑橘系の香りやソーヴィニヨンブランらしいジューシーなパッションフルーツやパイナップルのような香りを感じられる。
香りから受けるパワフルな印象とは異なり、アタックの印象は柔らかで優しい。
優しく感じられる甘味は果汁100%で作ったようなフルーツグミを思わせる豊かな果実感ながらしつこさはない。
しばらくするとフレッシュな酸が顔を出して甘味で口の中が満たされる前に洗い流し、味わいをシャープにする。
余韻もシャープでキレが良く、口の中にはしばらくの間フレッシュな酸とブドウの種子を思わせるような苦味がアクセントを残していく。
ただ時間の経過と共に苦みと酸味が収まり濃厚な甘味が一気に増してくるのでフレッシュ感が気になる場合には抜栓後1時間程度で飲むのが良さそう。
抜栓直後のハーブとたっぷり柑橘系果物を入れたデトックスウォーターのような印象から時間の経過と共に濃厚な甘味に変化する味わいが楽しめる。
<アルコール度数12.5%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
透明 |
色の濃淡 |
淡い |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
グリーンイエロー |
香り |
強さ |
ほどほど |
果実感 |
グレープフルーツ、パイナップル、パッションフルーツ |
香辛料 |
バジリコ、オレガノ |
化学臭 |
ミネラル感 |
味わい |
アタック |
心地よい |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
十分 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
コスパ |
★★★ |
総評 |
★★★☆ |
この日は連子鯛を使ったアクアパッツァと合わせてみた。
味付けは非常にシンプルに塩コショウとオリーブオイル、そしてローズマリーのみを使用。
それもあって味わいも素材の味わいをしっかりと感じられる料理に仕上がった。
鯛そのものが癖が無く、ガッツリ火を通すというよりは蒸して火を通しきったような感じで仕上げたこともあり、身はジューシーでフワフワとした食感になった。
オリーブオイルの甘味やローズマリーの風味とワインのハーブ感や果実感がとてもよくマッチする。
少し強めの酸と苦味がオリーブオイルの油感を和らげていることもあり、料理もワインもどんどん進んでしまう。
味わいに少し特徴のあるワインなのでアヒージョなどの油を多く使った料理や銀ダラの西京漬などとの相性も良さそう。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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