名前:二代目 拉麺大公 花
場所:〒233-0001 神奈川県横浜市港南区上大岡東2-2-1 上大岡東テナントオフィス
地図はこちらからどうぞ
交通手段:京浜急行線 上大岡駅 徒歩3分
営業時間:11:30~15:00、18:00~22:00 毎週月曜日
また行きたい度:=☆☆☆=味噌の甘味とコクに焦がし風味とニンニクのパンチが効いたスープにたっぷりシャキシャキ野菜が盛られたこだわりの「焼き味噌ラーメン」
外部リンク:二代目 拉麺大公 花の食べログページへのリンク
備忘録:
(2023/02/27記載)
2023年1月下旬の休日の昼食時に訪問。
こちらのお店は南太田に本店のある焼き味噌ラーメンの2号店。
南太田の本店は以前行った事があるのだが、甘味を強く感じられる濃厚な焼き味噌ラーメンの味わいがなかなか美味しかった。
そのお店の2号店が上大岡にあるということで以前から上大岡エリアの行ってみたいラーメン屋さんリストの中の上位に入っていたこちらのお店に行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
お店は京急上大岡駅から3分程度の場所にありなかなかの好アクセス。
京急上大岡駅の改札を東口に出て階段を上がったら右方向。金沢文庫方面に線路沿いに歩き、一つ目の信号がある交差点の左側にある。
以前に食べに行った上大岡の高評価ラーメン店である「G麺7」に向かう途中にあるようなイメージ。
駅からは遠くないのだが、お店に続く道の歩道が狭い割には交通量が多いので東口経由で行く場合は注意して歩く必要がある。
こちらが店舗外観。
お店はラーメン店だけではなく、溶岩焼の肉バルが併設している面白い造りになっている。
向かって右側が今回お目当てのラーメン店、左側が肉バルのお店になっている。
<混雑状況・店内の様子は?>
この日は休日ではあったがあえて時間をずらして14時近い時間帯の訪問。
ということで流石に店内には先客はほぼ無し。
カウンターが5席、2名と4名掛けのテーブル席が合わせて14席とトータルキャパは20席程度の広さだが、先客は1名のみであった。
ただ、その後は続々と来店し、最大で8割程度の客入りになったタイミングもあったので、週末は来店時間をずらしても運次第といったところ。
なお店内はいわゆるラーメン店の雰囲気とはちょっと異なる木をベースにした落ち着いた雰囲気で家族連れでも気軽に利用できるような造りになっている。
隣席との間が広めにとられた店内は1名用のカウンターや小人数向けの2名掛けテーブル、家族連れ向けの4名掛けテーブルと色々なシチュエーションで利用できるような雰囲気。
<オススメのメニューは?>
こちらのお店は焼き味噌ラーメンが推しメニュー。
その焼き味噌ラーメンの派生メニューとして白湯焼き味噌やニンニク味噌があり、全く毛色の違う焦がし醤油ラーメンやコク塩も加わりラーメンは計5種類がベーシックメニュー。
これに加えて味噌つけ麺や限定系メニューが数種類ラインアップされている。
サイドメニューも充実しており肉飯やネギメンマ飯、日替わり丼などのあり、気分に色々な組み合わせでメニューを選ぶことが出来る。
ただ、やはりこちらの店は「焼き味噌ラーメン」がテッパンなので、久しぶりということもあって今回も前回の本店同様に迷わずに「特製焼き味噌ラーメン(1300円)」をオーダーした。
店内入ると少し奥の左側に券売機がある。
オススメメニューは一番上に大きいボタンで表示されているが、こちらは全てのトッピングが入った「特製」メニュー。
トッピング増しになっていない普通メニューやコク塩、つけ麺、限定系は下の普通サイズのボタンのところに並んでいる。
また、中段には追加トッピング、下段には丼もののメニューもあり、初めての利用だとボタンの数やPOPの数の多さに少し悩んでしまうところ。
食券をスタッフの方に渡すと座る席を指示されるのでそちらで座って待つ。
各テーブルにはお店のこだわりが書かれたPOPが貼られているので、オーダーした料理がどのようなこだわりを持って作られているのかを見て待つのもよし。
素材へのこだわりが書かれたPOPを見ながら待つこと10分弱で着丼。
こちらのお店はオーダーが入ってから1杯ずつ鍋を振って作っているので、普通のラーメン店よりは少し時間がかかっているような印象。
こちらが「特製焼き味噌ラーメン」。
たっぷり野菜の上には厚くスライスされたチャーシューが3枚とその上には刻みネギと生姜、そして丸々1個の味付け玉子が乗っており、見た目のボリューム感もなかなかのもの。
まずはスープを一口頂くが、表面にはしっかりとした脂の層がありアツアツの状態を保っている。
その脂の層をスープとしっかりと混ぜて頂くが、本店同様に味噌の甘味をしっかりと感じさせつつ、焦げの香ばしい味わいとニンニクのパンチが効いた味わいは濃厚でこってりとしたタイプ。
ただ、いわゆるガッツリ濃厚味噌やクリーミー系味噌という感じではなく、味噌と肉をしっかり鍋で煽って丁寧にブレンドした基本に忠実な味噌ラーメンでスープだけでも一つの料理になりそうな味わい。
さて、シャキシャキに仕上げられたもやしや玉ねぎを食べながらメインのチャーシューも頂くがこちらは長さが10センチ少々、厚みは1センチ弱くらいの脂身と肉の割合が半々のものが3枚入っており存在感を放っている。
柔らかい食感は箸でも簡単に切れてしまうタイプのものだが、味わいは比較的アッサリめ。
煮汁が良く染み込んだパンチのあるチャーシューではないので若干物足りない気もするが、逆にこのボリューム感で3枚入っているとかなりの量になるのでこれくらいの味付けの方がしつこくなりすぎずに良いのかも知れない。
味玉は半熟に仕上げられており、醤油ベースのタレの味わいが程よく染み込んでおり美味しく頂ける。
こちらの麺は特徴的。
黄色の色合いがとても強い玉子麺のようなタイプ。
やや太めの縮れタイプの麺でプリプリっとした食感が特徴的。
また、スープから麺を引きずり出すと、スープの油がしっかりと絡み、とてもボリューム感のある味わいとなる。
こちらは同行者がオーダーした「特製焦がし醤油ラーメン」。
トッピングや麺は同じで異なるのはスープの味わいのみ。
スープは文字通りシンプルに醤油で仕上げたスープに焦がしネギやニンニクの風味を加えたもの。
これはこれで美味しいのだが、味噌のインパクトのある味わいを頂いた後だと少々味がぼやけてしまう。
<まとめ>
今回も南太田本店訪問時と同様に「特製焼き味噌ラーメン」をオーダーしたが、やはりその味わいは本店同様に非常にレベルが高い。
本店同様に味噌の甘味をしっかりと感じさせつつ、焦げの香ばしい味わいとニンニクのパンチが効いた味わいは濃厚でこってりとしたタイプながら、いわゆるガッツリ濃厚味噌やクリーミー系味噌という感じではなく、味噌と肉をしっかり鍋で煽って丁寧にブレンドした基本に忠実な味噌ラーメンでスープだけでも一つの料理になりそうな味わい。
そのインパクトのあるスープにやや太めの縮れタイプの黄色の色合いがとても強いプリプリっとした食感が特徴的な麺が合わせられている。
この麺をスープから引きずり出すと、スープの表層の油がしっかりと絡みとてもボリューム感のある味わいとなる。
ただ、個人的にはチャーシューが3枚と煮卵が入った1300円の特製ではなく、シンプルな「焼き味噌ラーメン」(950円)でも十分に楽しめるという印象であった。
初回訪問時は間違いなく「焼き味噌ラーメン」がオススメだが、2回目以降は物珍しい限定系などにもチャレンジしてみたい。
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二代目 拉麺大公 花 (ラーメン / 上大岡駅、港南中央駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6
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