購入場所 |
エノテカ御殿場アウトレット店 |
購入日 |
2022年09月07日 |
購入金額(税込み) |
1881円 |
テイスティング日 |
2022年11月06日 |
ワインデータ:
国名 |
フランス |
地域 |
ラングドック・ルーション |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2020年 |
ブドウ品種 |
ピノノワール |
コメント:
毎回、山梨に行く際に必ず立ち寄るこちらのお店でスタッフの方に薦められて購入したもの。
定価だと2000円強ではあったが、まとめ買い特典として少し安く1900円弱で購入。
色は赤紫色でピノらしい色ではあるが、フランスのピノにしてはかなり濃いめ。
濃く輝きのある色合いはどちらかというとニューワールド系のピノを想像させる。
粘度はしっかりとあり、グラスの縁には長い脚がたくさん見られる。
香りはそこまでしっかりと香るタイプではないが、グラスをスワリングすると周囲にはジューシーでフレッシュな果実の香りが漂う。
グラスに鼻を近づけると、ピノらしいジューシーでフレッシュな赤い果実をぎゅっと濃縮したようなチャーミングな香りをしっかりと感じられる。
その果実系の香りに加えて、僅かにシナモンのような香辛料のニュアンスやハーブ系のエッセンスも見え隠れする。
アタックは酸よりも赤い果実のフレッシュな甘みを強めに感じられる。
太陽のもとでしっかりと熟した上質な取り立ての果物を想像させる味わいの後にはピノらしいしっかりとした酸の味わいが中盤に繋がる。
その後、その酸の味わいがいつの間にか若いタンニンの渋みへとシームレスに繋がっていくが、余韻はとてもスッキリ。
果実の甘みが口の中に残るというよりは、ピノらしいフレッシュな酸の刺激とタンニンの存在感がしばらくの間舌先を刺激しながら口にとどまるようなイメージ。
軽やかでライトな味わいにフレッシュで少し刺激的な酸のアクセントが加わった軽快ながらも主張はする太陽の元で飲みたいピノ。
<アルコール度数13%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
中庸 |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ルビー |
香り |
強さ |
ほどほど |
果実感 |
ストロベリー、木苺、さくらんぼ |
乾燥果実 |
乾燥イチジク |
香辛料 |
ミント、クローブ |
味わい |
アタック |
爽やか |
甘辛度 |
辛口 |
酸味 |
爽やか |
タンニン |
適度 |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★ |
コスパ |
★★★ |
総評 |
★★★ |
この日はハヤシライスと合わせてみた。
意外に合わせるワインに悩んだのでちょっとカンニングをして味見をしてみたところ、思った以上にトマトのフレッシュな味わいが強く効いており、そこまでソースの複雑な味わいや肉の風味がガッツリというものではなかった。
当初は少し熟成させたメルローあたりが良いかもと思いながら悩んでいたが、この味見で一気に方向転換してこちらのピノと合わせてみることにした。
さて実際の相性だが、思った以上に良い。
ワイン単体だと甘酸っぱい果実感よりもシャープな酸の方が少し勝っている感じがするのだが、食事と合わせると不思議とその酸がまろやかになり、ピノの甘酸っぱさがより強調される一方でワインは食事を邪魔しない。
まだ出来立てで寝かせる間も無く食べた料理ということもあって味が落ち着いていないのが返って今回のワインとの相性が良かった理由の一つかもしれない。
他の料理であれば定番のラム肉のグリルやシャルキュトリーなどがピッタリ合いそうなイメージ。
<マリアージュ指数:4美味しくマッチ>
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