インターコンチネンタル横浜 Pier 8宿泊記 (2022/12)


名前インターコンチネンタル横浜 Pier 8

場所:〒231-0001 神奈川県横浜市西区新港2-14-1
地図はこちらからどうぞ

交通手段:みなとみらい線 馬車道駅 徒歩10分

また行きたい度:=☆☆☆☆☆=46平米のゆったりとした上品でエレガントな客室で大人なひとときを過ごせるホスピタリティーが半端ないラグジュアリー系ホテル

外部リンクインターコンチネンタル横浜 Pier 8の公式ページへのリンク

備忘録

(2023/03/09記載)
2022年12月下旬の平日に再び利用した。
みなとみらいエリアのラグジュアリー系ホテルに色々宿泊した中で、個人的にはこちらのホテルが設備・ホスピタリティーの面から総合1位だと思っていることもあり定期的に利用している。

こちらのホテルはスイート、プレミアム、クラシックの3タイプをベースとして、一番スタンダードなクラシックは眺望を指定できるハーバービュー・みなとみらいビューの設定、最上階のクラブフロアに位置するスイートルームはシグニチャースイートとコーナースイートの設定があり、客室タイプとしてはトータル5タイプのバリエーションとなっている。
なお、プレミアムとクラシックは専用ラウンジにアクセス可能なホテル最上階に位置するクラブルームも選択できる。

こちらのホテルで過ごすならば非常にゆったりと作られたバスルームのあるプレミアムタイプの部屋で過ごしたいところなのだが、予約したタイミングの問題なのか空きがなく、眺望指定の出来ない「クラシック」での予約とした。


こちらがホテルの外観。
商業施設の「ハンマーヘッド」と同じ建物にあるため、みなとみらいのホテルにしてはあまりホテル感のない造りではあるが、逆にその小ぢんまりとしつつも高級感のある造りがみなとみらいエリアでは貴重な存在。


エントランス前にはドアマンが常に待機しており、宿泊である旨を伝えるとすぐにエントランスを開けて中に案内してくれる。
こちらの螺旋階段を通っても良いのだが、スタッフの方がエレベーターを呼んでくれるのでそちらでロビーエリアのある2Fに向かう。


エレベーターを降りると目の前には間接照明をふんだんに使った上品でオシャレな空間が広がる。
そしてドアマンから連絡を受けているスタッフの方が待機しており、すぐにロビーエリアにあるソファーでチェックインの手続きが開始される。


なお、2Fにはカフェコーナーもあり、このエリアが朝食の会場となる。


開放的な窓からはみなとみらいエリアの海を臨む事が出来る。

さてチェックインを済ませると、今回は4Fの436号室をアサインされた。
ロビーからエレベーターで上がりアサインされた部屋へ向かった。


エレベーターにはセキュリティーは設けられておらず、館内利用者であれば基本的にどの階にでもアクセスは可能。


但し、エレベーターホールを出て客室エリアに向かう際にドアキーをかざさないと開かない自動ドアがあるのでそちらでセキュリティーが確保されている。


こちらのホテルは一般的な長方形の形をしているが、客室のある3Fより上階は客室がロの字型に配されており中央部分は中庭としている贅沢な造りになっている。


客室に向かう通路は白系を基調とした明るくもオシャレで上品な雰囲気になっている。
また、一部の場所には窓が配されており、中庭を臨む事ができる。


こちらがホテルの見取り図。
長方形でロの字型に部屋が配されいている。
中央部が吹抜けになっており、クラシックの客室は基本的には建物の外周部に配されている。
なお、建物左側がみなとみらい方面、右側が山下公園方面となっており、今回宿泊した「クラシック」は建物下側の馬車道方面を臨む部屋であった。
こちら側は道路や商業施設に面していることもあって、カーテンを開けっぱなしだと少々気を遣うので、開放的に部屋で過ごすのであれば建物北側のハーバービューが良いかも知れない。
今回は予約が取れなかった「プレミアム」は建物内側に配されておりみなとみらいの景色は楽しめないが、その分部屋も広くホテルの室内で上質な時間を過ごすことが出来る。


ドアを開けて部屋に入ると、目の前には広いポーチが広がる。
ここがコートなどをかけるクローゼットやトランクを置くスペースとなっている。


そのポーチから目を右にやると客室へと続く通路が見える。


そして、正面は水回りへと続いており、その奥には客室が見える。


入口から右側に進んで客室に入った場所から撮った写真。
間接照明を駆使したとても上品でエレガントながらも変に肩肘を張らないオシャレな空間。


ベッドの両サイドには部屋全体の明かりをコントロールできるリモコンやコンセント・USBも装備されており、枕元でのスマホの充電もばっちり。


そしてその先の窓側にはタイル張りのリビングエリアがある。


こちらはバーコーナーの写真。
写真は開いた状態のものだが、両サイドの扉を閉めると大きなトランクケースのようなデザインになっている。


グラスはフルートグラスとツヴィーゼルのワイングラス、そのほかにエスプレッソやお茶用のグラスがしっかりと準備されている。
また紅茶がTWGなのも嬉しい。


こちらがミニバー。
ラグジュアリー系ホテルと言えど、最近はこれだけ充実したミニバーはあまり見ない。


そして驚くことにミニバー内のソフトドリンクは全て無料というサービスもとてもありがたい。


バーコーナーの横にはオットマンとコーヒーテーブルのあるソファーが配されており、エスプレッソマシーンで淹れたエスプレッソを飲みながら新聞を読める優雅なエリアになっている。


なお、PC等を使った作業が出来るよう、コーヒーテーブルとは別にもう一つしっかりとしたテーブルが準備されている。
コンセントも近くにあるので充電しながらの作業も可能。


こちらは客室部分をバーコーナーから撮った写真。
写真左側が入口へ続く通路、右側奥がバスエリアに続く通路になっている。


こちらは窓からの景色。
窓は掃き出しになっているのでカーテンを開ければ外の景色が一望できる。
今回はクラシックルームということで馬車道側をアサインされたので特に景色が良いというわけではないが、周囲には視界を遮る建物が無いので全く圧迫感は無い。


まどから身を乗り出して少し方向を変えればみなとみらいエリアを臨むことも出来る。

さて、客室側からバスエリアに足を運ぶと、目のまえにはとても優雅なスペースが広がる。


こちらが洗面エリア。
左側にはボウルが一つではあるが大きな洗面台があり、右側にはシャワーとバスタブがある。


洗面台には大きな鏡が置かれており、床と壁はタイル張りと、とてもオシャレで大人なイメージ。


こちらはアメニティー。
最小限のものが準備されているという印象。


こちらがバスタブとシャワーブースの写真。
全面ガラス張りになっており、客室側が見える開放感のある造りになっている。
バスタブとシャワーブースが別々にあるわけではなく同じスペースにあるが、広さはしっかりと確保されているので優雅に使える。
また、レインフォール型のシャワーも設置されている。


なお、このガラスは洗面台の後ろにあるスイッチ一つで瞬時に曇りガラスに変える事が出来る優れもの。


そしてトイレだが、こちらは水回りのエリアから離れた場所に独立して造られているので2名で宿泊した際も水回りとトイレを同時に使えるのでありがたい。
トイレの中にも小さな洗面台が設置されている。


アメニティーは以前宿泊した際に使われていた「Agraria」から変更されており、「Byredo」のものが準備されていた。
外国のラグジュアリー系ホテルのシャンプーやリンスはこういう香り、というようなベルガモットやシダーウッドの香りが特徴的なエレガントなもの。
とても良い香りなので一般購入出来るのか確認したところ、購入出来ることはできるのだがその金額に驚いたほど。

やはり何度利用してもホテル全体の雰囲気、客室の雰囲気は上品でエレガント。
ホテルのサイズ感も大きくなく、また、みなとみらいの一番賑やかなエリアから少し外れた場所にあるので落ち着いて過ごすことが出来るのもとても良いポイント。
そして全てのスタッフの方のサービスレベルが非常に高く、とにかく気持ちよくホテルステイを楽しむ事が出来る秀逸なホテル。
こちらのホテルに泊まったならばみなとみらいの最もにぎわうエリアの観光はさておき、ホテル横にある商業施設「マリンアンドウォークヨコハマ」近辺でゆったりと時間を過ごすのが大人なホテルステイを楽しみたい。

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