中華そば ひらこ屋 東京ラーメンストリート店 (2022/12)


名前:中華そば ひらこ屋 東京ラーメンストリート店

場所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 B1
地図はこちらからどうぞ

交通手段:JR東京駅 八重洲口直結

営業時間:10:00~22:30 無休

また行きたい度:=☆☆☆=エグミを一切感じさせないピュアで透き通るような煮干しスープに太麺を合わせた青森県の煮干しそば専門店

外部リンク中華そば ひらこ屋の公式ページへのリンク
備忘録

(2023/01/06記載)
2022年12月下旬の平日の昼食時に訪問。
この日は東京駅界隈に用事があったのだがその合間にサッと食べられるお店を探してみると意外とストックが無いことに気付く…。
そんなときはラーメンに限る、ということで東京駅界隈に何か所かある有名ラーメン店が集うエリアのうちの一つ「ラーメンストリート」に行ってみることにした。
こちら常設店として出店している店の他に日本各地の話題のラーメン店が入れ替わり期間限定で出店する枠もあり、今回はこちらのお店がその枠で出店していたので行ってみることにした。

<お店の場所はどこ?>
場所は東京駅の八重洲口の地下中央改札を出て一本目の通路を右側に50メートルほど歩いた左手一帯にある。
東京ラーメンストリートには計8店舗が出店しているが、今回のお目当てのお店は駅改札に近いところにある「斑鳩」の横にある。
なお、同じ八重洲口側には「ラーメン横丁」という名前の同じようなラーメン店が集うエリアがあるので間違えないように注意が必要。


こちらが店舗外観。
ラーメンストリートの中でも一番通路側に近いところにあるので、ラーメンストリートが見えたら中をキョロキョロと見回せばすぐに見つかる。

<混雑状況・店内の様子は?>
この日は平日の11時40分頃とかなり微妙な時間帯に到着してしまったが、予想通り平日ながら列が出来ている。
まずは入口近くにある食券を買ってから列に並ぶスタイルなので購入してから店の前の入店待ちの列に並ぶが既に8名が待っている状況であった。
列にはポイントポイントごとに入店までの目安時間が書かれており、今回並んだ8人待ちの位置で15分待ちが目安ということであったが、ほぼその目安通りに店内に案内された。
なお、平日であれば12時を過ぎても10名程度が待っているという状況なのでそこまで長時間待つという感じではなさそうであった。
店内はカウンター席がメインで20席程度のキャパとなっており、席が空くと店先にいるスタッフの方が食券を回収しつつ人数に応じて着席する席を案内するスタイルになっている。


こちらが店内の写真。
カウンター席がメインとなっており比較的一人客が多い印象。
なお、写真には写っていないが、左側にはグループ客向けのテーブル席もいくつかある。

<オススメのメニューは?>
こちらのお店は煮干しベースの中華そばの店ということで、メニューは煮干しスープの中華そば一択。
但し、スープは濃口とあっさりを選ぶことができ、それぞれのスープによって選べるトッピングが異なる。
また、サイドメニューには煮干しの煮汁で仕上げた「ニボ炊きご飯」などもあり、とにかく煮干し愛が半端ない。
事前にメニューと写真をみて「あっさりバラ煮干しそば」のはみ出るチャーシューのビジュアルが印象的ではあったが、この日はあっさりよりも濃口のラーメンが食べたかったので「濃口特製煮干しそば(1300円)」をオーダーすることにした。


メニューはシンプルに煮干しベースの中華そばのみ。
濃口かあっさり系かは選べるのだが、スープによって選べるトッピングが変わったりするので写真を見ながら選ぶのがオススメ。
サイドメニューとして300円で手間暇のかかったご飯ものが選べる。
なお、店先右側にある券売機で食券を買ってからから列に並ぶスタイルになっているので要注意。


15分程並んでから席に案内されたが、各席の前にはこちらのお店で使っているこだわりの食材リストが張られている。

食材リストを見ながら待つこと5分少々で着丼。


こちらが「濃口特製煮干しそば」。
程よく濁りのあるスープはあまり獣系の脂の雰囲気はなく、あくまで煮干しが前面に出ているイメージ。
そのスープの上にはチャーシューが5枚、刻みネギと玉ねぎに煮玉子が一個にとろろ昆布がトッピングとして乗っており、その下から太めの麺が顔をのぞかせる。
スープは煮干し以外全く使ってないピュアな風味で独特の魚のエグミは一切感じられない。
煮干しの風味がしっかり濃いめに主張していて煮干し感はガッツリと感じられるが、不思議とあっさりとしている。
全体的には濃旨的な派手なインパクトはないが、逆に上品で上質な味わいは素材の旨味を十分に活かしていることのあらわれ。
途中で味変として刻み玉ねぎをスープと一緒に頂くとまた違った雰囲気を楽しめる。

一方のトッピングたちだが、特製だけありチャーシュー5枚、煮玉子が1個となかなかのボリューム感。

チャーシューは3ミリ程度にスライスされており生姜で肉の臭みを消しつつ比較的あっさりした味付けに仕上げられている。
トロトロ系ではなく、脂身も程々入っているもののどちらかというと肉感が強いタイプ。

煮玉子は醤油感がしっかりとしたもので半熟に仕上げられている。

一方のメンマは一口食べてそのこだわりに驚いた。
テーブルに貼ってあるこだわりの食材リストに書かれてはいたが、かなりしっかりとした燻製感が印象的。
メンマだけでご飯が食べられるのではないかと思えるクオリティーであった。


麺はやや太めストレートタイプ。
食感にはややもちもち感があるがその他には際立った特徴はないタイプ。
ただ、逆にこのくらいシンプルな方が素材のピュアな味わいを活かしたスープによく合うのかも知れない。
ややスープを吸いやすい感じもあるので、サイドメニューをオーダーしたときには先に麺を食べきってしまうのもありかも知れない。
なお量は特に多い・少ないという感じはない至って普通のボリューム感であった。

<まとめ>
今回は濃旨系のだくだく煮干しスープを想像して「濃口特製煮干しそば」をオーダーしたが、想像とは違った比較的スッキリとした味わいだった。
だが、スープは煮干し以外全く使ってないピュアな風味で独特の魚のエグミは一切感じられず、煮干しの風味がしっかり濃いめに主張していて煮干し感はガッツリと感じられるが、不思議とあっさりとしているなんとも癖になる味わい。
それに合わせる麺はやや太めストレートタイプ。
食感にはややもちもち感があるがその他には際立った特徴はないタイプではあったが、逆にピュアな味わいのスープに合わせるにはちょうどよいのかも知れない。
期間限定で青森から出店しているお店で本店のメニューを見てみたがチャーシューが丼一面に敷き詰められた「バラそば」や追い煮干しペーストが乗っている「ニボダク」のようなメニューもあったので、青森に行った際には是非訪問してみたいラーメン店であった。

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中華そば ひらこ屋 東京ラーメンストリート店ラーメン / 東京駅京橋駅二重橋前駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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