購入場所 |
オーケーストア(こちらから購入可能) |
購入日 |
2022年08月17日 |
購入金額(税込み) |
965円 |
テイスティング日 |
2022年09月22日 |
ワインデータ:
国名 |
チリ |
地域 |
セントラルリヴァー |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2021年 |
ブドウ品種 |
カベルネソーヴィニヨン100% |
コメント:
以前全くの別件でオーケーストアに行った際、こちらのスーパーのワインコーナーを色々見ていて発見したワイン。
大昔にこちらの造り手のグランレゼルバシリーズを飲んだことがあり、そのクオリティーの高さとコスパの良さに感動した記憶があったのでよくよく見てみると、こちらの商品はグランレゼルバの1つランクが下の扱いにあるレゼルバシリーズ。
ただ、通販サイトでも1300円前後するものが1000円以下で販売されていたので久しぶりに試してみることにした。
色はしっかりとした濃厚なカベルネらしい赤紫色。
粘度もそこそこあり、グラスの縁から脚がゆっくりと伝わり落ちていく。
グラスを軽くスワリングすると、周囲には力強くジューシーな香りが広がる。
その香りはミントや胡椒のようなスパイスの刺激を中心として、そこにブラックチェリーやカシスなどの黒い果実のしっかりと厚みのある果実感が加わる。
そこにわずかなスモーキーさが加わり、いわゆる甘味の要素は比較的控えめなタイプ。
一方の味わいはチェリーのシロップ浅漬けのような甘味と果実感を感じさせる比較的インパクトのあるアタックを感じる。
その後、程よい酸味と渋みが加わり、アタックで感じた味わいはカシスやブラックチェリーのようなよく熟した黒い果実を凝縮したような味わいに変わっていく。
余韻はほどよく長く、樽由来の風味と果実の旨味がしばらくの間、口の中に残る。
樽がガッツリ効いた果実感たっぷりのジューシーなニューワールド系のカベルネとは異なり、凝縮された果実の味わいをゆったり楽しめるどっしりと構えたパワフルマッチョなハイコスパカベルネという印象。
<アルコール度数13%>
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
輝いている |
色の濃淡 |
濃い |
粘度の高さ |
脚が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
ブラックチェリー |
香り |
強さ |
十分 |
果実感 |
黒すぐり、ブラックベリー |
乾燥果実 |
レーズン |
香辛料 |
ミント、クローブ、胡椒 |
味わい |
アタック |
心地よい |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
穏やか |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
コスパ |
★★★★ |
総評 |
★★★★ |
この日はワンタンの皮ラザニアと合わせてみた。
ラザニアより厚みは少ないが、その分カリッと仕上がるので時々お世話になるメニューの一つ。
ニンニクをたっぷりと使いつつも少し甘めに仕上げたトマトソースにたっぷりとひき肉を合わせ、チーズをかけてこんがりとトースターで焼き上げてみた。
料理そのものの味としては良いのだが、トマトの甘味が若干ワインのタンニンの渋みを変に誇張しているような気もしなくはない。
相性は決して悪くないのだが、わざわざこの料理とワインを合わせる必要があるかと聞かれると、合わせなくていいかもと答えるレベル。
カベルネの渋みは甘味に敏感なのかもしれないので、料理と合わせる場合にはテッパンメニューのステーキやバーベキュー関連の料理と合わせるのが良いかもしれない。
このメニューであれば、もしかしたらニューワールド系のピノのような程よいボリューム感のある味わいのワインの方が相性が良いかもしれない。
<マリアージュ指数:2いまいちの相性>
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