購入場所 |
うきうきワインの玉手箱<(こちらから購入可能) |
購入日 |
2020年04月01日 |
購入金額(税込み) |
2068円 |
テイスティング日 |
2020年04月17日 |
ワインデータ:
国名 |
ニュージーランド |
地域 |
マールボロ |
地区 |
N/A |
ヴィンテージ |
2017年 |
ブドウ品種 |
ピノノワール |
コメント:
通販まとめ買いをしたときに、最近ピノノワールを飲んでいないことのに気付き、久しぶりにニュージーランドのピノノワールを購入してみることにした。
お値段的にもまあまあ、産地もマールボロだしそれなりの味わいを期待しての購入。
グラスに注ぐとピノらしいきれいなすみれ色のワインは予想通りの華やかな香りをしっかりと感じさせる。
色合いは若干濃い目、粘度もそれなりに高く、グラスの縁をゆっくりと伝わり落ちていくようなイメージ。
香りは若干のスモーク感とともに甘酸っぱい赤い果実のニュアンスをしっかりと感じさせる力強さもある。
3年熟成ながらまだまだ若々しく、さわやかな酸が前面に出てきている感じがある。
一方で、口に含むとその印象は全く異なる。
熟した小さな赤い果実、干したレーズンなどのさらに凝縮した濃厚な甘味、続いて優しくもしっかりとした酸味が感じられる。
特徴的なのは舌ざわり。
とてもシルキーで滑らか。
中盤からは柔らかい酸のニュアンスがさわやかに鼻から抜けていく。
余韻は甘味と酸味がバランスよく感じられ、程よいタイミングで抜けていく。
値段の割にはなかなかレベルの高いワイン。
ピノの美味しさをしっかりと強調しつつも、酸味は少し抑え目に仕上げられていることもあって、「若いピノ」の酸が苦手な人でも美味しく頂ける。
インプレッション:
外観 |
清澄度 |
鮮やか |
色の濃淡 |
薄い |
粘度の高さ |
涙が出来る |
発泡度 |
無し |
気泡大きさ |
無し |
色調 |
すみれ |
香り |
強さ |
芳醇 |
果実感 |
木苺、さくらんぼ |
乾燥果実 |
乾燥イチジク |
焦げ臭 |
燻製 |
香辛料 |
ミント |
味わい |
アタック |
滑らか |
甘辛度 |
やや辛口 |
酸味 |
適度な |
タンニン |
穏やか |
キムラ的おすすめ度(5点満点)
★1点 ☆0.5点 |
味わい |
★★★★ |
コスパ |
★★★☆ |
総評 |
★★★★ |
この日はふるさと納税の返礼品だった佐賀牛のもも肉と合わせた。
すき焼き用の肉ということで、かなりさしが入っており脂たっぷり。
味付けはシンプルにトリュフ入りの塩のみ。
肉の味わいは「さすが」としか言いようがない。
箸で簡単に切れてしまうほど柔らかく、脂がたっぷり肉の甘味や味わいもしっかりと感じられる。
今回のセレクトは、このゴージャスな味わいと非常にマッチしており、肉の甘味とワインの甘味のバランスが絶妙。
若干強めの脂感も柔らかな酸が流すのではなくうまく中和してくれる。
お互いの旨味を引き立てあうなかなかのマリアージュ。
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