名前:玉那覇ウシ商店
場所:〒900-0033 沖縄県那覇市久米-7-17
地図はこちらからどうぞ
交通手段:ゆいレール 旭橋駅 徒歩10分
営業時間:10:30~16:00売り切れ次第終了 毎週日曜日
また行きたい度:=☆☆☆☆=仕込みの丁寧さを感じられるコクのあるスタンダードな魚介スープと食べて期待を裏切らない限定50食のツヤツヤしたきしめん状の自家製麺が美味しい沖縄そばの店
外部リンク:玉那覇ウシ商店の食べログページへのリンク
備忘録:
(2023/02/07記載)
2022年12月中旬の平日の昼食に利用。
この日は平日の午前中早目に那覇に到着することが出来たので、普段いけない平日の昼のみ営業している沖縄そばの店をピックアップ。
以前フラッと店の前通りかかり、その外観と「一日限定50食」という売り文句でブックマークしていたこちらの店が営業してそうであったので行ってみることにした。
<お店の場所はどこ?>
場所はゆいレールであれば旭橋駅・県庁前駅のいずれからもアクセス可能ではあるが、旭橋駅から向かった方が若干近い印象。
旭橋駅を川と反対側の出入口1方面に出て、ゆいレール沿いにそのまま県庁前駅方面に歩く。
一つ目の三叉路「泉崎」の交差点を左斜め前方面、東横インと公園の間の道を入って、そこからいき5つ目の交差点を過ぎた先左側に店舗がある。
公共機関でアクセスも悪くはないが、レンタカー等で訪問する場合はお店専用の駐車場が店の裏に1台分あるのでそれを利用してもよいし、付近には何か所かコインパーキングがあるのでそちらに停めても良い。
こちらが店舗外観。
味のある店舗の前にお店の名前が書かれた看板が出ているのだが、飲食店というよりは雑貨屋さんのような雰囲気の看板なので知らないと素通りしてしまう。
ただ、店の前には「限定50食」と書かれた看板が置かれているので、それを見ればこちらが沖縄そばの店ということがわかる。
<混雑状況・店内の様子は?>
今回は平日の11時45分に到着。
お店自体は10時半から営業しており、かつ限定50食でお店を閉めるということで出来るだけ早く行きたかったのだが飛行機が30分遅延したのでドキドキしながらこの時間に到着
少し建付けが悪く力を入れないと開かない引き戸を開けて店内に入ると間引きされて席数が4席となったカウンター席と4名掛けのテーブル席と1名掛けのテーブル席計10席程度の店内はほぼ満席。
木の床やアジのあるテーブル、ハイチェアーが配された店内はたまたま1人掛けのテーブル席のみが空いていたので待つこと無く入店。
丁度入れ替えの時間だったのか、その後は一気に客が総入れ替えとなり、食事を終えて帰る12時頃までは満席にはならないものの8割程度の客入りが続く感じであった。
こちらが店内の雰囲気。
使い込まれた木のテーブルやアジのあるカウンター席用のハイチェアーなど、雰囲気のある店内はカウンター・テーブル席合わせて10席程度のキャパとなっている。
<オススメのメニューは?>
こちらの店は沖縄そば専門店ということであって、沖縄そば、そーきそば、そしてゆし豆腐そばの3種類をベースにそれぞれ小・中・大のサイズをセレクト出来る。
また、ジューシーのついたセットメニューもあるのだが、今回は「そーきそば中 セット(950円)」をオーダーすることにした。
なお、こちらのお店は店内入って左側の壁にかけられている食券ならぬ「注文カード」から、食べたいメニューのカードを選んでスタッフの方に渡すという、なんとも不思議なスタイルになっている。
こちらがメニュー。
メニューは店内入って左側の壁に注文カードとしてかけられている。
壁にかかっていないカードのメニューは品切れということで、かかっているメニューか食べたいものを選んでカードをスタッフの方に渡してお会計をする。
なお、ゆし豆腐そばは数が少ないのか、「売り切れごめんなさい」の札も準備されているよう。
注文カードを取ってお会計を済ませて席について待つ事5分程度で着丼。
こちらが「そーきそば 中 セット」。
通常のラーメンどんぶり程度のサイズにそーきそばが、そしてセットのジューシーと漬物が提供された。
そーきそばは比較的透明度の高い、見た目からあっさり目の味わいを想像させるスープの下にはきしめん状の麺が、そしてその上にはトッピングとしてかまぼこが2枚、ブロック状のそーきが2つと刻みネギが乗せられている。
まずはスープを一口頂くが、予想通りのあっさり系味わい。
ただ、カツオのカエシがしっかり効いてるので薄さは全くなく、しっかりとコクを感じられ物足りなさはない。
澄んだ味わいでパンチや特徴的な味わいはなくとてもスタンダードなコクありスープで万人受けするスタンダードなタイプ。
そしてソーキだが、こちらは一般的なサイズで軟骨ではなく骨つきタイプのもの。
骨からの身離れはとても良くしっかりと煮込まれ柔らかい食感が印象的。
味付けは濃くもなく薄くもない程よい醤油ベースのもので、ほぐしたものをご飯にのせて食べたくなる。
麺は自家製麺ということで、見た目は平打ちの縮れタイプ。
輝きのある艶やかな色が印象的で厚みがあまりなくきしめんのような印象。
見た目は比較的スルっと食べられてしまうのかと思ったが、思った以上に食感がしっかりしたもので沖縄そばにしては珍しいタイプ。
手打ち感をしっかりと感じられ、文句無しに素直に美味しいと思える。
こちらがセットメニューのじゅーしー。
ひじき、刻んだかまぼこ、にんじん、刻みネギ、ほぐしたチャーシューなどが入っており、それらの味わいがしっかりとご飯に絡みシンプルながらとても美味しい。
じゅーしーというと、肉の旨味が強く効いていて濃口のものや、逆になんか物足りないと思うものが多い中、こちらのじゅーしーは色々な味わいが複雑に絡み合ってとてもバランスが良くあっという間に丼が空いてしまった。
<まとめ>
今回はそーきそば 中とジューシーを頂いたが、仕込みの丁寧さを味で感じられる食べて期待を裏切らない外さない沖縄そばという印象。
スープはシンプルな味わいながらカツオのカエシがしっかり効いてるので薄さは全くなく、しっかりとコクを感じられ物足りなさは全くない王道系の沖縄そばのスープになっている。
一方で、そこに合わせる麺はとても特徴的。
まるできしめんを思わせるかのような自家製メインは輝きのある色合いで思った以上に食感がしっかりとした沖縄そばには珍しいタイプ。
また、セットで提供されたじゅーしーも色々な具の味わいが複雑に絡み合ってとてもバランスが良くあっという間に丼が空いてしまった。
限定50食での提供ということで、確実に食べるのであれば平日・休日問わず開店時間直後に行くのが安全。
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