御湖鶴 無濾過生原酒 純米吟醸



購入場所
購入日 2022年08月15日
購入金額(税込み) 1760円
テイスティング日 2022年08月29日

日本酒データ:

地域 長野県
タイプ 純米
使用米種 美山錦
好み度(MAX五つ星) ★★★★

コメント:
長野県を訪れた際に必ず立ち寄る地元の酒屋でこちらの酒造の新しいお酒を見つけたので早速試してみることにした。
無濾過ながら色はクリアで艶やか。
粘度は低めでグラスをスワリングしてもスッとすぐにグラスの下に落ちていく。
香りはしっかりとしており、フレッシュな酸をベースに熟した果実のジューシーな甘味や、生酒ということもあってか僅かに酵母のニュアンスを齧られる。
日本酒感が控えめでフレッシュなので、万人受けするような香り。
飲み口はとても柔らかいのだが、たっぷり濃厚な米の甘味をしっかりとしたアタックと共に感じられる。
中盤からは少し舌先に刺激を感じられるようなフレッシュな酸のニュアンスもあり、ジューシーでしっかり飲みごたえのある味わい。
余韻にも米の旨味を十分に感じることができ、全体として濃厚な味わいながらも不思議とスイスイと飲めてしまう。
果実感を想像させるようなジューシーな米の旨味と共にフレッシュな酸も感じられる生原酒らしい濃厚な旨味を味わえる。
<アルコール度数16%、精米歩合50%>


この日は鶏肉と夏野菜のさっぱり漬けと合わせた。
一旦焼いた野菜をつけダレに漬け込み、それを鶏肉と共に合わせた料理は目はちょっと中華風な感じもあるが、味わいは純和風。
ダシの旨味と日本酒の甘味がとても相性よくマッチ。
ナスは少し濃いめの味付けなのが幸いしてか、日本酒のパンチのある味わいに負けず思いのほか油との相性がよく、お互いが甘味を強調しているような印象さえ受ける。
一方、酸味の強いトマトとの相性はいまいち。
日本酒が粉っぽく感じられるような違和感があるので、酸味が強すぎる食材と合わせるのは避けた方が良さそう。
比較的主張する日本酒なので、濃いめの食材と合わせた方が意外とマッチする可能性は高いかもしれない。
<マリアージュ指数:3可もなく不可もなし>

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